宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

「宮代町地域の圏央道工事の様子が良く分かります」 日本橋梁が圏央道架橋工事展示室を開設 

2010年06月15日 19時56分41秒 | 宮代ニュース
宮代町地域を走る圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の横町高架橋上部工事を担当している日本橋梁(東京都中央区、松田彰社長)は、工事の詳細を知ってもらうため、工事概要などを記したリーフレットやビデオを設置した展示室を高架橋工事現場に開設した。



日本橋梁が施工中の工事は、圏央道埼玉県区間58.4kmのうち、宮代町部分の347mの「圏央道横町地区第2高架橋上部工事」。



6月から工事が進められ、現在、橋桁を架設する工事が進められており、来年2月の完工をめどに順調に架設部分が延びている。



日本橋梁ではこうした工事への理解と、工事概要を一般に知ってもらおうと展示室を開設したもの。



展示室は、自由に利用することが出来、工事の様子を知ることが出来るほか、希望があれば担当者が説明を行うことも可能。



展示室の説明によると、今回施工中の高架橋上部工事は「プレートガーター橋の少数I桁橋」という新しい形式。



工場でコンピュータ制御によって制作・組み立てされた部材を現地に運び、大型クレーンで持ち上げ架設する。



「大型クレーンは360トンを持ち上げることが出来る」「インド象は1頭約5トン」と、わかりやすく説明がされている。



なお、圏央道工事の埼玉県部分は入間市木蓮寺から幸手市木立の58.4kmで、このうち入間市と桶川北本IC間は開通済みで、残り部分については今のところ平成24年度の全体開通とされている。


「杉戸を環境先進のまちに」 第7回杉戸アースデー始まる 19日まで

2010年06月14日 17時18分10秒 | 宮代ニュース
「杉戸を環境先進のまちに」をメインテーマに食べ物から環境を考えようという「第7回杉戸アースデー」が12日から杉戸町の生涯学習センターで始まった。19日までエコ関連展示が行われ、19日(土)には各種エコ関連の実演が予定されているほか、電気を消してスローな一時をと手作りろうそくをともすキャンドルナイトを実施する。



6月5日の「世界環境デー」(国連)「環境に日」(日本)を中心に6月は環境月間。



杉戸町では、杉戸町の環境保護、地球温暖化防止、町民の環境活動への参加を呼びかける環境啓発イベントとして「第7回杉戸アースデー」を生涯学習センターを会場として6月12日(土)から19日(土)までの間開催しているもの。



12日~19日の間、生涯学習センターオープンギャラリーで、すぎとエコグリーン、生活クラブ生協、SOHOすぎと、くすのきエコデーなどの団体や個人によるパネル展示が行われている。



19日は、パネル展示と共に午前9時30分から、各種団体による「環境クイズ」や「エコトーク」「踊り」「ビデオ」などさまざまな実演が行われる予定。



19日午後7時からは、エンディングイベントとして「キャンドルナイト」を実施する。



これは、「夏至の日に電磁を消してスローな夜を」と呼びかけている「100万人のキャンドルナイト」に呼応して行われるもので、手作りキャンドルをともし、家族、友人などと、スローな時間を過ごす。


16グループが演武を披露 「第8回宮代町太極拳連盟交流大会」を開催

2010年06月13日 19時41分53秒 | 宮代ニュース
宮代町で太極拳を楽しむグループが一堂に会して日頃の鍛錬の成果を発表する「第8回宮代町太極拳連盟交流大会」が13日、進修館大ホールで開かれ、16グループが参加して素晴らしい演武の数々が披露された。



宮代町でも太極拳を通じた「健康づくり」が盛んで、その輪は拡大してきている。



町内各地で13教室が宮代町の公共施設を中心に開講され、多くの人が太極拳を楽しんでいる。



こうした、各教室を中心としたグループが宮代町太極拳連盟という形でまとまり、各種のイベントでその妙技を披露しているほか、初心者入門教室などを開いて、太極拳活動人口の拡大につとめ、健康増進に寄与している。



13日は、太極拳連盟を構成する各グループが進修館大ホールに集結。



日頃の鍛錬の成果を発表しあったもの。



入門・初級の演武から24式・呉式をはじめ、扇や剣の演武なども披露された。



また、交流大会ということで、宮代町内はもとより



伊奈や栗橋など埼玉県内や野田からも参加が見られた。



演武発表後は懇親会やアトラクションなども行われ、太極拳を楽しむもの同士、交流を深めた。




「異文化講座~ケニアの文化と生活」を開催 みやしろ国際交流ネットワーク

2010年06月13日 16時43分12秒 | 宮代ニュース
「ケニアは43の民族からなる共和国。公用語は英語とスワヒリ語。宗教はプロテスタントがトップで仏教徒も数%」といった、ケニアの興味深い文化や生活が13日、宮代町の進修館で紹介された。



これはみやしろ国際交流ネットワークが定期的に開催している「異文化講座」の一つとして、日本工業大学に留学中のケヴィン・ンガリ・ムリィティ氏がケニアの今を講演したもの。



30名ほどの参加者は、知っているようで知らないケニアの文化や生活をメモをとりながら熱心に聞いていた。



講演といっても堅苦しいものではなく、質問が随所で飛び出し和気あいあいとした異文化講座となった。


救急車利用の3つの条件を提唱 東埼玉総合病院「公開医療講演」 宮代町で開催

2010年06月12日 19時56分43秒 | 宮代ニュース
「大病院でも助けられない命を、地域のチームワークで助けたい」。地域医療に取り組む東埼玉総合病院(埼玉県杉戸町清地2-2-11、高井孝二・院長)は12日、宮代町の進修館で「第7回公開医療講演」を開催した。



この講演の中で中野智紀医師は、救急車の乱用が医療現場の疲弊を生み、助かる命が助からなくなること、救急コストの増大が地方財政を圧迫していることなどさまざまな弊害を引き起こしているとして、地域医療を支えるために住民が出来ることとして、救急車を要請するときの3つのポイントを提唱した。



3つのポイントとは
●入院が必要なほどの症状であること
●命に関わる症状であること(意識がない、けいれん、麻痺、激しい(ハンマーで叩かれたような)頭痛・胸痛・腹痛、息が苦しいなど)
●自分だけでは移動できないとき



埼玉県は人口10万人あたりの医師の数が全国一少ない。宮代町や杉戸町、久喜市など埼玉県東北部の6市3町の「利根保健医療圏」は埼玉県の中でも医師の数が少ない状況である。

このため、東埼玉総合病院など利根保健医療圏の病院や診療所など医療機関では、高齢化の進展に対応できる地域完結型の医療体制を構築しようと各種の検討が進められている。

こうした中で、この7月からは、利根保健医療圏の病院や診療所がオンラインのVPNネットワークを構築し、診療情報をデータベース化する新しい医療ネットワーク作りがスタートする。



こうした、医療側の動きを知ってもらうと共に、住民としても出来ることを検討実施してもらい住民・行政・医療機関などが一体となった地域医療体制の構築を進めるため、医療機関と住民が情報を共有する一助として「公開医療講演」が開催されている。



今回で7回目を数える東埼玉総合病院主催の「公開医療講演」は13日、宮代町の進修館で行われ約80名ほどが聴講に訪れ、各講師の話に熱心に耳を傾けていた。



第1部は「栄養よろず話」と題して同病院栄養科の志村祐子・管理栄養士が、塩分を減らす具体的な方法。



第2部は「急病時にはどうする?救急車?」と題して同病院中野智紀・医師が地域医療体制構築への取り組みと実情とともに患者として急病時にどう対処すべきか。



第3部は「狭心症について」と題して、同病院循環器科の福田良昭・医師が、最近の狭心症の診療技術など--の各講演が行われた。



第2部はこれまで、地域医療に関する絵本の朗読が行れてきたが、今回からは、第二段階として、住民としてより良い地域医療体制に協力・参加し、医療機関と一緒に育てて行けるかを具体的に考えていくシーリーズとした。

その第1回は、急病になったときの救急車の利用について。

「待たされたくない」「すぐ診て欲しい」「どこの病院に行けばいいのかわからない」「救急車は無料だから」という論外な理由での救急車利用や軽い怪我や風邪などの軽い病気で救急車を要請する件数が多く、搬送された患者の50.8%が軽症で救急車を使う必要のない状況である。

救急車の乱用とも言うべき利用の弊害がさまざまなところに出てきており、こうした利用を是正するため、徳島赤十字のように、入院の必要がない軽症の人が夜間や休日に救急受診したときは、保険診療費とは別に3150円を徴収するなどの動きも出始めている。

こうした中で、中野医師は「救急車を使うかどうか見分ける3つのポイント」を提唱したもの。