菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

道は続く、電線は続くか?   『鉄塔武蔵野線』

2006年08月13日 00時20分52秒 | オレは好きなんだよ!

【俺は好きなんだよ】第34回

 

『鉄塔武蔵野線』(1997)


夏と男の子と友情と爽やかな汗とノスタルジー、子供から大人になる瞬間を描く傑作。
鉄塔って、なんだか巨大ロボみたいで、カッコよく見えるのよね。


物語は、東京の保谷(現在の西東京市)に住む小学6年生の見晴は、両親の離婚で、新学期から長崎に転校する事になっていた。
それを、友達に言えず、憂鬱な夏休みを過ごしていた。
そんなある日、見晴は、近所の鉄塔に[武蔵野線71]、そして、隣の鉄塔に[武蔵野線70]と、数字が続いていることを発見する。
そこで、アキラを誘い出し、二人でチャリンコで鉄塔を辿る大冒険の旅に出た。
達成の記録に、鉄塔の真下に、ビールの王冠を埋め込んでいく。
はたして、二人は[武蔵野線線1]まで、たどり着けるのであろうか!?

原作は、銀林みのるの小説。

監督で、脚色、編集は、長尾直樹。
撮影監督は、渡部眞。

出演は、伊藤淳史、内山眞人。


『スタンド・バイ・ミー』『サンドロット』と並ぶ少年もの傑作の一本。
この青春よりも青い、少年二人の旅に感化されて、おいらも自転車に乗って冒険に出たくなるのだ。











『フィルム・メモワール』DVD発売!
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=entanohosi

下の方にある
『Film Memoire~フィルム メモワール~』
をクリックしてください。










コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コトワザざわざわ。シリーズ... | トップ | コトワザざわざわ。シリーズ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (KAZU)
2006-08-16 20:21:35
渡部眞は私の師匠だす。

武蔵野線は眞さんも大好きな作品だそ~です。
返信する
意外 (ひし)
2006-08-16 23:19:38
いい作品なのに、意外と知られてないんですよね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

オレは好きなんだよ!」カテゴリの最新記事