笑い話 ２。

野良猫を飼うつもりで、玄関で餌をやっていました。猫を持ち運び出来るかごも買いました。ネットに入れて獣医さんの所に連れて行こうと試みましたが、ネットに嫌がって入りませんでした。犬は吠え続けているので、家で飼う事が出来なかったのです。家の外の小屋で飼わざるおえなくなったのです。夏は車の窓を開けっ放しにしてあるので、そこで寝泊りしていたようなのです。猫の毛だらけに車のシートなっていました。真夏に何度かウンチが３本ほど車の中にしてあるのです。それを取ったらこっぱみじんになってしまったのです。あの炎天下の中だったのでそうなってしまいました。カラカラ状態でした。車にうんちをするのも、何か理由があるはずと猫を飼っている人から言われました。飼って貰いたいのに、飼ってあげられなかったからなのかなと思っています。その猫は来なくなったのです。たぶん交通事故で死んでしまったのかなと思っています。飼ってあげられなくて可愛そうな事をしました。真っ黒な猫を見るたび黒ちゃんの事を思い出します。緑の瞳の猫でした。鳴き声も弱くて遠慮がちに鳴いているのです。弱い猫なんだなと思い自分と重なる所がありました。私もしょせん弱い人間なんです。