菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

億人力だぜ、バーフバリ!  『バーフバリ 王の凱旋』

2018年01月07日 00時01分43秒 | 映画(公開映画)

で、ロードショーでは、どうでしょう? 第1215回。


「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」

 

 

 

『バーフバリ 王の凱旋』

 

 

 

伝説の戦士バーフバリの壮絶な愛と復讐の物語。

 

インド映画史上歴代最高興収を達成し、日本でもロングランヒットを記録したアクション『バーフバリ 伝説誕生』の完結編となる後編。

 

監督・脚本は、S・S・ラージャマウリ。

 

 

 

 

 

物語。

古代インド。

蛮族カーラケーヤとの戦争に勝利してマヒシュマティ王国の王に指名されたアマレンドラ・バーフバリは、クンタラ王国の王女デーバセーナと恋に落ちる。

しかし、王位継承争いに敗れた従兄弟バラーラデーバは邪悪な策略で彼の王座を奪い、バーフバリだけでなく生まれたばかりの息子の命まで奪おうとする。

25年後、自らが伝説の王バーフバリの息子であることを知った若者シブドゥは、マヘンドラ・バーフバリとして暴君バラーラデーバに戦いを挑む。

 

原案は、V・ヴィジャエーンドラ・プラサード。

S・S・ラージャマウリのお父さんだそう。

 

 

 

出演。
プラバースが、シヴドゥ/バーフバリ。

アヌシュカ・シェッティが、デーヴァセーナ。
ラーナー・ダッグバーティが、パラーラデーヴァ。

ラムヤ・クリシュナが、シヴァガミ。
ナーサルが、ビッジャラデーヴァ。
サティヤラージが、カッタッパ。
タマンナーが、アヴァンティカ。

 

 

 

スタッフ。

製作は、ショーブ・ヤーララガッダ、プラサード・デービネーニ。

 

撮影は、K・K・センティル・クマール。

 

美術は、サブ・シリル。
衣装は、ラーマ・ラージャマウリ、プラシャーンティ・トリピルネーニ。

編集は、コータギリ・ベンカテーシュワラ・ラーウ、タミンラージュ、バンサン・タベロン。

音楽は、M・M・キーラバーニ。

 

 

 


父バーフバリの一族の王の座を巡る因縁、それを燃やすため息子バーフバリが現王へ挑む後編。
S・S・ラージャマウリ一家によるオリジナルの古代インド神話を描くインド映画界最大のヒット作。
スゲースゲーの過剰過剰の二乗で常温核融合。凄すぎて笑っちゃう。『ドラゴンボール』カレー味かスパイシー『蒼天航路』。『マン・オブ・スティール』とタメ張るバトル描写が1時間続き、アドレナリンで溺れる。そこに喜劇と悲劇と復讐劇と歌にダンスで愛憎倍増巨大象。
一度に5000人超のエキストラが画面狭しと王を讃え、死にまくる。
CGの最強の使い方を示している。
神話的な大らかさはあるが、ストーリーの仕掛けは細かい。
老若男女脇役まで、すべて大活躍で惚れざるを得ない。
映画館行きたくなるよ。
明るくなった劇場内が熱いし輝いているし会話が止まらない。
心が黄金に染まる、そこらのエンターテインメント映画に引導を渡す金作。


 
 

 

 

 

 

おまけ。

原題は、『BAHUBALI 2: THE CONCLUSION』。

『バーフバリ2:終章』ですね。

 

 

 


製作国は、インド。
上映時間は、141分。
映倫は、G。

日本上映版は、粗筋付きインターナショナル版(141分)なので、オリジナル編集版(約170分?190分?)より30分近く短いみたいですよ。(アメリカで上映されたのは167分版)
削られたのはダンスシーンかな?
もう2時間長くてもいいぐらいなのに。
どうせなら、『バーフバリ 伝説誕生』と繋げた一気見バージョンを巨大スクリーンで見たいなぁ。

 

『バーフバリ 伝説誕生』も159分を日本版は138分に編集しているんですね・・・。

失われた合わせて50分を見たいなぁ。

インドでは、この長いバージョン2作を続けて見る同時上映(約5時間半)が行われているそうです。 

 

前作は映倫ではR15+。

 

調べたら、あちらではTVアニメシリーズ13話なんてのもある。

 

 

 

劇場は音大きめにしてあり、興奮度高め。これでプロパガンダされたら危ない。隣に座った老女も目をキラキラさせて楽しんでおりました。

行けなかった絶叫上映、もう一度あるなら行きたいなぁ。
「バーフバリ!」って叫びたいぞ!!
  

 

 

 

 

 

 

ネタバレ。

インドの神話『マハーバーラタ』を基に、創作した神話。

 

マヘンドラ・バーフバリは、アハマンドラ・バーフバリの生まれ変わりという位置づけになるのだろうか。

 

 

 

 

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