晴天の続いているハワイ。今朝も朝からアラモアナビーチに行ってきました~。
…と、海を見ながらついつい思い出してしまったのは、今日の朝刊の、ハワイの鮫の事故についての記事。昨年12月にマウイ島でホオジロ鮫に襲われた男性のインタビューと、鮫の事件の統計を組み合わせた、なかなか刺激的な記事でした。
それによると昨年、全米で一番、鮫の襲撃事件が多かったのはフロリダ。件数は28件でした。ついでハワイ(8件。死者はゼロ)、その次がサウス・カロライナ州(4件)、そしてカリフォルニア、ノース・カロライナ(各3件)と続きます。ちなみに、オーストラリア全体では12件だったそう。
統計を見ながら特に私が恐ろしく感じたのは、ハワイの事故の中では、マウイ島での事故がダントツに多い事実です。過去10年に起きたハワイ全体の鮫の事故のうち、42%がマウイ島で起きたとのこと。人口がはるかに多いオアフ島では23%なので、マウイ島ではやけに鮫の事故が多いことがわかりますね。
マウイ島の過去10年間の鮫の総数は87件なのですが、そのうち5件では死者も出ています。ほかの島では、過去10年間、一度も死者は出ていないのですが…。
マウイ島で鮫の事故が多い理由については、島周辺の海の深さとか地形とかによるもの…と考えられているよう。ザトウクジラが冬になると出産に集まるような、深いけれど穏やかな海など、マウイ島には(観光客だけでなく)クジラも鮫も惹きつけてしまう魅力が何かあるのでしょうね。鮫やクジラまで「マウイ・ノ・カ・オイ」な~んて思っているのカモしれません。
…海は大好きですが、名画「ジョーズ」以来、本気で鮫がコワイ私。ハワイにも言霊という言葉があるので、海では絶対に鮫の話をしないよう、気をつけております。