魂のしくみからの独り言✨

過去の経験からその{意味}を探し・・
スピリチュアルな世界を知った私の独り言。。

終?

2007-08-15 06:14:30 | 無題
今日は お盆も最終日?ですね。
子供は 盆踊りで踊るんだ!と張りきっています。

そして・・終戦記念日。

終戦・・戦争が終わった。
敗戦・・戦争に負けた。

日本にとって、同じ事でも全く違います。

<日本は負けた>
しっかりと認識した方がいい・・気がします。

<負けを認める>
悔しいけれど・・日本は負けた。


先日も書きましたが、祖母と母を通して戦争を身近に感じてきました。

子供心に・・「祖父が生きていたら 母はもっと違う人生を歩いていたかも?」
と感じていました。
(今はそう思いません・・人の人生はある程度計画されているから・・)

祖父がどのように亡くなったのか・・ずっと分かりませんでした。
最後がどのような状況だったか・・分かったのは、私が中学生の頃位だったかな?
だから、戦後何年も経過してからでした。

子供の頃 母の親戚が集うと・・いつもその話題でした。
「祖父の最後を知る方と会いたい!!」いつもこの話題でした。

大人たちの話を聞きながら・・母の父親を求める気持ちを 感じてきました。
顔も知らない、抱っこしてもらった記憶もない、話したこともない・・
時々涙ぐむ母を見ながら・・寂しい子供時代だったのだろうと感じました。

そして・・結婚して苦労して、自分の実家にも戻れない。
祖母に迷惑はかけられない。

母の葛藤・ジレンマ。

「祖父が生きていてくれたら・・」と 心の中で何度も繰り返していたことだろうと・・今になって思います。

戦争は 色んな人の人生を変えてしまった。
人生だけでなく {価値観}さえも・・。

戦争は終わっても・・心の中では終わらない。

絶対にいけないことです。

人殺しに、正当な理由なんてない、絶対に!

母が新聞に投稿して 最後を知る人を探したこともあります。
で・・おかしな人から電話が入ったり(偽者でした)

結局、祖父の最後が分かったのは・・新聞の小さな広告でした。
「慰霊祭の案内」~祖父の所属する部署?戦隊?の慰霊祭の案内。
その広告を発見し・・それがきっかけで、祖父の最後を知る人と巡り会うことができました。

その新聞は・・祖母が捨てずに置いておいた古新聞。
もし 捨てていたら、未だに分からないかもしれません、縁は不思議です。

祖父の最後

「終戦で 本土(日本)に引き上げる為の船にのるために 皆で移動。
その途中・・祖父は少し体調が悪く立ち止まり、他の皆を先に行かせた。」

話を聞かせてくれた人は・・「それが最後だった」と・・。

その後は 多くの人でごった返していた為・・「どうされたか 定かではない」と・・。

長年の想いが叶い・・祖母と母は、大きな仕事を終わらせたような感じだったと記憶しています。
子供心に安心しました。

気丈な祖母が よく言います。

「私は 生きてきて一番悲しかったのは (祖父の名)さんが亡くなったこと」
「あの時 全ての涙を流してしまった」

お墓に祖父の骨はありません。

ある時 子供が言いました。

「おばあちゃん(私の母)のお父さん?がね・・時々きてるよ!」
「おばあちゃん(母)に 頑張って!って言ってる^^」

祖母と母を守っているのかもしれません。。。