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一期一会

日々是好日な身辺雑記

KLM航空でアムステルダム経由プラハへ

2016年09月17日 | 旅行



昨日は急な飲み話が持ち上がり、新宿で飲んでいて帰宅したのが、22:00過ぎだった。
成田空港行きのリムジンバスが5:40発なので、早々とベッドに入り寝たが、起きたのが4:30。
急いでシャワーを浴び、ゴミを出し、食事を済ませて家を出たのが5:30という慌ただしい旅立ちだった。
この慌ただしさのせいで、またミャンマー旅行の時のように、本を忘れた事をバスの中で気づく。
今回の旅行用に「神々の山嶺」と読売新聞のノンフィクション「会長はなぜ自殺したか」を
Amazomで中古本を買い、「神々の山嶺」は下巻を読み始めたところだった。

バスは予定通り成田空港に8:20頃に着く。電車より時間はかかるが、家から歩いて5分位なので楽だ。
搭乗までの時間は、iPhoneを空港のFreeWifiに繋ぎYouTubeを聴いて過ごす。
海外ではWifiに繋がっても、スピードの関係でYouTubeが聴けない事があるので、聴き納めだ。
今週はどういうわけか吉田拓郎の歌とトークを何回も聴いている。
トークの方は2012年頃に放送されていた「オールナイトニッポンゴールド」で、
ゲストが井上陽水や武田鉄矢、泉谷しげる等でこれが抜群に面白い。

歌の方は「ペニーレーンでバーボンを」等は聴いていたが「結婚しようよ」や
「旅の宿」は、歌謡曲路線の様で、あまりピンとこなかったが、
今回改めてYouTube にアップされている曲を聴いてみるとなかなか良く、
特に中島みゆき作の「永遠の嘘をついてくれ」「ファイト」は何回も聴いている。
そんな歌を聴いていたら、また忘れ物を思い出した。シャワーを浴びた時に使った髭剃りだ。
プラハで買えるだろうが、一層のこと旅行中は髭を剃らずそのままにしておくか?



アムステルダム行きの便は予定通り10:30に飛び発った。
機中では本を忘れたので、映画を観たり、このブログを書いたりして過ごす。
オフラインで書けるのだ。
アムステルダムまでは11時間もあるので、日本映画「64」の前編と「家族はつらいよ」を観る。
横山秀夫の原作「64」は、昨年読んで面白かったが、映画の方も佐藤浩市はじめ、
名優揃いで見応えがあった。
映画に飽きると、詰碁をしたり、ジョギング用のiPodに入れてある音楽を聴いて過ごす。
とにかく飛行機の11時間は長い。「神々の山嶺」を忘れなければ、この機中で読み終えられた。





食事は日本時間の13:00と20:30に出た。その他に飲み物とアイスクリームのサービスがあった。
昨日呑んだ事もあり、今日は休肝日としてアルコール類は飲まなかった。

そんなことをしている内に、現地時間15:00にアムステルダムのスキポール空港に着く。
プラハへの便の乗換時間は1時間だけなので、急ぎ足で搭乗ゲート向うが、大きな思い違いをしていた。
アムステルダムは乗換だけで、プラハで入国手続きをするものと思っていたが、
EU圏なのでアムステルダムでの入国手続きになり、手荷物検査、入国審査へと続くのだ。
(Transfer)の標示に従って急ぎ足で歩き進めると先ず手荷物検査があり、
そしてボディチェックがあり、それもご丁寧に2度だ。
さすがにテロ事件の多いヨーロッパの警戒レベルは日本の比ではない。

そして次が入国審査で、ここも列をなしており、日本人旅行者も見かけたが、時間がかかり過ぎ。
その進み具合だと明らかに搭乗時間に間に合わないので、近くにいた女性係員に搭乗券を見せ、
時間が無いと言ったら、EUとスイスのマークが標示された短い列に並べさせてくれた。
そこはパスポートと搭乗券を見せ簡単に通過出来たので、搭乗券に記載のD79に急ぎ向かう。
この時、既に搭乗時間の10分前で、ゲートNOが示す通り、Dという区域に87までの搭乗口があり、
成田空港より遥かに広い。

D79に着いたらガラス扉が閉まり、旅行客が1人もいない。搭乗口の変更があったのだ!
扉の向こうに女性係員がいたので、ガラスの扉を叩いて尋ね、D68への変更を知る。
普段は走る事などないカミさんだが、この時ばかりは真剣に走る。
D68に辿り着いたら、搭乗時間5分過ぎで既に乗客の搭乗が始まっていた。
今まで海外旅行を何回もしているが、走ったのは初めてだ。

プラハ行きの便は定刻通り出発し、1時間20分のフライトでプラハに着く。
前述の通り入国審査はアムステルダムで済ませているので、(Baggage Claim)へ向かい、
預けたスーツケースを取り、頼んでいた迎えの車に乗り、30分程走りホテルにチェックイン。
家を出てから20時間が経っていた。







部屋に荷物を置いた後は、ホテルの周りを1時間程散策する。
ピルスナービールの国だけあって、屋外レストランではビールを飲んでいる人が多かった。
それでも休肝日なので飲まない。 プラハへの機中でサンドウイッチも出たので食事もしない。
ホテルに戻りバスを使いベッドに入った時は日本時間は17日(土)の朝4時だった。

忘れ物に気づき、思い違いにより空港内を走るという慌ただしい一日だった。
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