師走に小さなヒマワリの花？が咲く 宮代町本田地区

12月というのに、宮代町本田地区の畑で、ヒマワリに似た小さな花が咲いて道行く人を驚かせている。その花の正体は『ヤーコン』



ヒマワリに似た花をつけるがヒマワリに比べると花は極端に小さく、あまり目立たないため見過ごされていることが多。しかし、花が少ないこの時期に開花するため、気付いた人は「こんんあ時期に」とビックリ。



ヤーコンは主に塊根を収穫する作物で、霜など寒さに弱いとされているところから、数回霜が降りたら収穫としているところが多いため、この時期に収穫を免れて花を見られるのは珍しいこととも言われる。



この畑の場合、ふくらみかけて蕾も多く、まだ花を見ることも可能な状況。



ヤーコンは南米アンデス山脈地方原産のキク科の植物で、塊根にフラクトオリゴ糖を大量に蓄積するため、整腸作用や血糖値を抑制効果などがある健康作物として栽培が進んでいる。また、葉はハーブティーとしても利用されている。



こうしたことから、地域おこしの特産品として栽培を行う地域もあり、宮代町でも栽培を行っている畑が見られる。