魂のしくみからの独り言✨

過去の経験からその{意味}を探し・・
スピリチュアルな世界を知った私の独り言。。

あんでるせん

2009-03-30 08:05:54 | スピリチュアル

昨日、「あんでるせん}に行ってきました。

あの「アンデルセン」ではありません
あの・・「あんでるせん」です。

(@_@。

船井先生からスピリチュアルを知った方であれば・・ご存知だと思います。

先生の著書と縁を頂いてすぐ・・最初の頃に読んだ{直感力の研究}という本で、ここを知り・・「行きたい!!」と密かに思っていたところです。

やっと、行けました。

人間の潜在能力の素晴らしさを・・目の前で見せられ・・
今は第七チャクラが変な感じです(笑)

詳しくは・・また書きます。



芽 ~8

2009-03-19 08:08:18 | お話し
母は・・

足を止めて、自分が立っているところを感じてみました。


今まで自分が与えてきた愛情は、何だったのか?
子供を愛していることには嘘偽りなどなく・・
幸せを願ってきた。

「なぜ?」

心の中のつっかえ棒に触れるのが怖くて・・
あえて自分を覗きこむことを止めていた。

けれど・・

柵を乗り越えて、行く手を邪魔する{当たり前}を目の当たりにし・・
もう言い逃れをすることができない。

「よかれと思ってしてきたことは・・散在している」

自分たちの当たり前は・・散在し・・
柵の中の土に吸収されずに、ほったらかされて・・
かといって、片づけられもせず、そのまま。

けれど・・得体のしれない大きな木は成長し、地面に影を落としている。

知らない間に大きくなった、木。
光を遮り、足元に影を落とす・・木。

自分たちの当たり前・・
何が間違っていたのか?
何を与えてきたのか?

言い逃れを止めることは・・つっかえ棒を外すこと。

親は、子供から・・鏡のように写され・・
自分の姿を見せられる。

言い逃れはできない。

子供の姿

は・・

親自身の姿。

自分たちの当たり前に行く手を阻まれた親たちは・・
気付き始めるのでした。

親とは?

子供とは?

子供の姿とは?

親の姿とは?





言い逃れができない・・

自分の姿。

芽 ~7

2009-03-16 07:57:59 | お話し
必要のない、当たり前の中を進みながら・・
自分達が進んできた後ろを振り返る・・

二人。

かき分けられたものの間に、道らしきものができ・・
どうにか子供に近づいていることは感じることができる。

「進んではいるみたいだな・・」

二人は心の中で、つぶやき・・

何気なく上を見上げました。

子供に近づくにつれて少しずつ暗くなっている。

後ろを振り返ることで、このことがよりリアルに感じられ・・
これから進もうとする先の{暗さ}が、なお、より一層・・迫ってくるように感じられる。

二人は 戸惑いを心に押し隠す

「躊躇してはいられない」

一番暗いところに、子供がいることは・・何も言わずとも歴然としている。

言葉に出すと、心の中のつっかえ棒が外れてしまいそうで・・
二人は黙って進むのでした。

「今は とにかく進もう」
「早く、子供に会おう」

つっかえ棒をしっかり握りなおして・・
前を見、言葉もなく、ただ進む。

沈黙の中、ふと、上を見上げ・・あることに気が付くのでした。

「木?枝?」

光を遮るのは・・木の枝?

今まで地面にばかり気を取られて気が付かなかったけれど、光を遮っているのは、木の枝のようでした。
枝はこの先の、一番暗いと思われる・・進む先から広がっている。

木。。

子供は、そこにいる。

風が吹き、木が揺れると・・時々太陽の光がもれる。

太陽の光は・・ある。
あるのは、木の枝の上。

木の枝は、厚く覆い、進もうとする先にいくほど、厚く光を遮る。

目を落とせば・・あるのは自分たちの当たり前。
目に入る木漏れ日は、申し訳程度にしか・・地面を照らしていない。

申し訳程度に照らされる・・自分たちの当たり前。

「子供の幸せ」
「子供を愛している」

子供の幸せを願う・・このことに嘘はなく、
子供を思うからこそ、自分達ができること?を与え・・
それが子どもの幸せだと・・信じてきた。

目の前に見えるのは・・そんな自分たちの当たり前。


ピンチ=チャンス

2009-03-11 16:34:18 | シーズンズ
2009/03/11 うお座・満月号             SEASONS-NET.JP
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   ★ 運come(運をつかむ)メルマガ 『SEASONS LETTER』 ★   
   ~ 読むだけで波に乗れる、シーズンズからのおたより ~
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こんにちは。シーズンズの高島亮です。
 
1999年の暮れ、私は当時いた会社で、
リストラ宣告を受けました。

ええっっ!!

思いがけない話に、うろたえました。

まさか!なんで!?
子どもも生まれたばかりだし、どうすればいいんだ!?

動揺し、悩みましたが、
「これは、会社を辞める流れなのかもしれない」
と見方を切り替え、受け入れることにしました。

すると、間もなく、お世話になっていた方が、
「自分で会社をつくって始めればいいじゃないですか」
と言ってくださり、
その支援のおかげで、1つ目の会社を起業することになりました。


今お届けしている、『來夢的開運レター2009・春号』の中で、
來夢先生が次のように書いています。


 「誰から見ても引きの強い人はいる。だけどそれは、
  それこそ災い転じて福にしている人。
  一見するとアンラッキーな事柄を、その先でラッキーへと
  転化できる人というのは、自分に起こった不幸ごとを
  他人のせいにしていない」

 「ピンチのときこそ実践の場と臨めるのか否か」


私の場合も、
もし、リストラを災いととらえ、会社に対する不平や批判に
とらわれ続けていたら、
次の展開はきっとなかったと思います。


本田健さんが、著書『きっと、よくなる』の中で、
次のように書いています。


 「ある新聞で、おもしろい特集がありました。
  「いままでの人生で起きたことの中で最悪のことと、
  最高のこと」というのがそのテーマでした。
  (中略)
  驚くべきことに、アンケートに答えた九〇パーセント
  以上の人が、「最悪だと思った出来事が、長い目で
  見れば、いまの幸せにつながっている」というのです。
  この記事は、私にとって衝撃的でした。
  (中略)
  しかし、自分の人生を振り返ってみて納得できました。
  留学を断念したとき、離婚で苦しんだとき、仕事で
  失敗したとき、人生でもがき苦しんだ場面を思い返し
  ました。
  そして、その一つひとつが、実は人生がよくなる
  大転換点だったことに気づいたのです。」


あの時リストラしてもらわなかったら、
今日の私はありません。

まさに、人生がよくなる大転換点だったと、
今では、「リストラしてくださってありがとう」
と感謝しています。


『秘密の“香港”CD』の中でも、
神田先生が次のようにおっしゃっています。


 「この不況というのは、みなさん不況だと思っていますが、
  まったく不況ではありません」

 「不景気の波に飲み込まれてしまう人と、本当に根本的に
  時代が変わった次のところにようやく・・・
  ようやくチャンスが来たというふうに思えるかどうか」

 「主軸が時代の方向性に向かっている人は乗れる」


状況や出来事が、(一見)大変なときこそ、
そこには、次の流れの種が隠されているのではないでしょうか。

「窮すれば通ず」
「禍(災い)を転じて福となす」
という言葉も、それをよく伝えてくれていると思います。

大事なのは、
いかに視点や見方や受け取り方を変えられるか。
そして、その切り替えをもって動いていくこと。

「窮すれば通ず」も、正確には、
「窮すれば変ず、変ずれば通ず」であって、
行き詰ると、そこで流れが変わり、思わぬ活路が開けてくる、
ということ。

ピンチのときこそ、
「大丈夫、流れは変わる」という「変ず」を信じると同時に、
「自分の見方を変えよう」という「変ず」を起こしていきたいもの。

小さな「変ず」を起こすことが、きっと、
「通ず」へとつながっていくのではないでしょうか。


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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ピンチは、逃げようとすると大きくなり、
逆に、向かっていくと、チャンスという顔に変わる
のかもしれませんね。

では、また!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    発行者:シーズンズ有限会社 高島亮
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以上、シーズンズからのメルマガでした。

ところで・・ご無沙汰?しています(^.^)/~~~
最近、仕事が忙しく・・ゆっくりここに向い合う余裕がありませんでした。
この不況の中、有り難いことに毎日忙しく、一日があっという間!!

今日は満月!!

昨夜、子供連れで出かけ・・まんまるな美しい月さまを見・・
「あれ?今日は満月だったかな?あとで調べてみるね~」
と、会話したものの・・そのままでした。

昨日でなく、今日が満月だったのですね~(*^_^*)

今回のメルマガ・・本当にそのとーりだと・・
皆さまはどのように思われますか?

最近、ふとこんなことを疑問に思いました。。

「スピリチュアルな人物・・知り合いの・・
なぜ?深いカルマを負っている人が多いのだろう。。」

これは私の独断と偏見です。
と・・前おきした上で・・

「スピリチュアル・・というか霊感を持つ(と思われる)知り合いは、皆・・
過去に重たいカルマを負った人が多い気がする。」

これは常々感じてきたことなのですが・・

「人が踏まなくていいようなことを、いらぬこと?を・・わざわざ踏んできた人が多い」

これはなぜなのだろう??

私の周りの人物が、たまたまそうなのか?
それは定かではありませんが・・どうもそんな気がするのです。

いつもここで書きますが・・

肉体を持つのは、学ぶため。
カルマを解消し、学ぶため。

力?を持つ者は・・人より多くを学ぶ必要があるから・・
だから、深いカルマを負うのか?

こんな?????を感じながら・・仕事しました。
(勿論、口には出しませんよ~笑(@_@。)

でもまあ・・人はそれぞれの課題を決めて生まれるのですから・・霊能がある・なしは、関係ない?
いずれにしても、その人の身の丈に合った課題であることは、間違いないのでしょうが・・

確かに・・

課題を超えた先に、次のステップは待っている。。

でも、目の前にある時、それをこなしている時は、なかなかそう思えない・・
学びは、本当に厳しいものだと思います。

けれど・・

越えた先にあるのは・・

生かすこと
活かすこと

越えるべき課題は・・

生かせる者
超えられる者

の前に、現れるのかもしれません。。




 

芽 ~6

2009-03-05 05:25:37 | お話し
女は・・母

母である自分

自分の何が間違っていたのか?
今まで、疑いもしなかった、子供に向い合う自分。

母は、自分の当たり前を・・疑ったことなどなかった。

男は・・父

父親である自分。

父親として、妻と子供を養い・・家族を守ってきた。
路頭に迷わすことはしていない。

父は、自分の当たり前を・・正しいと思ってきた。

でも・・
「それは違う」と、無言で語る目の前の現実。
「・・・・・」と、無言で抵抗する子供。

見えていなかった・・という事実
見えていたはず・・・の子供


柵の中を見て・・

「とにかく、子供に近づかなければ・・」

・・柵を乗り越えようと思うのでした。

「こんなところで、見ているだけではどうにもならない・・子供を探そう」
「今は、争っている場合ではない」

二人は・・

柵を乗り越える。

「とにかく、子供に会おう」

目の前の{散在した形あるもの}の・・片付けは後回しにして・・
今は、とにかく・・子供に会うべく進むことを決めた二人。

形あるもの・・をかき分けて進む。

時につまずき、転び、擦り剥きながら・・。

母は・・

途中で、けがをします。

自分たちの当たり前
散在した・・もの

かき分けて子供を探す中・・

子供の周りの柵の中で、いつの間にか乱雑にちらかって、
役に立たずにほったらかしになったそれらのもの。

行く手を阻むもの。

それらは・・他でもない・・自分たちの当たり前。

足の踏み場なくとっちらかったそれは・・
容赦なく二人が進もうとするのを・・

邪魔する。

「・・・・」

どうしてこんなになったのか?
どうして片付かないのか?
どうして・・今まで気がつかなかったのか?

おまけに・・進む先は、段々と闇が濃くなる。
闇は・・徐々に、少しずつ・・濃くなる。

自分たちのけがの痛みに、しばし・・立ち止まった二人。

「自分達は、本当に子供に役に立つものを与えていなかったのだろうか?」

行く手を阻むものは、どれも自分達が与えてきた{もの}
子供のため、子供が笑顔を見せてくれた、喜おんでくれた・・・。

役に立っていないことは、歴然としている。

本来なら・・子供に与えたものは吸収され、こやしとなり、子供を生き生きと育てているはず。

けれど・・自分達が与えてきたものは・・散在し、吸収されずにいる。
役に立っていない。

当たり前に囲まれた二人。

当たり前が役に立たなかった事実を、認めざるを得ない。

「自分たちは何をしてきたのか?」

「何が足りなかったのか?」


しばらく休んだ二人は、あることに気が付く。

「ではなぜ?要らぬものを捨てずにここまでため込んだのか?」
「要らなければ・・捨てればいいのに」

役に立たないけれど、捨てずにここまでになってしまった。

二人は・・

早く子供に会いに行かなければ・・

と、気を取り直す。



芽 ~5

2009-03-04 18:24:34 | お話し
柵の内側に、自分たちの当たり前を見つけた

・・二人。

多くのもの
片付かない柵の中

それは、足の踏み場もないほどに・・散在している。

薄暗いそこに、目が慣れるまでハッキリと見えなかったそこは・・
というか、柵の外ばかりを探し、柵の中は見ていなかったそこ・・

は・・自分たちの思い込みというフィルターを通して・・
いや、フィルターに遮られて、見えてなかったことに気が付いたのでした。

自分たちの当たり前
散在した柵の中
見えていなかった柵の中

今やっと・・見えるもの。
今やっと・・見えたもの。

それは・・

見えてなかった

・・という事実。

二人は、散在したそれらのものの中に、見えてなかった事実を認識するのでした。

「今まで、何を見てきたのか?」
「こんなに片付いてないなんて・・」

二人は言葉を失い・・
どうしてこうなったのか・・

湧いてくる疑問。

「お前が一番近くにいたんだ!何を見ていた?」
男は女を責めはじめる。

「貴方だって・・」
女は・・。

お互いに責任転嫁を始めた親は、心の底にある{自分のせいではない}という思いを・・相手にぶつける。

柵の外で・・

繰りかえされるケンカ。

柵の中に・・

入ろうともしない。
中のものを片付けようともしない。

どなり声
相手を責める
自分のせいではない

ふと気が付くと

「さっきより、暗くなってない?」

柵の中心から外側に向って、薄暗かった闇は・・
今また・・濃くなりはじめていました。

それに気がついた二人は、ケンカを止め・・
「自分達のケンカで闇が濃くなった」という事実に眉をひそめ・・

相手を責め
責任のがれをしようとする

自分たちの羞恥心を感じる。

「こんなこと、していられない・・」
二人は、ケンカを止める。いや、止めざるを得ない。

言い争おうとすると・・闇が濃くなる。

「ケンカなどしている場合じゃない」

「そうね」

二人は、大人しくなる。




芽 ~4

2009-03-03 07:52:42 | お話し
周りを囲む・・柵
当たろうとする・・日光

子供の周りに張り巡らされたもの
子供に影を落とす何か

親は・・それを認識し・・

柵の外側の・・自分たちの当たり前を探し疲れ・・
今度は柵の内側を見る。

柵の内側の・・何か?

ここは・・今まで見ていたはず
自分達が一番分かっているはず

自分達が一番理解している

・・そう思っていた。

柵の中には、まだ入ることができません。
子供に近づくことが・・できない。

なぜなら・・

あまりにも{多くのもの}で、ごった返しており、足の踏み場がないから・・

「こんなにちらかして・・」

今まで見ていたはずの・・
理解していたはずの・・

・・柵の内側。

二人は、柵の外からこれらのものを見・・あることに気がつく。

「何?」

見ていたはずのそこには・・自分達が思っていたはずの景色ではない。
日の光が当たらないそこは・・奥にいくほど何があるのか見えない。

その先に子供はいる。
いることは感じることができる、が・・見えない。

柵の外側から中を見て・・今まで自分達が何を見てきたのか?

「今まで、何を見ていたのか??」

自問自答する・・親、二人。

しばらくして・・
柵の内側の薄暗さに目が慣れてきた二人は、柵の中に散在したそれらのものの・・
輪郭が見えてくる。

「・・・・」

目をこらす
じっと見る

「これは・・」

今まで自分達が与えてきた・・形あるもの。
自分たちの当たり前の中の・・形あるもの。

柵の中にあるものは・・自分たちの当たり前。

それらが・・散在してる。

親二人は・・言葉を失う。

「・・・・・」

どうすればいいのか?
どこから片付ければいいのか?

・・分からない。

自分達の当たり前 を目の当たりにし・・
その先に 影を落とす何かを感じ・・

どうすれば?子供に近づけるのか?

二人は考え始める。











芽 ~3

2009-03-02 22:04:36 | お話し
子供の、形のない心に育った大木は・・

子供に当たろうとする日光を遮ります。

親・二人は・・唖然としながら・・
日光を遮る、形のないものを探し始めるのでした。

子供には、形あるもの}を与え・・不自由な想いはさせなかった、困らせはしなかった。
子供の笑う笑顔を見てきたはず・・・。

形あるもの に満たされて成長した子供が・・
なぜ?無言の抵抗をするのか?
なぜ?日の光を遮るのか?
・・分からない

男と女である前に、親であること。

日陰になった子供。

遠くから、形あるものだけを与えてきた親。

親たち2人は・・子供から離れたところを探し回る。
離れたところは・・自分たちの当たり前。

友人・学校・先生・・そこには何も・・
子供から遠く離れたところには・・原因は・・

・・無い。

散々探し回り、探し疲れる。

子供に近づく二人。

「これは、何?」

「柵?」

「私達は、入れない?」

柵は高く、容易に近づくことができない。
柵の存在に、気が付く二人。

ここからは、子供の様子が見えない。
子供の体温が・・感じられない。

二人は、初めて・・子供の表情が、見えていなかった自分たちを認識する。

柵の存在を認識する、二人の親。

「こんなところになぜ柵があるのか?」
「いつ出来たのか?」

自分たちを寄せつけない・・
親には心あたりがない・・

柵に戸惑う二人。

「お~い」

二人は、子供に向って叫んでみる。

「・・・・・」

返事はない。

でも、これで、やっと・・子供の周りの様子を知るのでした。

柵があること。
見えない何かが子どもに当たる日光を遮っていること。

何か?は見えないけれど・・子供は確かにそこに存在している。

親の中には・・これまでに味わったことのない、ものが湧いていました。

自分達は・・子供を育ててきた。
困らせないように、形あるものは十分に与えてきた。

でも、何かが違っていた。。

柵を目の当たりにして、湧いてくる・・もの。

「何が、この柵を作らせたのか?」
「なぜ?自分たちを寄せつけないのか?」

何が・間違っていたのか?

柵の外に原因を探し、探し疲れた二人。
柵の外の・・自分たちの当たり前。

二人は初めて、柵の外から・・柵の中へと・・
自分たちの当たり前から・・自分たちの当たり前でないものへと・・

視点を移す。

始まったのは・・

自問自答。








芽 ~2

2009-03-01 07:50:14 | お話し
子供の中の、形のない心 に・・

芽吹いた芽

は・・

見えません。

子供自身がそれに気が付くはずもなく、
まして、男と女が・・気が付けはしない。

それは・・見えないから。

はじめは小さな芽だったけれど・・それに気が付き、抜くことができなかったその芽は・・成長していきます。

目に見えないその芽は・・
目に見える肉体を、覆い隠すまでに成長していました。

子供は、木の陰にいる。

勿論、男も女も・・それに気が付けません。
子供自身も・・でも、子供に罪はない。

影になった子供。

は・・

無言の抵抗をはじめる。


抵抗の影にあるもの・・????
それに気が付けない男と女。

子供は、木の蔭から出ることができなくなったのでした。
いや・・正確には、木から離れることができない。

そんな子供に対して・・

「なぜ?」理解できない男と女。

「子供が弱いからだ」
「子供に根性がないからだ」
「周りが悪い、友達の影響。学校の問題」

まだ、子供の中の大きな木に気づくことができません。

どこかで・・これは子供自身の問題、
裏を返せば・・自分たちの問題ではないと、思っている。

いや・・正確には・・
自分たちの育て方の問題ではない、と思っている。

自分たちの当たり前

それも仕方がないこと・・だって、自分たちの当たり前を疑う術を知らないのだから・・。

日に日に・・

子供の中で成長してしまった大きな木は、少しずつではあるものの・・より大きくなり・・
そこから離れられない子供に当たる太陽の光を遮り、日光に当たる機会を奪ってしまう。

いや・・正確には・・好んで日陰にいる。

木に気がつけない 男と女。

やっと、子供に向い合う機会を得た・・男と女。

子供を産んだ以上・・
男は、男である前に・・父親
女は、女である前に・・母親

の・・はず。

二人は・・そんな当たり前のことを忘れていた。

全ての家事を人に任せ・・
全ての育児を人に任せ・・

た・・母

全ての家事を他人に任せる母親に違和感を感じ・・
全ての育児を他人にさせる母親に疑問を持た・・

ない・・父

男と女は・・子供を持った以上父と母になる。

父には・・父の役割
母には・・母の役割

が・・ある。

二人はそんな当たり前に、やっと気が付く。

自分たちの当たり前が・・全ての人の当たり前でなく・・
自分たちの当たり前は・・時によからぬものを育ててしまう。

その・・一番の影響を受けるのは・・自らに授かった子供。
子供は、親の当たり前を映し出す・・まるで・・鏡。

子供は、種を親から受け継ぎ・・
受け継がれた種は・・その環境・状況で・・芽を発芽させる。

勿論、良い芽もあれば、悪い芽もある。

何をもって良い・悪いとするのか・・その判断は各人に委ねられるもの。
一つに決めてしまえるほど、簡単なものではない。

ともかく、発芽のきっかけは、親自身の当たり前の中にある。

まだ、気が付けない二人。

その間にも・・木は成長する。

芽に気が付けなかった・・
芽の成長に気付けなかった・・
ここまでの大木になってしまった・・

今更

二人に大木は見えない。
が・・何かが子どもに当たる日光を遮っていることだけは・・感じる二人。

得体の知れない{何か}を前に・・
ただ呆然と立ちつくす・・

男と女

いや、父と母。