気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

有馬記念予想

2009-12-26 19:22:42 | 競馬
【中山10R:有馬記念】
◎⑧リーチザクラウン
○⑨ドリームジャーニー
▲⑯フォゲッタブル
△⑦マツリダゴッホ
×⑥エアシェイディ
×②ブエナビスタ
×⑩スリーロールス

今年の中央競馬も今日で最後。いつも有馬記念は当てたいと思っているのだが、最近はどうしてこうして…。今年はデータ的に強いとされる4歳馬が不在。JCの上位馬がことごとく回避とやや寂しいのは確かだが、3歳馬が7頭出走してきた。人気割れの一戦で大混戦。
本命は相当迷ったが、JCに続きリーチザクラウンとした。前走のJCは少しペースが速かったし、もう少しリードを保って逃げると思ったが、4角では並びかけられるようでは粘れない。ただ、春先のような制御不能になることはなくなったし、馬体の大幅な増減というのは、前走東京に輸送しても見られなかったことから、若干の成長が見られるのは確か。本格化は陣営のコメントのように来年だろうし、本質的にはマイルあたりを使ってほしいという感じもする。ただ、強烈な消耗戦となった今年のダービーで2着したように、自分の競馬さえ出来れば力は発揮できる。先行馬がそろい展開は少し厳しいかもしれない。ただ、そういったときこそ牽制してしまいマイペースの逃げができることもしばしば。この馬との相性は悪いが、最後は気になっている馬から買ってみたい。
対抗はドリームジャーニー。前走の天皇賞は展開負けもあるし、やはり東京コースとの相性が一息というのも影響していたように思えた。今年に入ってからは距離が長いと思われた天皇賞春で3着したように、充実度が違う。宝塚記念勝ちに59キロを背負って2着したオールカマーを見るように、直線の長さも程よく、坂があって一瞬に切れを活かせるコース向き。コーナー6回の中山2500mも昨年の4着を見れば問題はない。ハイペースになればグランプリ春秋連覇の可能性も高い。
週の途中までは本命にしようと思っていたのがフォゲッタブル。夏の小倉で惨敗したときにはガックリだったが、その後は急成長を遂げた活躍ぶり。血統のよさが漸く出てきた。前走のステイヤーズSも正味ラスト1000mの競馬。瞬発力勝負も克服したし、長距離戦を連続して使ってきた疲れはないはず。上昇度とルメールJから不気味さ満点だったが、大外の⑯番枠を見た瞬間に頭を抱えてしまった。過去1頭も連対していないこの馬番では苦しい。能力で何とか思っての▲。勝てば来年は古馬GⅠ戦線の主役になる。
このレースが引退戦のマツリダゴッホ。昨年は外枠からこすられて折り合いを欠いてしまった。今年もレース振りに精彩はないが、オールカマー勝ちのように中山の鬼。7番枠なら折り合いもつけやすいはず。上積みはもうないだろうが、究極の仕上げで臨むだろうし、気になる一頭。
エアシェイディは8歳馬だが元気一杯。JCでも5着と掲示板に載ったように衰えはない。中山コースとの相性も良い。昨年3着の実績もあるし、一発大駆けも秘めている。
ブエナビスタは夏以降の3戦はいずれも負けて強し。前走のエリザベス女王杯も直線の末脚は桁違い。勝ち運から見放されているだけに、取り戻すのは来年か。横山典Jへの乗り替わりで、位置を取ってくる競馬をするはず。その際に、いつもと同じような脚を使えるかは微妙な気もするし、調教の動きから前走よりはデキが弱化劣るような気がしてならないのが…。
菊花賞馬のスリーロールスも上昇度は光るが、先週に一杯の調教をしているとはいえ、今週の調教が軽すぎるのは微妙な気がする。他にも気になる馬はいるが、印はここまでとした。