3月3日に銚子電鉄から新商品が発売されたので暇つぶしついでに買ってみた。
『銚電のぬれ最中』¥900円也(犬吠駅にて購入)
普通の最中って事ならスルーだったんだけど
どうやら今回発売の最中は「自分で作る」っていうギミックがあるらしい。
銚子電鉄もなかなか面白い事やってくれるじゃないの。
箱を開けると中身はこんな感じでした。
最中の皮(種) 6個分/12枚
醤油あん 6パック
作り方の説明書き 1枚
最中の皮の正式名称が「種」っていうのを初めて知ったよ。
作り方はいたって簡単。
1、種を1台分(2枚)取り出して
2、一方の種に醤油あんをニュルッと全部乗せて
3、種の模様の上下を間違わないように重ねてグッと押しつけたら完成。
さっそく実行
種にアン1パックをギュッと絞り出すと結構山もり。
もう一個の種を乗せてムニュッと押し固めて完成。
少しはみ出てしまったが、手作りなのでこれくらいの失敗もイベントのうちです。
ペロッとはみ出た分を綺麗にしたら最中の完成。
手乗り銚電の完成。
完成品の大きさはカロリーメイトくらい。
見た目も悪くないですよ。これ良いね!
左上:車両正面 右上:屋根部分 左下:車体下 右下:食った断面
銚子電鉄は基本的に一両編成なのでこれはこれで正解。
側面の窓やドアだけじゃなくて
屋根や前面、車体の下の部分にも
電車っぽい凹凸がちゃんと付いてるのが好感。
やっぱねぇ、こういう見過ごすような所までこだわるから良いんだよ。
この最中は見た目もいいし、自分で作るっていう作業も良い感じ。
さらに今回の最中で一番よかったのが何といっても「味」。
ヒゲタ醤油と共同開発したっていう『醤油あん』がかなり美味いよ!
アンコの甘ったるいだけの感じじゃなくて
食べたときにフワッと醤油の香ばしい感じが口の中に広がって
香ばしさっていうのかなぁ~、味にしまりが出る感じがある。
例えるとなんだろう?、
スイカに塩かけて甘みをはっきりさせるみたいな感じか?いや、違うな。
カレーに隠し味でインスタントコーヒー入れるみたいなものか?よくわからん。
まぁ、とにかく混ぜてみたら美味かったって事です。
この見た目と醤油あんの組み合わせは「江ノ電最中」を超えたんじゃない?
最中としての歴史では負けるし、鉄道会社としても経営状態で負けるけど
それでもこの最中はかなり頑張ったと褒めちゃうよ。この最中は歴史に残るよ。
賞味期限も5月25日まであったから2ヶ月以上あるみたいだし
お土産としてはかなりインパクトもあるし子供も喜びそうだし
ぶっちゃけ量はそんなに無いけど
個人的には10個入りとかの最中を箱でもらっても
ちょっと多くて食い飽きちゃう事もあるから
これくらいの量だったらお土産としてもらっても悪くないと思った。
総合的にこれはお土産としてかなり良い感じの最中じゃないか?マジで!
ちなみに、『銚電の"ぬれ"最中』というわりには全く濡れてないんだよね。
その辺の説明が全くないので真相は闇の中なのだが
ただ、作り方の説明書をよーーく読むと
【3.片方の種にあんをぬる】って微妙な書き方がしてあって
もしかして「濡れた最中」じゃなくて「塗る最中」という事か?
と、強引な解釈をしてみた。
っていうか、「塗れ」って「塗る」の命令形・・ま、いっか。美味かったし。
今回の「醤油あん」が今月引退する801の色に近いから
801の後釜として走るのが緑とクリーム色の電車らしいから
最中の第2弾は「抹茶あん」や「チーズクリーム」とか出るのか?
どうせパックだしアンを選べるってのも良いなぁ~。
久しぶりに今後の銚子電鉄に期待してみる。