定期的に通っているスポクラのプログラムがあります。
ストレッチ、そのすぐ後に簡単な筋トレ、
午前中一番早いプログラムなので、
参加者のほとんどが70代の方だと思います。
みなさんの動きは少し緩慢で、
リズミカルな動きになるとちょっとバラバラ。
そんなときはインストラクターの方は、
ちょっと笑いながら、
「隣の人にぶつからないように、あっ、逆ですよ~」
わたしも一緒にチグハグ、ニヤニヤ、
スポクラっていうよりも、運動のデイサービスって感じ。
でも、筋トレは結構きついんです。
このストレッチのプログラムが週に1回だけなので、
ほとんどが同じメンバーです。
プログラムが終わりシャワーを浴びて着替えていると、
隣のロッカーの方に声をかけられました。
「もう終わりですか?」
「もうシャワーも浴びてこれから仕事です」
「わたしももう終わり、これから帰ります」
いつもご夫婦でプログラムに参加している方でした。
「わたしは体が硬くて大変です」
「わたしもとっても硬いんですよ。
でも、やらなきゃもっと硬くなっちゃうでしょ。
わたしは86、主人は91歳なんです。
だから少しずつ続けていこうと思ってるんですよ」
「えっえっえ~!!! 10歳はお若く見えますよ!!!」
「そうですか。ありがとう」
できれば、85歳までは、
自立して生活していたいと思っています。
その後はいろいろな人の助けを受けながら、
90歳ぐらいまで生きるのだろうか・・・。
そんなこと漠然と考えていました。
でも、スポクラのロッカーの会話でちょっと希望が出ました。
86歳まではスポクラに通いたい!
なんてね・・・。
そういえば三浦雄一郎さんが、
南米大陸最高峰登頂と、
スキー滑降に挑戦するという会見がありました。
たくさんのサポートがあるとは思いますが、
三浦さんの基礎体力や、
今まで培ってきた登山やスキーの技術、
どれもが三浦さん自身が作ってきたものです。
そのことが86歳の挑戦になったのだと思います。
下町のスポクラの86歳も、
南米最高峰のアコンカグアの登頂を目指す86歳も、
とにかくすごいです。
86歳は遠い未来と思っていましたが、
少し身近な未来に感じました。
わたしも86歳まで頑張る!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます