気まぐれなサイコロVR

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GⅠ 高松宮記念予想

2005-03-27 09:54:52 | 競馬
年に一度の中京でのGI。基本的に混雑が嫌いな性分なので、この日ばかりは競馬場に行かないことにしています。ただ、毎年思うことで、このGIがローカル開催で行われるのは非常に疑問。以前のように夏の開催でやってほしい。その方が盛り上がると思う。

【中京11R:高松宮記念】
◎⑱アドマイヤマックス
○⑫プレシャスカフェ
▲⑦メイショウボーラー
△⑤ゴールデンロドリゴ
×④ウインクリューガー
×⑮キーンランドスワン
×⑬カルストンライトオ

中京というややトリッキーなコースでフルゲート。毎年、枠順による差が大きいといわれている。確かに大外枠に入ると不利は否めない。3角までに距離があるとはいえ、短距離ではコースロスが最後に響いてしまうだからだろう。さて、こんな前置きを書いて、大外枠に入ったアドマイヤマックスを本命にしたのは何か矛盾しているようにも思ってしまう。ただ、この馬を推したいいくつかの理由がある。前走の阪急杯では、直線の伸びは強烈で、上がり33秒8。開幕週だけあって、前が止まらなかった分差しきる事までできなかった。不得手といわれる右回りであれだけの脚が使えたのは好調の証拠といえる。今回は得意の左回りに変わることは強調材料。またこの馬、武豊Jが鞍上の時とそうでないときの差が大きい。脚の使いどころが難しいだけに、それを駆使できる武豊Jがドバイに遠征しなかったことは大きい。武豊Jが勝っていないGⅠの一つ。それだけに今回勝利を期待したい。最後に大外枠の件について触れる。基本的に大外枠は不利といわれているが、過去のこのレースのデータを紐解いて見ると、GIに昇格後、18頭で争われたのは5回ある。そのときの18番枠の着順は(0・2・2・1)と勝鞍はないものの、複勝圏には4頭が入っており、その確率は80%ということになる。これだけ見ると、絶対的に不利ということはできない。逆に言えば、力があれば克服できなくはないということである。3走前のCBC賞でも16頭立ての大外枠で0秒2差。あの時は先行馬に有利な展開だった。今回は速い馬がそろいハイペース必至。差しも少しは決まる馬場。これだけの条件があるからこそ本命とした。
対抗はプレシャスカフェ。1200mは芝・ダート合わせて7戦7勝と負け知らず。前哨戦でも強い内容だった。12番枠は絶好枠。先行馬を見て動くことができるだけに、きっちり差してこれる筈。調教での動きも絶好調。ここも勝ってスプリント不敗を続ける可能性も高い。メイショウボーラーが再度芝路線に挑戦。今年に入ってからのダートでの強さは無敵に近いものがあった。昨年までは芝ばかり走っており問題はない。ただ、こう見るとダート向きということができ、現状で芝のスピード勝負には一抹の不安がある。また、今年に入って4走目。もともとこの春の目標がここにあったわけではないことを考えると、GIを勝ってもう一度体調を完全に持っていくことは難しいのかもしれない。中4週で時計をだしたのが2回。ここは気がかり。
穴評価はゴールデンロドリゴ。年末のCBC賞ではあっと言わせた激走。中京巧者ということができる。今年に入ってからの2走はパッとしないが、2走前は4角での不利。前走は発馬で後手を踏むとそれぞれに敗因がある。調子自体は問題ない。スタート五分が絶対条件となるが、普通に出れれば、中京で再度の期待もしてみたい。ウインクリューガーは前走の脚に復調の兆しを感じた。2000mよりも短い距離でこそを再認識させられた形。GI勝ちの実績があるだけに軽視はできない。キーンランドスワンも阪急杯で復活の勝利。こちらもようやく体調が上向いてきた。昨年は大外枠から3着。今年も揉まれなければ連対圏の期待は十分。阪急杯では軽視したカルストンライトオ。調教の動きが緩慢でも2着に粘ったのは力のある証拠。今回もハナを切ってどこまで粘れるか。ただ、左回りに良績がないのは不安。あくまで押さえ。

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