一期一会

日々是好日な身辺雑記

足腰の神様

2015年12月01日 | 雑記



昨日30日(月)は紅葉見物とマラソンの練習を兼ねて低山ハイクに行ってきた。
6日(日)が所沢シティマラソンなので今週は走らない。
紅葉見物の方は、西武秩父線吾野駅から歩いて15分の秩父御嶽神社(東郷公園)へ。
ここの紅葉は見事で、毎年行っており21日(土)と22日(日)にもみじ祭りが
開催されていたが今年は用事があって行けなかった。
そしてこの日の紅葉は一週間遅かったのか、残念ながら色褪せていた。
涸沢カールの紅葉にも間に合わなかったし、この分だと来週実家に帰る時に
円覚寺、建長寺と廻り天園ハイキングコースから行くつもりだが紅葉は見れるかどうか。



 そんなガッカリした御嶽神社から山里を歩き、山道を上って1時間ほどの子の権現へ行く。
ここは足腰の御利益があるらしいが、ここの正式名称は(子の権現 天龍寺)なので、
正しくは(足腰の仏様)なのだろうが、何となく響きが悪いので神様と。
境内には鉄で出来た金色のワラジや夫婦鉄下駄が置いてある。
ここでお賽銭をあげ、山登りとマラソンが永く続けられるように祈る。





(憧れの山里ログハウス暮らし)


竹寺へ向かう山里の人家の庭先には柚子がたわわに実っていた。
この辺は(ゆずの庄)と言われるくらい柚子の産地となっているようだ。
山道にも柚子の木があったので(自然の恵み)として3個頂いてきた。
この柚子の皮をカブと一緒に浅漬けにしたり、湯豆腐の薬味にしょうと思う。

9時から歩き始めた低山ハイクは14時頃には飯能行きのバス停に着く。
低山だったのでトレーニングになったかどうかは分からない。





そして今日はいつもの花小金井からのジョギングコースをウォーキングに。
知人のI氏にそのジョギングコースに(黒龍)を売っている店があると教えてもらったのでそれを買いに行く。
この店は花小金井から狭山・境緑道を15分程歩いた左側にあった。
看板やのぼりも上がってないので、今まで気に留めてなかったが、
ガラス戸には(黒龍 正規特約店)との紙が貼ってあった。
店内には何種類かの黒龍が冷蔵ケースに並んで入っていた。
店の女性店主に福井県の黒龍酒造本店を訪ねた事や、福井では置いてある店が少ない、
と言ったら(黒龍はどれを飲んでも白✖️や✖️桜などより旨い)と言う。
正月用に720mlの純米吟醸を一本買う。黒龍に関しては下のブログにも。

北陸旅行(五箇山から永平寺へ)

そしてこの店を教えてくれたI氏にメールをしてお茶の誘いを。
久米川に在住の彼と30分後に落ち合い、喫茶店で富士山マラソンの話しを聴く。
ランニング繋がりではないので、呑んだ席でも話題は時事放談や旅の話しで、
マラソンの事を深く聴いた事がなかった。
と言うより彼はマラソンは7月の富士登山競走(5合目コース)を走るだけだった。
それが初フルマラソンの富士山マラソンで4時間7分で完走と聞いて驚いた。
当日のコース状況や普段のトレーニング内容を聞く。
8月、9月は100km、10月、11月は170kmくらいで、練習コースは私と同じく多摩湖一周だ。
やはり北岳日帰り登山をする健脚というだけでなく、走り込みを相当やっている。

彼の走ることの一番の目標は、富士登山競走(5合目コース)を2時間半以内で走り,
山頂コースに出場する事らしい。
この山頂コースは5合目コースのゴールタイムが2時間半以内の者のみが出場出来る、
日本一の山岳レースで完走率も50%くらいだ。
そんな難しい出場要件なので、山頂コースは出場するだけで凄いが、
多分彼は来年5合目コースを2時間半以内で走り出場権を獲得するだろう。

こんな難しい目標にチャレンジする精神的若さと、それをやり遂げる身体的若さを、
同じ歳の人間が持つというのは励みになる。