時々仕事帰りが一緒になるYさんは、
今月いっぱいで1日の仕事をやめて、午前中だけの仕事になります。
もう15年ほど勤務していたけれど、
元気なうちに趣味の洋裁をもっと本格的にやりたい、
以前からそのことをYさんから聞いていました。
67歳のYさんの気持ちはよくわかります。
わたしはYさんの選択を応援したい気持ちでした。
来月からは会えなくなるので、
以前から行こうと言っていたカラオケに誘いました。
「じゃ、Hさんも誘っていいかな?」
と、Yさん。
それで、3人で慰労会をすることにしました。
まだみんなには内緒ということでしたが、最近公表したようでした。
するとYさんはAさんから最後にカラオケを・・・と誘われました。
YさんとAさんは以前からカラオケ仲間。
Yさんは3人のカラオケ会のことを話し、
Aさんのことをぜひ一緒にと誘いました。
Aさんは怒り心頭の表情で、
「何で最初にわたしに声をかけないのよ!」
どこかで聞いたセリフです。
あれはまだ私が働き始めたころでした。
わたしは当時勤めていた会社で、
気の合った仲間たちと飲み会や、海や山へ出かけていました。
わたしが計画を立て仲間に呼びかけ、
仕事よりもその他の時間の幹事役で一生懸命働いていました。
ある日、同期だったU子がわたしの席の横に来ると、
大きな声で言ったのです。
「何でわたしを誘ってくれないのよ !」
わたしの課には何人かがいましたし、
隣の課にも聞こえるほど大きい声でした。
唖然とするわたし、怒りの表情のU子。
そして40年以上経ったきょう、同じようなことが起こりました。
なんということでしょうか・・・。
Aさんはわたしと同い年、40年以上前のU子は22歳。
歳の差はあるものの、ふたりはあまりにも大人げない。
とくにAさんは以前わたしを無視していた人です。
わたしがらみのカラオケ会だから、腹が立ったのでしょうか。
ふてくされても、怒っても、1日は過ぎていく。
どうせなら楽しく笑って過ごしたい、
ね、そうしましょ💗
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