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「宮代への愛 行動に誠」の姿勢で町政にあたる 庄司・宮代町長

2009年12月01日 16時52分14秒 | 宮代ニュース
宮代町議会は1日、12月定例議会一般質問が始まり、庄司・新町長の町政運営について質問が集中した。この中で庄司・新町長は町政にあたる基本的な姿勢として「宮代町への愛 行動に誠」を掲げた。

また、選挙期間中、町民に示したマニフェストの具体化に4年間の任期中、全力であたるとの姿勢を強調したが、これからの具体的な取り組みについては「来年度予算案を編成しているところであり、明確に申し上げられない」として、詳細を明らかにしなかった。

榊原・前町長の全面的な支援を受けて当選しただけに、榊原町政を継続するのか独自色を具体的にどのように打ち出すのかが注目されたが「良いものは引き継ぐが、見直すものは見直す。『農のあるまち』は、宮代町の骨格となるものであり、引き続き推進していくと共に、少子高齢化対策、産業振興にはより積極的に取り組んでいきたい」とした。

庄司・新町長は就任の挨拶で、「『住みたい町、住み続けたい町、住んでよかったと思える町』、これが私の考える魅力ある宮代の姿です」として、「公共改革の徹底」「健康で、安心安全に暮らせるまちづくり」「学校教育の充実と地域文化の振興」「町の魅力アップと産業の振興」「町の賑わいの創出」の5項目を重点施策としてあげている。

一般質問で「住みたい町、住み続けたい町、住んでよかったと思える町とはどういうまちか」との問に、庄司町長は次のように答弁した。

○それは、どれだけそのまちが好きかということだと思う。まちを好きになる要素としては、建物や産業、交通・インフラなどもそのひとつではある。しかし、地域でのコミュニティ活動、いざというときの助け合い、そういったものが重要で、そうしたなかで過ごす時間の流れが「住んでよかった」という感情につながっていくと思う。
○それは、日ごろのスポーツ活動や趣味、隣近所との活動など、日常的な人と人とのつながりが「住みたい町」「住み続けたい町」をつくるということだと思う。どんなに街や道路が整備されていても、人と人とのつながりのないところには住み続けたいとは思わないのではないでしょうか。
○こうした人と人のつながりが「自分たちの町を自分たちで良くしていこう」という動きになると考える。行政で出来ることは財政上限界がある。だが、そうした町民の「町をよくしていこう」という気持ちで、町はどんどん良くなっていくと思う。
○そんな町民と行政が一体となった町づくりが私の目指すところである。