森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

ハワイアン夫のアロハシャツ感覚

2014年04月22日 | 日記


今日はくだらなネタで失礼しま~す! ちょっと上のアロハシャツをご覧ください。いかにもハワイらしい、パイナップル一杯のアロハですよね。なんか椰子の木陰のビーチバーで、水着の上に前をはだけてこれを着て、フローズン・ダイキリでも飲んだら、ぴったりくる感じ…。

さて。先週の金曜のこと(祝日でした)。友人のお母様のお葬式があり、行ってきました。娘と私はお手伝いのため朝から出かけ、後に息子と夫がやってきたのですが…。夫をひと目見るなり、ブッ飛びました、私。なんと夫が着ていたのが、このハッピーなアロハシャツだったのです。た、たしかに黒地のシャツではありますが、この柄はちょっと~。それにどちらかというと黒、というより、黄色ですよね、全体のトーンも!

ハワイのお葬式に出るのは別に黒一色でなくともいいですが、夫はこれを「黒っぽい服」として選んだよう。ほかにいくらでも暗い色のシャツがあるのに、なぜこれを葬式用に選ぶのか…。その感覚、私にはワカリマセン。

そして翌日は、ブルーノ・マースのコンサートでした。私はやはり一足先に出て、外で家族と合流したのですが。顔を合わせるなり、子供達がブーブー文句を言うのです。「どうしてお父さんの着るもの、お母さんが選んでいってくれなかったの~?」。

そこで夫を見ると。なんと今度は、幾何学模様っぽい、世にも地味なアロハシャツに身を包んでいます。オフィスで着ても地味。日本で着ても地味~、に映るであろうアロハシャツを、しかも通勤用のロングパンツと合わせて! 「どうしてそんなオジサンっぽい格好で来たの? なぜ普通のTシャツにしなかったのよ」と聞くと、「お洒落してきたつもりだけど?」と夫。

…どうやら自分なりに気張って、よい服装でコンサートに出かけよう! と思った結果がソレだったようです。そんなハワイアン夫は、ブルーノのコンサート会場で思いきり目立って…いや、浮いていました。それはそうでしょう。ポップなコンサート会場に、まるで高校の教頭先生がさ迷いこんできたかのような服装だったんですもの。いっそ前日お葬式で着たパイナップル柄のアロハのほうが、よっぽどシックリきたことでしょう。

ハワイアンだからってアロハシャツ選びのセンスがいいかというと、真逆もいいところ!

…そんなことを実感させられた2日間の出来事でした。










コメント (2)
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