で、ロードショーでは、どうでしょう? 第1088回。
「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『ワイルド・スピード ICE BREAK』
世界的大ヒット・カー・アクション『ワイルド・スピード』シリーズの第8弾。
謎の女サイバーテロリストと手を組んだドミニクの裏切りでファミリーが最大の危機を迎える中、世界各地を舞台に繰り広げられるファミリーとドミニクの攻防の行方と彼らの運命を壮大なスケールで描き出す。
お馴染みのメンバーに加え、シャーリーズ・セロン、スコット・イーストウッドらが新たに参加。
監督は、交代し、『ミニミニ大作戦』『ストレイト・アウタ・コンプトン』のF・ゲイリー・グレイ。
物語。
束の間の平穏をキューバで味わうドミニク(ドム)、レティ。
ホブズも娘との時間を味わっていたが、そこに彼らでなければできない任務が命じられる。
だが、その任務中、誰よりもファミリーを大切にしてきたドムがまさかの裏切り。
任務は失敗、ホブスは投獄され、あのデッカード・ショウと同じ刑務所に入れられてしまう。
そして、ファミリーは崩壊の危機に陥る。
ドムの裏切りの背後には、謎のサイバーテロリスト、サイファーの存在があった。
いったい、なぜドムはファミリーを裏切ったのか?
キャラクター創造は、ゲイリー・スコット・トンプソン。
脚本は、クリス・モーガン。
出演。
ヴィン・ディーゼルが、ドミニク・トレット(ドム)。
ドウェイン・ジョンソンが、外交保安部のルーク・ホブス。
ジェイソン・ステイサムが、元特殊工作員のデッカード・ショウ。
ミシェル・ロドリゲスが、レティ。
タイリース・ギブソンが、お調子者のローマン・ピアース。
クリス・“リュダクリス”・ブリッジスが、クラッカーのテズ。
ナタリー・エマニュエルが、天才ハッカーのラムジー。
エルサ・パタキ が、元捜査員のエレナ。
カート・ラッセルが、ミスター・ノーバディ。
スコット・イーストウッドが、リトル・ノーバディ。
シャーリーズ・セロンが、テロリストのサイファー。
ほかに、クリストファー・ヒジュ、ヘレン・ミレン、ルーク・エヴァンス、など。
スタッフ。
製作は、ニール・H・モリッツ、マイケル・フォトレル、ヴィン・ディーゼル。
製作総指揮は、アマンダ・ルイス、サマンサ・ヴィンセント、クリス・モーガン。
撮影は、スティーヴン・F・ウィンドン。
プロダクションデザインは、ビル・ブルゼスキー。
編集は、クリスチャン・ワグナー、ポール・ルベル。
音楽は、ブライアン・タイラー。
車スパイのドムが仲間を裏切り、敵同士が結託し、核爆弾を強奪するシリーズ新起動の第8弾。
シリーズの売りのキャラ拾い&話繋げを太くし、まさかのあのキャラまで生かし直し。禿愛も激しさを増し、ハゲキャラが毛を生やしての最強悪役に抜擢。
未練も世論もケレンで飾り、リアリティなど熱さでぶっ飛ばし、濃厚さで極厚氷も溶かす映画温暖化。
しかも、完結三部作のトリロジーの第一弾。
車があれば何でもできるボンバイェー!な猪作。
おまけ。
原題は、『THE FATE OF THE FURIOUS』。
『THE FAST AND THE FURIOUS』の第8弾ってことで、8を組み込んだもじりになってます。
『猛烈な運命』ですね。
上映時間は、136分。
製作国は、アメリカ。
映倫は、G。
ネタバレ。
カー・ゾンビは今後のカーチェイスで流行りそう。
空、山、砂漠、氷と来たら、次は海の上とか走るのかしら?
脚本のクリス・モーガンは「設定さえ見つかれば、宇宙にも行かせたい」と言ってます。