一期一会

日々是好日な身辺雑記

「マネックスお客様感謝Day2020」

2020年02月16日 | 日記
昨日15日(土)はグランドプリンスホテル新高輪で開催された(お客様感謝Day2020)と銘打ったマネックス証券主催のセミナーを聴講してきた。
13:00スタートなのでその前にランチを取ろうと、品川駅前の商業施設Wingで並ばず簡単なモノをと探したら韓国料理の店があった。
金曜日NHK BS1で23:00から放送された(リアルボイス)という、韓国の釜山やソウルの大衆食堂で韓国人に対日感情をインタビューする番組があり、録画しておいて昨日の朝に見た。

インタビューの意見そのものは興味深かったがそれは置いといて、大衆食堂での食事の海鮮鍋や焼肉などが美味しそうだった。それを見て、JALのマイレージが3月に有効期限になるのがあるので早速カミさんに韓国旅行を提案したら、新型ウィルスでの機内感染の可能性を理由に反対された。
現在の日本での市中感染の状況からすると、日本国内の移動も同じだし考え過ぎても仕方ないと思うのだが。
先月息子から電話があった時に上海への出張の予定がないのか確認し、今月の韓国出張予定を聞いて心配していたが、心配性の人の心配の種は尽きないようだ。

韓国料理の店はメニューを見ると本格的なもので、そんな中から早く食べれそうなものとユッケジャンラーメンにしたが、キムチなどの小皿や海苔巻き、サラダが付きラーメンも韓国の味だった。



定員2200人のセミナーは時節柄マスク着用のお願いメールが届き、受付にもマスクと消毒液が用意されていた。
セミナーは4部構成になっており、第1部は株式会社経営共創基盤CEO冨山和彦氏とマネックス松本CEOの(日本企業が“グローバル”“ローカル”で勝つために大切なこと)と題した対談だった。
冨山氏は経営コンサルタントとしてのキャリアと、産業再生機構CEOとしてバブル崩壊の時期にダイエーやカネボウの再生に関わった事で知られており、現在もパナソニックなどの社外取締役を務めておりその経験からの、日本の会社組織や経営者決定の問題点の話は興味深かった。

氏のキャリアを見ていると真山仁のハゲタカシリーズの芝野健夫を連想してしまうが、この小説ではカネボウらしい鈴紡という会社が出てくる。
ダイエーの再生プロセスはメディア報道で見ていたが、極めて日本的だなぁと感じていた。
わが町にダイエー(現イオン)があり、そのGMS、総合スーパーという業態の成長性に疑問を持ち、B1の食料品売り場以外は生き残りが難しいだろうと思っていたが、昨年閉店になり7階建ての店舗だけがそのまま残っている。
日本では企業再生においてスクラップアンドビルドという手法が取りにくいのだろう。

第2部はTVの経済情報番組に出てくるエコノミストのイェスパー・コール氏と松本CEOの対談で、相変わらずのポジティブな市場観での日本株割安論だった。
第3部は(スポーツ業界が与える日本への効果と今後の展望について)と題し、バトミントンの小椋久美子さん、体操の田中理恵さんのトークショーがあったが、このセッションはパスし休憩を含めた1時間半くらいの時間を、ホテルのロビーで本を読んで過ごした。
御殿山という土地柄か、待合せ利用だけのお客はいないようで、静かな落ち着いた雰囲気の中で、集中して本を読めた。
今週は水曜日に(ミレニアム6)の下、ひふみ投信の藤野英人氏の(投資家みたいに生きろ)、1年間待った宮部みゆきの(昨日がなければ明日もない)の3冊を図書館から借りたが全て予約待ちなので2週間で返さないいけない。(ミレニアム6)はそれなりに面白かったが、1〜3までとは比べようもない。(ミレニアム)シリーズは全世界で累計販売部数1億部になったが、そのうち8600万部がスティーグ・ラーソンによる3部作だという。そしてこの本がシリーズ最終本となる。
今日読み終えた(投資家みたいに生きろ)は株投資のHow to本ではなく、中小型株のファンドマネジャーとしての氏の考え方が書かれた本で参考になったが、NISAで買い続け3年保有した投信(ひふみプラス)は昨年売却した。やはり自分自身での個別銘柄投資の方がパフォーマンスが良い。
来週はじっくりと宮部みゆき(昨日がなければ明日もない)を読もう。



第4部は例年通り、テレビ東京の経済情報番組でお馴染みのマネックス証券のストラテジストやアナリストによる今年のマーケットを予想するパネルディスカッションがあった。
松本CEO他5人のパネラーから2020年の日経平均、NYダウ、ドル円、ビットコインの上値下値の予想があり、株価については年末の円高株安の予想だったが、新型ウィルスによる実体経済への影響、米大統領選と株価との関係についての言及はなかったが、どちらも現時点では予測不能なのだろう。

2020年になっての株式運用は、1/10にシステナの利益確定売りをしてMRFでの待機資金が30%になったが、(休むも相場)の格言に反して、1/10にTKPの買い増し、1/14MDVの買い、1/22に8月に利益確定売りをした北の達人を再度買った。
そして2/5はシステナの前日のQ3決算を受けての寄り付きでの12%近い急落を見て、保有株の総医研を損切りして、その資金でシステナを1692円で買い、その日の終値は1741円まで戻した。
3月末決算なので5月末から6月上旬の利益確定売りを想定しているが、その前に20%の利幅に達したら売却する。
2/10の決算発表後の大幅上昇を見込んで買ったMDVは、予想通り翌営業日の12日(水)に150円高の1008円でのストップ高となった。
13日の朝にNYダウの上昇を確認して1100円での売り設定をしたが、この日は利益確定売りに押されてか、40円安の968円なった。現時点で15%の利幅があるが22%の1100円での売り設定は3/12まで有効なので、じっと約定を待つだけだ。



17;00にセミナーが終わって品川駅に戻ってきたら、(TKP品川カンファレンスセンター)の看板が目についた。
4日前に医療関連のシンポジウムに出席したカミさんが、その京橋の会議場が綺麗だったという話しをして、TPなんとかという会議場だと言い、それがTKPガーデンシティだというのが分かった。八重洲口周辺に5ヶ所の施設があるのだ。
株式保有銘柄は伝えてあるが、関心がないのか有名企業ではないので覚えられないのか。
貸し会議室という面白い業態で東証マザーズ上場に上場して3年の若い企業だが、売上げ、利益の増加率が良いので買ったが、2月末決算なので5月上旬には結果が出るだろう。

マネックス証券主催のセミナーは、来週22日(土)も大手町のサンケイプラザで行われるが、
より実践的なセミナーなのでそちらにも参加する。
2週続けての好きな囲碁対局を休んでのセミナー参加だが、好きな趣味より生き甲斐を優先だ。