今日はくだらないネタで失礼します。
昨日、ダウンタウンの郵便局に行ったのです。で、フと、目の前の若い白人男性の足元を見てギョッ!!! 膝下に、まるでお経のような、漢文調のタトゥーが施してあったからです。両足のタトゥーは、異なっていました。
ハワイには変な漢字のタトゥーをしたロコがたくさんいるのは確かですが(気の毒なことに、間違った意味合いを教えられて彫っちゃったの? みたいな)、こんな、違う意味でギョギョギョ! としたタトゥーを見たのは初めてです。ずいぶん本格的な漢文だこと...。これまで見た漢字は、愛、とか努力、とか最高、とか、日本では絶対見ない類のタトゥーでしたが...。いったいどういう意味があるのだろう。
この方の足をひと目見て、つい「耳無し芳一の話」を思い出しちゃった私です。
...とはいえ、本当にお経の一節だったりして...御守りの意味があるんだったりして...。
どなたかわかったら、教えてください!
郵便局のTatooが刻まれた意味ですが、ありません。
漢字の形の面白さでTatooに取り入れる人が多いのですが、殆ど当て字状態です。
なので、ご本人の名前だったり、好きなアーティストの言葉だったりしますし、ジェームスを当て字にすると、慈獲霧洲なんてことにもなります。
より面倒な漢字を使うわけですが、漢字圏の国の人ならばちゃんとした漢字のTatooが出来るのですが、漢字圏以外の国の人がやると、あれ?こんな漢字あったかしら?なんてこともあるんです。
今まで見せてもらったTatooで、一番凄いと思ったのは一族の家計図を左右の腕に彫っていた人。
右に今までの祖父母から両親、兄弟、自分までの家系図で左側に結婚して出来た新しい家族の家系図を彫っていました。新しい家族が出来て子供に居るのに、なぜか一人でハワイに旅行に来ていた彼は・・・今どうしているかな??w
アオラニさんはこのタトゥー、意味ナイと思いますか?
なんかお経の1節のような長いものだったので、すごく気になりました!
日本で英語を彫る時も同じことが起こるかもしれませんが、ほんとになぜ、ネイティブスピーカーに内容を確認しないのでしょうね。
タトゥーは一生ものですがね!
家系図のタトゥー、文字ではないのですが、ハワイで家系に伝わる紋様というのは入れていた方、見たことがあります。
また家系にまつわるデザインのみ入れる、という彫り師もハワイにはいらっしゃいます。
その場合には、あらかじめタトゥー希望者に、祖先のリサーチをさせるんだそうですよ。
この画像の方のtatooは、漢字圏の人間からすれば、意味があるのじゃないの?と思われますが、文字全体が読み取れないため、意味がないと僕は考えました。
確かにtatooは一生ものですが、tatooをしている方々は、消せないということよりもファッションの一部だったり仲間内での流れのようなもので入れるのでそこまでこだわっていないようにも感じます。
ネイティブに聞けば!と思うのは当たり前ですが、ネイティブにちゃんとした意味のある当て字と言うか、ちゃんとした漢字を依頼すると結構な金額を請求されると聞いたことはあります。
ただし、日本語と中国語の漢字では、形が違うため、彫師さんたちには、区別が出来ないそうです。
日本人の方には、tatoo=(ヤ)関係の方と言うイメージが強いので、意味が有る物と考えられるようですが、意味のないものも多いですよ。
極端な話をすれば、最近日本人の子供の名前読めないキラキラネーム的な感覚ではないでしょうか?
ハワイアンの家系紋様のtatoo彫師さんは、Kahuna(マイスター)なので、その人の家系の紋様と違う紋様を身体に刻むことは呪術になりかねないため、細心の注意を払うようなことを聞いたことがあります。
ハワイでも確かに近年、タトゥー店がものすごく増えています。
フツーにあちこちに存在していますよね。
チャイナタウン周辺もしかり。
彫るもののサンプルっぽいものが店にはいろいろあって、そのなかにヘンな漢字のサンプルが間違った意味と一緒にファイルされていたり…。
どうしてそういう、ただの店のサンプルを、100%信用してしまうのかな~と私は思います。
親切な中国人のおばさんとか、わたしの回りにはいくらでもいるのですが。日本人のおばさんも!
そういう人に一言聞くのなんて、もち無料というか友情ですがねえ。
確かに、日本で横文字を当て字で表現した子供の名前が増えてるのと、似ているといえば似ているかもしれませんね。