5月度 人間塾関西

5月度の人間塾関西に参加する。オンラインでの開催。課題本は「徒然草」。学生時代以来、久しぶりに読み返した。もともとは高校の古典の授業で習った。そのときに「面白いな」と思い、確か大学のときに文庫本を買って読んだのだ。
そのときの講談社文庫は少し前まで持っていたが、古くて傷んでるし活字が小さい。今回の課題本は角川ソフィア文庫だったので、それを買い直した。
◆お題①
第150段（P149,P366）「能をつかんとする人」に兼好法師が考える技能、芸などの習得方法のコツが記載されています。
自身の経験などを踏まえあなたの習得方法のコツを発表してください。
◆お題②
この本を読んでみて気づきや学び、共感した（共感しなかった）話、自分の生活に生かせそうな話など発表してください。
発表の詳細はグループのFacebookページに掲載。
この本の面白さは、テーマの幅広さにあると思う。素晴らしい人生論を語っているなと思うと、ゴシップ的な話や、どうでもいい話、意味不明な話など、題材が多岐に渡っている。文章量も段毎にずいぶんと違う。その辺りの整理のされてなさ（兼好法師も後々これほど読まみ継がれると思って書いているのではないだろう）、まさに「つれづれなるまま」な書きぶりが、逆に親近感の持てる随筆になっているのだ。
月末は東京で開催。そちらもzoom参加する予定である。