今月も、明日で一週間

2009-09-06 23:16:06 | Weblog
口内炎が治ったと思ったら、右口角のあたりにできものが(/_;)もしかしたら「Bたらん」でしょうか(苦笑)。
本日の収穫
環境世界と自己の系譜(大井玄/みすず書房)
セクシィ・ギャルの大研究(上野千鶴子/岩波現代文庫)
辻調が教えるおいしさの公式 日本料理(辻調理師専門学校・編/ちくま文庫)玻璃の天(北村薫/文春文庫)
浮かれ黄蝶 御宿かわせみ34(平岩弓枝/文春文庫)
以下二冊、安藤鶴夫/河出文庫
巷談 本牧亭
わが落語鑑賞
以下四冊、田中美津
新・自分で治す「冷え性」(マガジンハウス文庫)
ぼーっとしようよ養生法(三笠書房・知的生き方文庫)
かけがえのない、大したことのない私(インパクト出版会)
いのちの女たちへ(現代書館)

『1968 下』が届けば、当分書店に足を運ぶつもりもないし、書評に目を通そうとも思わないはずですが…。値段が値段ですから、上巻より大幅に少ない部数しか版元で用意していなかったとは想像できます。版元に在庫がなく取次店を通して探している、あるいは、Amazonの書評で指摘されているようにあまりにも事実誤認が多すぎて、増刷するにはリスクが高すぎるとか…。
それはともかく、北村薫と平岩弓枝は読了。北村薫〈ベッキーさん〉シリーズ第二弾は、いろいろな意味でほろ苦い読後感を持ちます。昭和8年の東京が舞台なわけですが、この後の歴史を知る読者にとって重い幕切れとなっています。【わたし達が進めるのは前だけよ】という主人公の言葉が、切ないですね。著者はシリーズ第三弾で先頃直木賞を受賞しましたが、ここは文庫化を大人しく待つことにしましょう。
セクシィ~は27年ぶりの邂逅(笑)。浅田彰や中沢新一が登場する直前に、リブの最後の闘士のように登場したのが上野千鶴子だったような気がします。上野千鶴子、田中美津、駒尺喜美、小倉千加子など、それなりには読んでいましたっけ。
ところで、旺文社文庫がなくなりアンツルの本も入手困難になっていましたが、河出文庫でポツポツ出始めていたのですね。個人的には、嬉しいですね。ま、あっというまに品切れ・絶版の憂き目にあいそうな気もしないではありませんが。
あとはまぁ、いつもの台詞、ぼちぼち読み進めていきましょう。

夕食後、つい、だらだらと…

2009-09-06 01:11:07 | Weblog
NHKニュース~テレビ朝日の歌番組(タイトル失念)~アド街~美の巨人たち…果ては曽根麻矢子のチェンバロまで、見続けてしまいました。本当は9時の時点でお終いにするつもりだったのですが、アド街が目黒のさんまだったことを思い出したのが運の尽き。目黒(正確には不動前周辺ですが)はかつてマメに足を運んだ場所ですし、夢二も嫌いじゃないし、曽根麻矢子のバッハのCDは数ヶ月前に購入したばかり。テレビというのは、意志を持って見ないとキリがありませんね。
夢二の【青山河】。昔々岡山の夢二美術館に行った時も、数年前の伊香保の夢二記念館でも見た記憶がなかったのですが…夢二らしくなかったため記憶から抜け落ちてしまったのでしょうか。それとも、たまたま展示されていなかったのかしら。でも、屏風の裏書きは見たような気がするのですよね。それもまた、妙な話です。
以前に彼の作品を見た時はモディリアニが連想されたのですが、今回は(テレビ画面を通しての鑑賞ですが)浮世絵の美人画の系譜に連なるのだな、と今更ながら気付きました。そう考えると作品を見なおしたいと思いますし、岡山は無理でも伊香保くらいなら行けないことはないなぁと。ただ、夢二記念館はなぁ…。夢二単独での集客力は限界があると想像できますが、オルゴールやら何やら統一感のなさと入館料の割高さは勘弁してほしいもの。リピーターになるには、二の足を踏んでしまうのですよね。

『鶴見和子を語る 長女の社会学』、半分ほど読了。
*最後まで残れる欲は知識欲いまわに近く好奇心燃ゆ
*このままに意識薄れて死にゆけばうれしからんと思う日もあり