で、ロードショーでは、どうでしょう? 第1637回。
「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『ジュマンジ/ネクスト・レベル』
前作で主人公たちがどうにかゲームをクリアして現実世界に戻ってきてから2年後、再びゲームに吸い込まれてしまった一行が、今度は運悪く一緒に吸い込まれてしまれた2人のおじいちゃんとともに、さらに難易度がアップしたゲームに悪戦苦闘するサバイバル大冒険の行方を描く。
故ロビン・ウィリアムズ主演『ジュマンジ』の20年後をドウェイン・ジョンソン主演で描き大ヒットした『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の続編。
前作からの続投組に加え、新たに2人のおじいちゃん役でダニー・グローヴァーとダニー・デヴィートが参加。
監督は、引き続き『バッド・ティーチャー』、『SEXテープ』のジェイク・カスダン。
ローレンス・カスダンの息子さんです。
物語。
2年前、世にも恐ろしいゲーム“ジュマンジ”から辛くも生還した高校生のスペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニーも、今は大学生となり、あの悪夢は忘れてそれぞれの道を歩んでいた。
スペンサーは、遠距離恋愛のマーサと冷却期間を突き付けられ、事故の価値を見失ってしまう。
その時、あの時の輝いていた時のことに囚われてしまう。そう、『ジュマンジ』内でのブレイブストーン博士の時の。
実は、スペンサーは壊したジュマンジをこっそり拾っていた。
再会の約束を前に、自信を取り戻そうとあの世界へ戻ろうとしていた。あの危険さを忘れて。
スペンサーの実家には、手術後の回復を待つ祖父のエディがいた。
その時、喧嘩別れした友人マイロがエディを訪ねてくる。
原作は、クリス・ヴァン・オールズバーグ。
脚本は、ジェイク・カスダン、ジェフ・ピンクナー、スコット・ローゼンバーグ。
出演
ドウェイン・ジョンソンが、スモルダー・ブレイブストーン博士(エディおじいしゃん)。
ジャック・ブラックが、シェリー・オベロン教授(フリッジ)。
ケヴィン・ハートが、ムース・フィンバー(マイロ・ウォーカー)。
カレン・ギランが、ルビー・ラウンドハウス(マーサ)。
ニック・ジョナスが、シープレーン(アレックス)。
アウクワフィナが、フリートフット(スペンサー)。
アレックス・ウルフが、スペンサー。
モーガン・ターナーが、マーサ。
サーダリウス・ブレインが、フリッジ。
マディソン・アイズマンが、ベサニー。
ダニー・グローヴァーが、マイロ・ウォーカー。
ダニー・デヴィートが、エディおじいしゃん。
コリン・ハンクスが、アレックス。
スタッフ
製作は、マット・トルマック、ジェイク・カスダン、ドウェイン・ジョンソン、ダニー・ガルシア、ハイラム・ガルシア。
製作総指揮は、デヴィッド・ハウスホルター、メルヴィン・マー、スコット・ローゼンバーグ、ジェフ・ピンクナー、ウィリアム・ティートラー、テッド・フィールド、マイク・ウェバー。
撮影は、ギュラ・パドス。
プロダクションデザインは、ビル・ブルゼスキー。
衣装デザインは、ルイーズ・ミンゲンバック。
編集は、マーク・ヘルフリッチ、スティーヴ・エドワーズ、タラ・ティムポーン。
音楽は、ヘンリー・ジャックマン。
音楽監修は、マニシュ・ラヴァル、トム・ウルフ。
現代アメリカ、再びゲームに新たなメンバーと共に吸い込まれるアクション・アドべンチャー。
前作を踏襲し、スケールをアップして、さらにゲームっぽく、
より『インディ・ジョーンズ』っぽく。
シナリオは、形が変われば関係は変わるを4つのネタでドラマにしていて、巧みだが、筋は大味で楽しみ方を分かりやすく分割。パンで肉を挟むハンバーガーの塩梅。
ドウェイン・ジョンソンのスター性。
芸達者な遊びが盛り上げる安心アクション。
より軽くゲームっぽく。
清涼飲料のごとく、泡は弾けて、のど越しが残る。
まぁ、現実だって、自分ではいられないことばかりだ。
めでたし、めでたしな現実逃避の輪作。
おまけ。
原題は、『JUMANJI: THE NEXT LEVEL』。
『ジュマンジ:次の段階』。
製作国は、アメリカ。
上映時間は、123分。