『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

初恋の人

2010-03-09 16:06:49 | Weblog
社交の場・大衆浴場





(幼き時代の思い出は、周辺の環境や建物などしっかりと記憶に残っています。心に強く刻み込まれているのと同じように、建物の木の柱や梁などにも、そうした心が深くしみ込んでいるのです。)




 春と云えば、恋が芽吹く時でもあります。


いくつになっても恋する事は、本当にいいものです。



 私の座右の銘の一つに、『恋するように仕事をしたい』との本のタイトルにもあります

が、その言葉のごとくに、日々を行動して取り組んでいます。



 そうすると、本当に毎日がウキウキワクワク、そしてドキドキの充実した毎日を送ってい

ます。


 私の初恋は、皆さん驚くかもしれませんが、小学校の2~3年だったと思います。場所は赤

岡町本町にあった大衆浴場の男湯の中でした。51~52年くらい前の話ですが、今でもはっき

りと覚えております。



 私も父親に連れられて、その人も父親に連れられて男湯に入っていたのです。父親同士は

知り合いだったようでした。



 甘酸っぱい、気恥かしい遠い昔の出来事ですが、その光景は一生忘れえない思い出となっ

ています。その方もどこにいるのやら、もう還暦を迎えるころになりました。



 そうした思い出の大衆浴場も数年前に取り壊されてしまいました。



 人の歴史や生きた証がお家にはしっかりと刻みこまれ、今は亡き人の歴史をとどめてその

心を伝えてくれるのが、古いお家なのです。その心が、古民家にはぎっしりと詰まっている

のです。



 そうした貴重な、人間の生きた遺産の空き家や古民家を、誰が守ってくれるのでしょう

か。 私には、それら家々の悲しい声が聞こえてならないのです。






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