年も明けたので、心機一転。映画館で観た映画の紹介と感想を再開しました。
性感帯があるように知感帯があるんじゃなかろうか。
蛙化現象もそこに近いのかも。
日本語の「いい」って言葉の呪いってあるよね。
「いい」は「よい」であり、「良い」であり、「善い」であり、「佳い」であり、「好い」である。
モノ作りは、「いい」でいいのだが、「いい」を超えなければならない、と思いがち。
最近は、作品を見た後で、考察と解説と感想が求められる。
評論は、あまり好まれなくなってきているようだ。
東京でも映画を見に行くというのは、大体が映画よりも移動時間の方が長いので。
誰かとその映画について話しながら移動することがその映画に含まれるのよね。
児童向け映画を見て、児童向けだったと怒る人がいるんだよなぁ。
「秩父」って、「ちちち」と読み間違えそう。
「乳母」って、「ちちはは」と読み間違えそう。
「生コン」は、コンクリートの(クリート)が略されているが、「生」もきっと人生か生命を略しているに違いない。
生(命)コン(クリート)か(人)生コン(クリート)
生(命)ビールか(人)生ビール
生(命)クリームか(人)生クリーム
クリストファー・ノーラン
「あらゆるところで意見を見聞きする現代では、映画批評は民主化されてきたとも考えられています。しかし私は、映画を批評的に鑑賞することは、直感的なものではなく職業であるべきだと思うのです。この場所にいるのは、客観的であろうとする専門家たちです。“映画について客観的に書く”という行為は明らかに矛盾していますが、客観性を追求することこそが、批評をかけがえのないものにし、普遍的なものにし、フィルムメイカーやそのコミュニティにとっても有益なものにしているのです。」