先週3回目のコロナワクチン接種が済み、
あれから10日ほど経ったので映画を観に行きました。
きょう公開の『マヤの秘密』と、
以前から観たかった『ライダーズ・オブ・ジャスティス』の2本です。
両作品ともレビューはそれほどではありませんが、
それぞれ主演のノオミ・ラパスとマッツ・ミケルセンが好きなことと、
同じ映画館の上映で2本が続けて観られる時間帯で、
一石二鳥な感じで出かけてきました。
1950年代、アメリカ南部の郊外で、
夫で医者のルイスと息子のパトリックと幸せに暮らしているマヤ。
パトリックと広場で遊んでいると聞き覚えのある指笛を聞きます。
それは何度も飼犬を呼んでいました。
そのときマヤは心に抱えている闇に引き戻されるのです。
マヤは第二次大戦後ドイツの収容所から数人の女性たちと共に、
故郷のルーマニアを目指して逃げ帰る途中、
ナチスの逃亡兵たちに襲われて、みんな凌辱、惨殺、
マヤはどうにか逃げおおせますが、一緒に寝ていた3歳下の妹も犠牲になりました。
その後ヨーロッパでルイスと出会いアメリカに渡り、結婚生活はしあわせでした。
でも、いつもナチス兵に襲われる悪夢に悩まされていました。
精神科の診療も受けていましたが、ルイスにも本当のことは打ち明けません。
そんなときに、ナチス兵に襲われたときの指笛が聞こえたのです。
この指笛はあの男に違いない、そう思ったマヤは指笛の男を待ち伏せて、
男を拉致して家に連れて帰ります。
そして、ルイスにやっと秘密を打ち明けて、男を地下室に運び監禁します。
良識がありやさしいルイスは、マヤの狂気じみた行動や過去が信じがたく、
自分でも男の身元を調べますが、男が言ったこと以外は分かりません。
マヤは男を殺したい衝動に何度も襲われながらも、
襲われたときのあいまいだった記憶をはっきりさせたいため、
男の口から真実を聞きだしたかったのです。
自分はスイス人で役所に勤めていたと何日も話し続ける男に、
マヤは町から離れた所に掘った穴に男を埋めるつもりで連れ出します。
本当のことを言ったら開放すると言っても、男は同じことを繰り返すばかり。
マヤは自分がどれだけ苦しかったか、悪夢にうなされ続けていたかを話します。
それを聞いた男は泣きながら自分の過去を話しだしますが、
思いもよらないことが起きてしまいます。
強いマヤ、やさしいルイス、
これからふたりの生活はどうなっていくのでしょうか。
それにしてもノオミ・ラパスは強い女性がはまり役だと思います。
スウェーデン版『ミレニアム』シリーズのリスベット役はすごかった!
ハリウッドのリメイク版よりもずっとよかったです。
『マヤの秘密』も『ライダーズ・オブ・ジャスティス』も復讐の話で、
どちらにもどんでん返しがあって、
この2本を一緒に観られておもしろかったです。
『ライダーズ・オブ・ジャスティス』の感想はまた次回に・・・。
久し振りに面白い映画を観て、外ごはん食べて、
なんだかとてもスッキリしました。
来週末も観たい映画が公開されます。
コロナには気をつけて、また出かけようと思います。
遅いランチは『すずや』のとんかつ茶漬け。
初めの半分はそのままごはんといただき、
残りの半分はごはんに乗せてお茶漬けでいただきました。
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