
4月中旬、桜の花も散り出し葉桜になり出した頃

お天気も良いので山菜を採りに出かけました。
今日は一人なので、安易なコースを行くことにしたのでちょっとコースを紹介してみましょう。

入口ですが、写真では傾斜が分かりづらいのですが、下が濡れていると滑って上がるのがちょっと難しいぐらいの傾斜があります。

木の根に足をかけながら斜面をしばらく登って行きます。

入り口の斜面を登りきると、ちょっとハードなハイキングコースと言った感じになります。

暫く行った辺りから、ウコギ科のタカノツメが採れます。

この辺りではではコシアブラもほんの少しだけ採ることができますが、まだ少し早い様です。

また急な斜面になり、ここでは両脇の木を持たないと登れません。

斜面を登ると急に下草が多くなり、進む道を選びながら進みます。

ちょっとした尾根になった様な道を進みます。

この辺りからタカノツメの若木が多くなり良い新芽が採れます。

良さそうな新芽を選んで摘みながら進んできます。

これがタカノツメの木です。名前の由来は冬芽が尖り、鷹の爪をおもわせる様な形をしているところからきているとの事です。
黄色の丸で囲んだのがタカノツメの新芽ですが、丸印以外にもたくさん新芽がついています。

これはヤマウルシの新芽です。行く先々あって気をつけないといけないのがこのヤマウルシ。形はコシアブラに似てはいるのですが、色が全く違います。
山菜を取りながらで30分ほどこのコースは終了。ここからは普通のハイキングコースに出て戻ります。

30分ほどのコースでこれだけ採れました。タカノツメはタラの芽やコシアブラに比べて苦味がきついですが、天ぷらにするとその苦味がたまらなく美味しいのです。でも苦味が強いだけに、好き嫌いがはっきり分かれる山菜かも知れません。
山菜って年中何かとあるものなのかな、天ぷらにしたら何でも食べられそうです。
リョウブの木の葉などは、江戸時代後半、飯科である雑穀の窮乏を、山野に求めた救荒食材で、空腹のおぎないとするように、藩令によって備蓄をした藩があるとのことです。