MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV 659

2019-05-02 11:14:01 | 音楽夜話(クラシック)
バッハの時代に今の様なピアノはなかった。
ウイルヘルム・ケンプ(p)による編曲版が
70年代に出ていて、その中の何曲かは
FMでもよく流れていた。

先日、その中から久しぶりに、BWV659を
聴いた。低音が支えて落ち着いた感じの曲で

さまざまな手法による18のライプツィヒ・コラール
BWV 651-668 - いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV 659
(編曲:W. ケンプ) - 18 Chorales, BWV 651-668,
"Leipziger Chorale": Nun komm der Heiden Heiland,
BWV 659 (arr. W. Kempff for piano)

カンタータに使われていた。旋律は高音なのだけれど、
低音の使い方がなんとも言えず引き込まれてしまった。
基本はオルガン版だろうけれど、弦楽合奏版も
編曲ものが出ている。

ケンプ自体の演奏は落ち着いていて、奇をてらうこともなく
淡々とすすみ流れていった。気分的には短調だけれど、
落ち着いて聴いていられるもの。

JAZZBAR SINJYUKU SAMURAI

2019-05-02 06:04:52 | 音楽が流れる喫茶&BAR
JAZZBAR SINJYUKU SAMURAI


新宿「ジャズ・バー・サムライ」。
http://samurai.favy.jp/

ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/bu0rx3vk0000/

JBLが聴ける店
http://jbl.harman-japan.co.jp/soundofjbl/shop/samurai/

当時はJAZZを流していたが、今は、JAZZが小音量で
流されるJAZZBARになってしまった。薄暗い店内に
飲みか加速され、会社のミーティングなのかもしれないが
TV局なのかイベント会社のそれなのかわからないが、
場所柄、著名人の名前が織り込んで来る。聴き耳立てなくても聞こえてくる。
スピーカーからは涼し気なJAZZが聞こえてくるが会話にかき消される。

壁にはビル・エバンスやら、アートペッパーのサインのはいった
レコード・ジャケットが無造作にかかっている。
今はなき本物のエヴァンスが書いたサインなんだ思うと、感慨深いものが
ある、あのピアノを弾いた指でこのような丸文字っぽいサインをする
エバンスはなぜか可愛い(笑)。

今でもジャズ喫茶営業は:毎週土曜17:00頃~18:00までが、どうもレコード
かけて昔の喫茶店風な営業をしているらしい。今度はその時間帯に・・・。

JTと彼のJ-50の謎

2019-05-02 04:22:46 | アコースティック・ギター・トリップ
JTと彼のJ-50の謎

いやぁJTと言えばJ-50の世代ですから。その愛機も2010年発売の
キャロルキングとのLIVE アルバムのジャケットにも映り込んでいます。
ソロのステージの時は、それ以降は、大体ジェームス・オルソンのOMタイプのを
弾いていたりと思います。

使用弦がコンパウンド使用というのは初耳でした。
独特のコード、リズム、指使い。まねされるだけの事はあります。
かなりイコライジングされているという話もありますが、あのぺちぺち感は
そこから来るのかとも思います。彼独特の音色ですね。

彼の最近の仕様ゲージは
John Pearse Strings Slightly Light
だそうですので、
550SL スライトリーライト .011 .015 .022 .030 .040 .050
参考
マーチンコンパウンド
Gauge:Traditional .0115 .014 .023 .028 .038 .047

一時期、たぶんPU(バーカスベリー?)を付けたりしてたとき、
サウンドホールに蓋してたりして、独特のJ-50になってましたが、
出音も変わってしまい彼自身としては本意ではなかった様子も
あったそうです。GIBSON J-50のイメージとはちょっと違う音ですね。

彼の楽器は何年産なのでしょう。
ネット見て回りましたが、現状確定情報は見当たりませんでした。
大体、1965~69あたりか・・・。
初期の画像では、J-50のアジャスタブル・ブリッジがセラミックでなく
黒っぽい木製のようなものなのです。ハカランダか、エボニーによるかでも
年代は違いますが、これは65年前後と69年ものにあるそうで、その間に
製造されたものの様です。

そして、後年彼の楽器が改造されて、普通のボーン?のサドルになっています。
ブリッジピンも黒いし(オリジナルは白)オリジナルのクルーソン・ぺグも
グローバーに変更されているし、彼の当時の音が出るかどうか・・・。

JTとJ-50オリジナル
http://www.nbnguitars.com/guestbookextra.htm

彼のトレードマークだったJ-50にこんなところでご対面。
ちょっと感動的(笑)。
この楽器は現在息子さん(ミュージシャン)の所にあるそうです。