気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

5月5日メイン予想

2007-05-04 23:15:49 | 競馬
簡単に先週の天皇賞の回顧を。勝ったメイショウサムソンには脱帽です。自分から動いていっての勝利。最後は迫ってきたエリモエクスパイアを再度差し返してのものと、この馬の勝負強さや底力存分に発揮できた。菊花賞のときはやはり調子が一息だったのかもしれない。これで今後に向けて更に期待できる。
エリモエクスパイアも走って不思議ない馬だけに驚けない。厩舎の調子の良さに完全に乗った。3着のトウカイトリックは内を突いて一瞬は先頭に立った。長距離戦ならやはり堅実。アイポッパーは唯一後方から差を詰めてきたが、GⅠではやはりあと一歩。骨折が判明していただけに惜しまれる。
GWも後半戦。天気はあまり良くなさそうだが、重賞も各地で行われていて興味深いレースも多い。

【京都11R:京都新聞杯】
◎⑭フェザーケープ
○②タスカータソルテ
▲④マイネルキーロフ
△⑦マンハッタンスカイ
×①クレスコワールド
×⑬ウィルビーキング
×⑨スズカコーズウェイ

例年は皐月賞からの転戦してくる馬が人気してくるケースが多かったが、今年は皐月賞からのステップはゼロ。それだけに未勝利、500万条件を勝ってきた馬の中の順位付けになる。ここにきて2連勝と漸く成長してきたフェザーケープにとって重賞制覇のチャンスと見て本命に。ここ2走は2400mでの連勝だが、以前と違い上がりの速い時計の決着で勝てるようになってきた。これは今の京都の馬場に対しての適性大。1ハロンの距離短縮も問題はない。あとは前走のように前々で競馬を進めることだけ。
対抗はタスカータソルテ。期待したここ2走はさっぱりの内容。ただ、前走にしても直線で脚を余してのものということで、決して力負けではない。勝った2走は4角で外から追い上げていく競馬をしていた。外に出してスムーズな競馬ができれば勝ち負けできる。京都の外回りなら、坂の下りを使っての進出が可能。それと直線平坦な京都もいい。逆転まで可能。
マイネルキーロフはナタラージャには屈した前走も、マイペースで逃げて力を出し切った。使うごとにレース内容も良くなってきた。ナタラージャとの差を考えると、今回のメンバーならチャンスはある。ただ、案外逃げたい馬もいるだけに自分のペースに持ち込めるかが焦点になるが、逃げ残りは一考したい。
マンハッタンスカイは京都の2200mで2連対とコース相性はいい。距離は長ければ長い方がいい。馬場状態もあったが上がりの速い決着に対応して、33秒8で上がったことは成長の証。追ってからも伸びてくる馬だけに展開は不問か。この条件なら一発ありそう。
毎日杯は掛かって競馬にならなかったクレスコワールド。折り合えば2走前のように強烈な末脚を駆使できる。それだけに折り合い如何。最内枠で馬群に入れれば折り合えそうも、この距離はどうかの疑問もある。調教の動きも良く体調は良さそうだけに巻き返しには注意したい。
穴馬ならウィルビーキング。オープンに昇級してからの2走は大きく負けてはいないがあまり見所のない競馬。自己ベストを調教で出したように調子自体は絶好調の感じ。上がりがかかることが条件になる。早くから雨でも降れば浮上の余地はある。
NHKマイルCを痛恨の除外となったスズカコースウェイ。そこでこのレースに回ってきたが、距離に見切りをつけてマイル戦に照準を定めたことを考えると距離の不安はあるが、ここに入れば力は上。差し馬の展開になれば浮上してきそう。あくまでここは押さえまで。

【新潟11R:新潟大賞典】
◎③フォルテベリーニ
○⑮シルクネクサス
▲⑨エアセレソン
△⑤ダンスインザモア
×⑩サイレントプライド
×④ブライトトゥモロー
×⑦マイネルレコルト

ハンデ戦の割りに上位人気馬が好走する傾向の多いレース。ただ、伏兵の連対もあるだけに難しいところ。長い新潟の直線だけに力の勝負になりやすいことと、展開の紛れもあるところがその原因か。今年もかなり難解な一戦だが、重賞でも堅実に走れるようになってきたフォルテベリーニの重賞初制覇の機が熟した。前走はゴール直前で寄られる不利は痛がったが、それ以上に2400mの距離も克服できた事が大きい。確かに上がりの競馬になったことが一因も、それだけ力をつけてきたということ。2走前には超高速決着の中京記念で後方から追い込んできての3着。そうかといえば昨秋の福島記念のように馬場が渋っても対応できる。重賞で好走しても54キロと再度ハンデが据え置きはメンバー的に見て有利。今度こその思いをこめて本命に。
好走と凡走を繰り返しているシルクネクサス。前走は追ってからあまり伸びなかった。2走前は逆にキッチリ伸びてきて2着しており、どうも直線が平坦コースの方が良さそう。4走前にAJC杯で3着したが、かなり前とは差があった。新潟コースは相性がイマイチも、条件さえ合えばチャンスはあるはず。新潟コースだけに早目の競馬はできないにせよ、ハンデ戦なら大きな差はないはず。
2年前のこのレースを勝ったエアセレソン。前走は坂を上がりきったところで脚色が同じになってしまい伸び切れなかったが、2走前の京都記念ではアドマイヤムーンなど強敵相手に4着と好走できた。長期休み明けから使うごとにレース内容は徐々に良くなっている。ベストの距離の2000mに替わり、直線の長く平坦な新潟コースなら逆転まで可能。
ダンスインザモアは2000mの距離を克服できるかどうかだけ。最近のスタートの出遅れは気になるが、2000mならそれをカバーできることもできる。この馬の強烈な末脚なら長い新潟の直線コースは合うはず。あとはスローの上がり勝負で距離を克服できるような流れならチャンスはありそう。
サイレントプライドは新潟コースとは好相性。昇級戦の前走でも重賞で4着なら好走した方。直線で盛り返したようにレース内容は悪くなかった。あれならオープンでもやっていけるメドはたった。血統的に見て2000mでどうかというところはあるが、素質で克服できるかもしれない。ただ、重賞で連対もしていない馬が55キロのハンデはやはり見込まれたか。
ブライトトゥモローは使うごとにレース内容は良くなってきた。前走でも上がり33秒0の脚を使ったように切れ味ある末脚が魅力。新潟は初めても左回りは2戦2勝と好相性。力はオープンでも足りることは確か。やはり2000mの距離克服がこの馬も鍵。
マイネルレコルトは新潟で重賞勝ちしたように思い出のコースに戻っての復活に期待したいが、やはり距離がどうかだけ。前走は2走目のポカとしか考えられないか。3走目の今回は走り頃。調教の動きはいいだけに復活あっても驚けない。

【東京11R:プリンシパルステークス】
◎④ゴールデンダリア
○⑦ニユービギニング
▲③キングオブチャド
△⑫ビンチェロ
×①ウエイクアイランド
×⑨プラテアード
×⑥トップウイーク

ダービートライアルだがメンバーの半分弱は1勝馬。このメンバーならゴールデンダリアの素質で十分勝ち負けできると見て本命に。前走は展開不向きだが、キッチリと差しきった内容が強さを示していた。デビューした頃から素質の高さは見せていたが、漸く地力が追いついてきた感じ。東京でも勝ち鞍はあるし、距離延長も問題ない。好調さと勢いでここも勝ってほしい。
対抗はオープン特別勝ちの実績あるニュービギニングは、今回のメンバーなら勝ってもらわなければ困るのだが、やはり追い込み一手の馬だけに展開に左右される面がやはり不安。長い東京の直線は合うはず。2月の共同通信杯のときはまだ馬が若かった。レースを使われて慣れてきたし、あの時とは違うはず。中2週の再度の輸送でこれ以上馬体が減らなければという条件はつく。
キングオブチャドはまだ1勝馬。勝つまでにかなりの時間を要したが、戦ってきたメンバーを見れば仕方がないところもある。昇級戦の前走で好走したように相手なりのタイプ。それだけにこのメンバーなら1勝馬でも侮れない。今週の調教はラストの伸びが良かったように好調キープしている。
距離面での不安はあるがビンチェロは折り合い如何。テンションが上がりやすいタイプだけに輸送がどうかの不安はある。ただ、折り合えればこの距離も克服できるはず。血統の良さを活かしきれていないが、前走勝ったことを契機になれば。
休み明けになるが前走の内容が良かったウエイクアイランド。前走の上がりが素質の高さをうかがわせる。いきなりはどうかだが、連対の可能性ならありそう。
プラテアードは連闘も逃げ切った前走が快勝。なかなか勝ちきれなかった馬だけにメンバー弱化はあったにせよ勝ったのは良かった。相手なりのタイプだし自在の競馬ができるのも魅力。1ハロン延長に対応できれば。
トップウイークは2走目の前走で内容一変。コース替わりはプラスになるはずだし、一発の可能性は秘めている。

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