女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

Sさんの個性。

2019-04-18 23:00:51 | 日記

きょうの仕事の作業が少し早く終わりました。

退出のタイムカードを押すために列に並ぶと、

いつもわたしより前にいるSさんが、まだ来ていませんでした。

いつも並ぶ順番はほとんど同じです。

後から来たSさんに、前を指してどうぞと言うと、

「いや、ここに来た順だからさ。きょうは珍しく早かったね」

とSさん。


タイムカードを押すと、

みんな一斉に速足でロッカー室へ向かいます。

事務所は地下1階、ロッカー室は地下2階です。

事務所を出て階段を下ります。

わたしはいつも後から来る人に、階段のドアを開けて少し待ちます。

すぐ後ろからSさんが速足でやってきて、階段を下りる途中、

Sさんのバッグが何度もわたしの足にぶつかりました。

そんなに接近されるのは嫌なので、

「お先にどうぞ」とSさんに言いました。

「あたしは下りるのが遅いからさ。そんなこと気にしないでよ」

わたしは特段Sさんの膝のことを、心配して言ったのではありません。

いつも急いで帰るSさんに先を譲ったわけでもありません。

人にぶつかっているのに、そのことにも気がつかない、

トンチンカンなSさんの言葉にすごく腹が立ちました。


昼礼のとき、隣にいるSさんの手がよくぶつかります。

反対側の△△ちゃんとは一度もぶつかったことがないのに、

Sさんは人にぶつかっても平気な人なんだ・・・、

相手のことはお構いなしなんだ・・・、

だから階段でも前にいる人のことは気にしないのでしょうね。


世渡りが下手で、人間関係が苦手なわたしは、

 いつも職場に嫌いな人がいました。

今の職場ではSさんです。

 でも、この記事を書いていくうちに、

とっても些細なことを気にしている自分に気がつきました。

わたし自身のいろいろなことが個性であるように、

Sさんの様々な行動も個性であるのですね。

相手の個性を見つめることは、わたしにとっても大切なこと、

わたしに足りない冷静な対応ができるような気がしました。


ふくれっ面の気持ちいっぱいで帰ったわたしを、

いつものようによろこんで迎えてくれたジークとモナ。

2匹の個性も、もっと感じたいと思います。





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