気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

7月16日メイン予想

2005-07-16 09:58:08 | 競馬
少し古い話題になるが、先日行われたジャパンダートダービーのカネヒキリは強かった。鞍上の腰の状態なども気になったが、それも問題なさそうだった。それにしてもダートでは敵なしという印象。鞍上とオーナーは芝とダートのダービー制覇となった。波に乗っているとはまさにこのことか。もう一つうれしかったのが、これがフジキセキ産駒のGⅠ初制覇ということ。現役時代から好きだった馬。幻の三冠馬といわれていたのはもう10年近くも前のことである。サンデーサイレンスの後継馬として期待されていたが、最近は後輩のダンスインザダーク。スペシャルウイークの陰に隠れる形になっていたが、逆襲に転じることができそう。まだまだ活躍馬を出してほしい。
今週からはくぼ競馬が開幕。はくぼというのなら、もう少し遅い時間を最終レースにしてもいいのではと思ってしまう。せめて18時前後だろう。はくぼ競馬に伴い、メインレースは函館が9R、小倉が10R、新潟は従来どおりの11Rとなる。間違えないようにしなければ。

【小倉10R:西日本スポーツ杯】
◎⑩マルブツブリザード
○⑬スリーロケット
▲⑫ゴッドノーブル
△⑥ジョーフュージョン
×④ツルマルオトメ
×①ホーマンテキーラ

いよいよ夏の小倉が開幕。これで本格的な夏競馬といえる。馬場状態も絶好なはずで今年も開幕週は先行有利、高速決着の予感大。メインはメンバーを見る限り、上位と下位の力の差がはっきりしている感があり、順当な決着になりそう。メンバーの中で1200mの持ち時計№1のマルブツブリザードのスピードに期待する。3歳の春に7秒台のタイムはなかなか出るものではないが、それをやってこなすあたりこの馬のスピード能力の高さをうかがわせる。前走のファルコンSは最終日で馬場状態が悪く、前半3ハロン33秒0で行っては止まってしまうのも当たり前。ただ開幕週の小倉ならそれで粘りこめてしまうだろう。ハンデ54キロも他馬と比べると決して有利ではないが、それは他が軽いだけでこの馬には問題ない。まずは逃げ切り濃厚。逆転候補をあげるならスリーロケットただ1頭。近走は2走前を除くと本当に安定している。前走も34秒0-34秒0の平均ラップで快勝。そのときよりも速いタイムを要求される今回は57.5キロのハンデがポイント。この馬1頭だけが重いだけに斤量の克服如何。穴なら小倉を得意としているゴッドノーブル。昨夏は小倉でこのクラスの連対実績もある。今回は休み明けとなるが、放牧先で乗り込まれているという厩舎のコメントからみても走れる態勢は整っているように思われる。ジョーフュージョンは今年に入ってからの2走が冴えないが、実力はある。坂路からコースに替えてしっかり追われており、変化があるなら今回かもしれない。ただこの馬時計がないだけに、7秒台の決着はきつい。軽ハンデの3歳馬ツルマルオトメ、ホーマンテキ-ラもこのメンバーなら十分勝負になる。どちらも1200mがベストの馬。今年の3歳馬は古馬とやっても十分やれており、一発あっても驚けないが。

【新潟11R:新潟競馬場開設40周年記念豊栄特別】
◎⑨シルクディレクター
○④ギミーシェルター
▲⑩フェミニンガール
△⑬レディインブラック
×②ブレイブスペシャル
×⑥マリウス
×⑭トラストセレビー

関東は新潟開催になる。この新潟、直線が長いだけに追い込みが効くかというと決してそうではない。スローの上がり勝負になることも多く、その際は極限の上がりを要求され先行馬有利。それだけにこの競馬場だけは独特の見方をしないといけない。
新潟というか左回り得意のシルクディレクターにとっては待望の季節。本当に右回りと左回りでは走りが違う。前走は休み明けに右回りの阪神ということで軽視したら、2着に突っ込んできた。これは状態面での良さ、地力強化といえる。ハンデも前走と据え置きなら恵まれた。開幕週で差し届かない危険性も秘めているが、まずは大丈夫と見る。ギミーシェルターが対抗。前走は本命に期待したが、初の1200mで速い流れに戸惑っているように見えた。向くと思ったが誤算だった。今回は実績のある1600mに戻り反撃の下地は整ったが、1200の速い流れを経験した後だけに折り合えるかどうかが好走の鍵を握る。ただ、左回りに変わるのはプラス。降級となるフェミニンガールは、調教の動きがなかなかよく注目したい一頭。1600万条件でも大負けしていないだけに、あっさりのシーンがあるかも。レディインブラックは降級の前走は案外の内容。良績は1600m以下に集中しており、前走は距離が長かったのが敗因か。距離短縮するのはプラス材料も時計勝負には不安を残す。ブレイブスペシャルは休み明けは走らないが、得意の新潟コースなら緒戦から動ける可能性も。復調気配うかがえるマリウス、休み明けもパンパンの良馬場がベストのトラストセレビーまで押さえる。

【函館9R:道新スポーツ杯】
◎①エネルマオー
○⑬エムオーウイナー
▲⑩サクラプログレス
△⑪ケイエスアイ
×⑥カリプソパンチ
×⑯ナチュラルリーダー
×⑧ウインドヴェイン

徐々に時計のかかってきた函館コース。今週からBコースに替わってもそれほど大きな変化はないはず。徐々に差し有利になってくるか。前走も本命にしたエネルマオーに再度の期待を賭ける。前走は一瞬突き抜けるかと思ったが、最後に止まってしまった。これは休み明けの影響だろう。一叩きされた今回は最後の粘りも違うはず。時計のないこの馬には力の要る函館コース向き。最内枠を上手く活かせれば結果もおのずとついてくるか。エムオーウイナーは函館巧者。勝鞍すべてが函館ということで、力の要る馬場向きなのだろう。今回もハナを切れそうな構成だけに前走と同じ時計で走れれば勝ち負け十分可能。サクラプログレスの追い込みには要注意したい。最近は最終週に勝鞍を上げているようにパワータイプの馬だろう。それだけに函館コースも大丈夫。多少間隔は開いたが、きっちり乗り込まれており不安はないか。ケイエスアイの前走は51キロの斤量を上手く生かした。開幕日の馬場でも追い込めたように函館コースはぴったりか。別定に替わってもその2走前に結果を残しており問題ない。カリプソパンチの前走の敗戦は不可解だが、格上挑戦の重賞なら気にしなくても大丈夫。再度の自己条件に戻れば巻き返しは可能。ナチュラルリーダーは58キロの斤量克服如何。ダート馬と思ったが、力の要る函館なら芝でもいいのだろう。今回も外枠で上手くもまれなければ連勝も可能。穴なら久々のウインドヴェイン。

人気blogランキングへ ←ぜひクリックを

コメントを投稿