女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

自分の中のもう一人の自分。

2021-12-04 22:21:26 | 映画

 

おととい『ファイト・クラブ』を観てきました。

最近観始めたAmazon videoのメニューにも入っていましたが、

日本橋で上映されていたので、スクリーンで観たくなり出かけました。

10年ぐらい前にテレビで観てとても衝撃を受けて、

またいつか観たいと思っていました。

 

不眠症で眠れないジャックは、薬を処方してくれない医師から言われます。

「世の中にはもっと大きな苦しみを持っている人がいる」

そして、難病を抱えた人たちが集まる集会に行くようになりました。

するとその夜ジャックはぐっすり眠ることができたのです。

それで、色々な患者の集会へ通うようになりました。

 

ジャックは出張の帰りにタイラーと名乗る男性と知り合います。

バーで飲んだあとふたりは殴り合いを始めます。

ケンカではなくて、まるでスポーツのように殴り合うのです。

するとジャックは夜よく眠れるようになりました。

殴り合うふたりの周りには次第に人が集まり始め、

そして、バーの地下で秘密のクラブ・ファイトクラブが結成されました。

でも、殴り合いだけでなく、色々なテロ行為が始まりました。

ジャックは詳細は知らされず、タイラー主導で進められていきました。

 

ジャックはタイラーの住む廃屋に転がり込んでいました。

そこへ以前患者の集会で知り合ったマーラという女性が、

タイラーの恋人として通ってくるようになります。

そんなマーラに話しかけると、「なに言ってんの?アンタ!」の連続。

変に思うジャックですが、やがてその意味を知るようになります。

タイラーはジャックが作り上げたもう一人の自分。

生真面目でおもしろみのないジャックは、破天荒でワイルドなタイラーを、

自分の中に作り上げたのでしょうか。

自分の知らない間にテロ計画は大規模になっていき、

暴走するタイラーを止めるために、ジャックは自分の口の中に発砲します。

 

主役のエドワード・ノートンとブラッド・ピットのふたりの演技がすごかったです。

とくにチョイ悪男のブラピの迫力、そして美しい肉体がすばらしい。

ブラピってチョイ悪役がすごく似合うと思いますね。

でも、この作品の最大の見どころはどんでん返しなので、

今回は最初に観たときほどの衝撃はなし。

まだ観ていない方、ネタバレしてすみませんでした・・・。

 

ファイトクラブ

映画の帰りに以前から行きたかった『シンガポール海南鶏飯』

チキンライスを食べました。

シンガポールのチキンライスと同じおいしさ、また食べたいです。