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JTと彼のJ-50の謎

2019-05-02 04:22:46 | アコースティック・ギター・トリップ
JTと彼のJ-50の謎

いやぁJTと言えばJ-50の世代ですから。その愛機も2010年発売の
キャロルキングとのLIVE アルバムのジャケットにも映り込んでいます。
ソロのステージの時は、それ以降は、大体ジェームス・オルソンのOMタイプのを
弾いていたりと思います。

使用弦がコンパウンド使用というのは初耳でした。
独特のコード、リズム、指使い。まねされるだけの事はあります。
かなりイコライジングされているという話もありますが、あのぺちぺち感は
そこから来るのかとも思います。彼独特の音色ですね。

彼の最近の仕様ゲージは
John Pearse Strings Slightly Light
だそうですので、
550SL スライトリーライト .011 .015 .022 .030 .040 .050
参考
マーチンコンパウンド
Gauge:Traditional .0115 .014 .023 .028 .038 .047

一時期、たぶんPU(バーカスベリー?)を付けたりしてたとき、
サウンドホールに蓋してたりして、独特のJ-50になってましたが、
出音も変わってしまい彼自身としては本意ではなかった様子も
あったそうです。GIBSON J-50のイメージとはちょっと違う音ですね。

彼の楽器は何年産なのでしょう。
ネット見て回りましたが、現状確定情報は見当たりませんでした。
大体、1965~69あたりか・・・。
初期の画像では、J-50のアジャスタブル・ブリッジがセラミックでなく
黒っぽい木製のようなものなのです。ハカランダか、エボニーによるかでも
年代は違いますが、これは65年前後と69年ものにあるそうで、その間に
製造されたものの様です。

そして、後年彼の楽器が改造されて、普通のボーン?のサドルになっています。
ブリッジピンも黒いし(オリジナルは白)オリジナルのクルーソン・ぺグも
グローバーに変更されているし、彼の当時の音が出るかどうか・・・。

JTとJ-50オリジナル
http://www.nbnguitars.com/guestbookextra.htm

彼のトレードマークだったJ-50にこんなところでご対面。
ちょっと感動的(笑)。
この楽器は現在息子さん(ミュージシャン)の所にあるそうです。


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