moneのひねもすのたり

monechanと日がな一日趣味三昧にあこがれて

開腹手術

2014-08-27 11:49:02 | 情報
2000年製初期タイプ PowerBook G4 OS10.3.9 and OS9.2 ネットに使用するには無理がありますが、古いデータを見るのにまだまだ使えるパソコンです。

先日ちょっと使おうと電源ボタンを押すと、うんともすんとも言ってくれません。5、6年前にも同じ状態になり、ある専門業者に一ヶ月以上かけて見てもらったところ、修理は不能です。廃棄するしかないので廃棄処分しましょうかと言われました。どうも不信に思いパソコンを返してもらい、キットカットに持っていってみると、1分もかからず修理完了。修理方法は、リセットボタンを5秒以上押すだけのものでした。

今回も1年以上使っていなかったので、またかと簡単に考えリセットボタンを押してみたのですが、今回は沈黙。バッテリーも空なので一晩充電してみることに。
翌日見てみると、全く充電している気配もありません。これは重傷です。


ネットで検索してみると、どうも内蔵電池がなくなると同じように起動しなくなるようなことが起きるとわかりました。

そこで今回は止む無く、開腹手術することに・・・・



裏蓋を外した状態です。左下に見えるのが “光学ドライプ”
問題の内蔵電池はこの下側にあります。

横側にそれぞれ2ヶ所丸い突起があってそれで止められていますので、下側から持ち上げではずします。




光学ドライブを外した状態。左下の菱形の黒いのが内蔵電池です。

内蔵電池のカプラーを抜きます。そして、スタートボタンを押すと・・・・・

じゃ~~~ン!



見事起動に成功!! 



起動状態で内蔵電池の電源をつないでから、一旦パソコンを終了し再度電源を入れてみると、問題なく起動しました。

後は、光学ドライブを元通りもどし、裏蓋を付ければ完了です。



バッテリーがなくなり、内蔵電池が放電しきると起動できなくなるようです。そうなるとバッテリーの充電までできなくなってしまいます。

たまには思い出して動かしてやらないと、どうも機嫌が悪くなるようです。