一期一会

日々是好日な身辺雑記

平林寺の紅葉

2017年11月26日 | 日記


今日26日(日)は天気も良かったのでカミさんを誘って新座の平林寺に紅葉を見に行ってきた。
平林寺は東京近郊の紅葉の見所の一つとして知られており、毎年この時期になると訪れる。
西武池袋線ひばりヶ丘駅北口からバスに乗り、15分ほどで平林寺前に着く。
10時頃だったが平林寺入り口の総門は既に大勢の人が列をなしており、ここで入山料500円を払う。
平林寺は臨済宗の禅寺として650年の歴史のある古刹で、総門から山門、仏殿、中門と本堂までの伽藍は、
鎌倉の建長寺と同じく禅宗典型の一直線上の配置になっており、茅葺き屋根のこの四棟は県指定有形文化財だ。

雑木林の広い境内には、第3代将軍徳川家光に老中として仕えた川越藩主松平信綱の3000坪の墓所がある。
ここに松平家一族の墓170基があり、一つの寺内に一族の墓所がまとまって残されている希少な廟所だ。

(正式な参拝時のみ使用される参道)


(平林寺境内の紅葉)




43ヘクタール(東京ドーム9個分)の広さの平林寺境内の雑木林を、1時間ほど紅葉を見て廻る。
帰りは野火止用水緑道を、5.2km先にある西武池袋線清瀬駅まで歩いて行く。
野火止用水緑道は武蔵野の風情が残る雑木林の中を通る歩道で、天気の良い日には絶好の散歩ルートだ。
1時間ほど歩いた所にラーメン店(江川亭)があり、ここで昼食を取る。
この江川亭は隣町にもあり、昔はよくその店に行っていたが、最近はご無沙汰で久し振りの江川亭だった。
店の看板は(中華麺)となっているが、スープは豚骨背脂の横浜系ラーメンだ。
ラーメンは好きでよく食べるが、どちらかと言うと煮干しダシで縮れ麺、焼豚、メンマという
シンプルな昔ながらの中華そばが好きで、その代表的な店の荻窪の春木屋にはよく通った。
最近は新宿マルイアネックスの(青葉)が、お気に入りの中華そばの店だ。

(野火止用水緑道)






江川亭のラーメンはモヤシが入っていたのが中華そばとは違うが、ニンニクの摩り下ろしを入れる懐かしの味だった。
久しぶりの江川亭のラーメンを食べ、清瀬駅には13時に着く。
平林寺の紅葉を観て、あと残る紅葉見所は吾野の東郷神社なので来週にでも行ってみよう。


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