一期一会

日々是好日な身辺雑記

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2020年05月11日 | 日記
朝食前の早朝ジョギングに切り替えてから在宅時間が長くなった気がする。
多摩湖一周や小平グリーンロードから玉川上水のコースは、スタート地点までバスや電車で行き、ゴール地点からも電車で戻ってくるので、家に帰ってくるのが11時半頃なる。午前中運動、午後在宅という生活のリズムが、8時頃からずうっと引きこもっている感じだ。

図書館が未だ休館なので手元に未読本がなく、毎月6冊から8冊読んでいたのが、今月は積読本だった「ヨーロッパの歴史」一冊を読んだだけだ。
以前は我が家から歩いて5、6分の駅周辺にあった3軒の書店も出版不況からか今は無い。
家で過ごすのも嫌いではないので苦にならないが、過ごし方がTVとYouTube、日経電子版に偏ってくる。
土、日は低山ハイクの筋肉痛もあり、ジョギングも止めてTVとYouTubeを見て過ごした。YouTubeは基本的に音楽を聴くもので、JAZZやクラシック、ロックを聴いている。YouTuberと言われる人達の投稿動画は見ていない。

昨日はお気に入りに登録してあるB’zのultra soulを見にいったら動画が削除されていた。著作権からかYouTubeではよくある事で、改めて検索したらB’z Live GYMという2時間くらいのコンサート動画が3本もUpされていた。70の爺さんがB‘zかと思うかもしれないが、プレスリー、ビートルズ、ローリングストーンズを聴いて育った身からすれば、還暦過ぎたら演歌を好きになり、それを聴き涙ぐむなんて事はないのだ。

歌以外にWOWWOWでの稲葉浩志の1時間くらいの対談番組もUpされており、福山雅治、立川談春、錦織圭との対談は彼の意外な一面が垣間見れて興味深かった。
福山雅治とはUFCという総合格闘技がテーマで、2人とも大フアンらしく、好きな選手や印象に残る試合を熱く語っていて、並みのフアンではないというのが分かる内容だ。
そのパワフルな唱法とは違い、物静かで謙虚な人柄というものが感じられた。
それにしても驚異の55歳である、喉のケアとかスリムなボディーとか、ストイックに鍛えているのだろうが、ミックジャガーのようだ。
先週からエルトンジョンの(Goodbye Yellow Brick Road)を何回も聴いているが、1973年頃と2010年代のものがUpされているが、声の質が違っている。
特徴の高音の伸びがね。

今回の巣ごもり生活でもう一つ見ていた動画は、現防衛相の河野太郎のものだ。
このブログでは政治的な話は書かない事にしているが、それは政治に無関心なのではなく、匿名で書くネット右翼やネット左翼の様にはなりたくない為で、選挙権を得てから国政選挙をパスした事はない。

そんな中で以前から高評価していたのが河野太郎だ。
昨年末の安倍総理が後継候補として、菅官房長官、茂木外相、加藤厚労相、岸田政調会長の名を挙げていたが、どうみても岸田後継を意図しての発言で、加藤厚労相がその器でないのは今回よく分かっただろう。

河野太郎は原子力エネルギー政策や日銀の金融緩和策にもはっきりと物申している。
YouTubeには彼のコロンビア大学での1時間近い英語での演説や、ダボス会議やBBCでの対談などでの流暢な英会話を見れるが、そのディベート能力は今までの日本の政治家にないものだ。来年の総裁選への出馬を明確に表明している。

二階幹事長や麻生財務相が安倍4選を言い出しているが、自分のポジション保持からの発言で、政治家も後期高齢者になったら引退すべきだろう。
河野太郎の公式サイトで社会保障、エネルギー、財政•行革、外交などの主張•政策が載っており、その主張は明快なものだ。

これからの外交は中国やロシアとの向き合い方、コロナウィルスで傷んだ財政や経済などで、調整型の国内向きのリーダーでは難しいだろう。そういう意味で彼に期待している。
自民党員になって来年の総裁選に、一票を投じようかなとも思うが、自民党員はなぁ。今回の検事長定年延長法案の扱いについても、姑息さが鼻につく。

巣ごもり生活でストレスが溜まる日々だが、こんな時はトランプから離れ音楽を聴いて、心楽しく過ごすのが良いのだろう。