龍南健児の碑、サインカーブを歩けばすぐ目につきます
時折五高記念館館内案内を頼まれ、展示資料を説明することがあるが、その度に「第五高等学校というのは・・・・・・・・・・」
どうも現代の全ての人が、○○大学第五高等学校とか○○大学の付属高等学校とかと言う現代のマスプロ高等学校と全く同次元で考えている人ばかりである。
そのため、「もう一寸日本の学校制度の歴史について勉強しましょう」と云うこともしばしばである。
これは五高という高等学校が存在していたということを知っている人が皆無になったということの証拠であり、五高が閉校して既に60有余年、
五高が存在した時代からは孫の世代になっている。
旧制高等学校が歴史の彼方の一事項として忘れ去られている事、要するに、世代の違いはいたし方がないことである。
しかし五高を始めとする旧制高等学校が持っていたその教育精神は今日の学校教育においても十分に引継がれていくべき事であると考える。
明日はその教育精神について考えてみたい
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