ホノルル・ダウンタウンの山手、ヌウアヌ・パリ一帯といえば、いわずと知れた怪談のメッカですね。1795年、ハワイ島から攻め寄せたカメハメハ大王の軍団と、オアフ島軍の決戦が行われたのがこのエリア。ヌウアヌ・パリの展望台のある高さ300メートルもの崖からも、多数のオアフ島の戦士が落ちて死んだそうです。
そのためこの一帯では、たとえば深夜、風にのってハワイアンの叫び声や棍棒で打ち合う音が聞こえてくるとか…。(古代ハワイでは特別のご馳走だった)豚肉を持ってドライブすると、飢えた戦士の霊が車にすがりついて車が故障するとか…。ヌウアヌ・パリ展望台の駐車場入口を、戦士の霊が守っていたとか…。とにかく、不気味な話が尽きないエリアなのでした。
先日初めて、車でヌウアヌの主要道路パリ・ハイウェイの隣を走る、オールド・パリ・ロードを通りぬける機会がありました。周辺は閑静な住宅地。なのですがその細い道の両側には大木が生えていて、こんもりとトンネルを作っている感じなんです。鬱蒼としており、なんだか森の中の小道を行くような雰囲気。太陽さんさんの昼間でありながら、なぜか少し怖くなるような道なのでした。
そういえばこのオールド・パリ・ロードに関しても、不思議な話を聞きましたっけ。一つは、ある人が肝試し風に深夜この道を走っていると、車の上に突然、バサッと大きめの木の枝が落ちてきて死ぬほど驚いたという話。
しかもその体験者が友人にその話をシェアすると、友人もまた、同じ場所で同じ経験をしていたというのです! 深夜のドライブ中、急に大きめの木の枝が落ちてきて…という全く同様の経験を。…なんだか目に見えぬ何かに「ここから出て行け!」と言われたかのようで、薄気味悪い話ではありませんか? もっとも、せっかく肝試しに来たなら怖い思いをさせてやろうか…と、どなたか親切な霊が協力してくださっただけ、かもしれないですが…。
ほかにもやはり深夜にこのあたりの小道を走っていて、行っても行っても堂々巡りしてしまって道から抜け出せなかったと言う話も聞いたことがありました。
いずれにしろ。深夜に用事もないのに、怖いもの見たさにここを通る人の気が知れません。私にとっては用事があっても昼間でも、なんだか行くのがイヤだな~と感じてしまう、オールド・パリ・ロードなのでした。
オールド・パリ・ロードは、気になっていました。でも歴史ある道を行ってみたい、いや、怖い・・・怖がりのわたしはや二の足を踏んでいました・・・写真を見ることができて嬉しかったです。
オールド・パリ・ロード、あちこちにハイキング道の入り口があるようで、人がたくさんいる一角もあったんです。
車の往来もあるんですが、私は車に乗りながらも、何だか不気味に感じてしまいました。
この後、竹林の中を少し歩いたのですが、古いヘイアウもあり…。詳しくはまた今度~!
でもやっぱり怖い、でも行きたい!
竹林散策? 次号フラレアに書こうかな~という予定です。
こんなところにこんな遺跡が…という内容なので、どうぞお楽しみに~!
誰もいない駐車場にうごめく多数の人の気配に驚いて、
車で逃げる途中、立ち木に衝突して車を廃車にしたそうです。
怪我はなかったようなので良かったのですが、やはり面白半分で行っちゃ行けない場所なんですね。
無人の駐車場に人のうごめく気配?
それはナイトマーチャーだったりして…。だとしたら気配だけでよかったですね~。見たら最後、ですから。
それにしても車が廃車になるほどというと、そうとうスピードが出ていたのでしょうか。
相手が木でよかった。
それとも。ヌウアヌの一帯は、「木」に要注意、なのでしょうか???(木がまるで意思を持っているかのよう…)