このところ「2012年 土用 間日」などのキーワードでこちらブログ記事検索で訪れる方が多くなっています。土用の間日について、気になさる方が多いのですね。
今年2012年の土用と間日はこちらです。
- 冬土用(今) 1月18日~2月3日 間日1月18・19・21・30・31日・2月2日
- 春土用 4月16日~5月4日 間日4月18・26・27・30日
- 夏土用 7月19日~8月6日 間日7月22・29・30・8月3日
- 秋土用 10月20日~11月6日 間日10月25・27・29・11月6日
- 2013年冬土用 1月17日~2月3日 間日1月24・25・27日
そもそも土用とは、昨年の記事のとおり、「木・火・土・金・水(もく・か・ど・ごん・すい)」の五行説を季節にあてはめたもののうち、四つの季節からはみ出た「土」を五番目の季節としたもの。しかし季節は四つ。そこでこの五番目の「土」を四等分し、各季節の変わり目(変節目)に挿入したものが「土旺用事」で、略して「土用」です。
この土旺用事の期間は、土公神(どくしん)という土の神が支配する期間でとされ、土木作業や園芸作業など土に関わる作業は慎むとされています。しかしこれでは人間にとって都合が悪く、ていよく解釈するものが現れて土公神が時々天上界に戻る日があるとされ、それが「間日(まび)」、その日は土木作業などが行える、とされています。
日の十二支が次になるが、それぞれ土用期間中の間日です。
- 春土用 巳・午・酉
- 夏土用 卯・辰・申
- 秋土用 未・酉・亥
- 冬土用 寅・卯・巳
◇ ◇ ◇
ところで「土用丑の日」というと、夏の暑い時期に「ウナギを食べて夏を乗りこえましょう」というウナギ屋さんのセールスコピーですね。それがこの寒さ一番厳しき冬土用でも、「ウナギを食べて冬を乗りこえましょう」と、浜松のウナギ屋さんが頑張っておられるとのニュースがありました。
丁度、夏土用の真逆の季節。冬土用の最後は節分で、いわゆる追儺(ついな)の行事。穢れを祓う意味合いのとおり、人も元気をつけて寒を乗りこえねばなりません。ある意味、冬の土用でもウナギを頂くのは、理にかなった事でもありますね。今年は1月29日が丑の日になります。
・・・かく言う私、ウナギなんてここ何年も口にしておりません。
土用にかんして調べてたどり着きました。
いろんな人が土用に関してかいていますが、こちらの記事がとても分かりやすく説明してありました。
仕事柄土用にも基礎工事をしてるのですが、土用の意味を詳しくしらなかったのでブログの記事にしたいと思います。
そこでこちらの記事にリンクを貼らせていただくと共にトラックバックさせていただき、一部記事を引用させていただけません?
よろしくお願いいたします。
お墓とは、まさに土に係るお仕事ですね。
私が暦について関心がありますので、話題として土用についての記事も書きましたけど、土公神や土いじりの忌日などは、それぞれで判断されればよい事だと思います。
ただ、季節の変わり目が「土用」の時期(季節)でもあり、心の面でも体の面でも変調をきたすかもしれず、動きに無理をかけず怪我の無いように、こんな習慣が出来たのかな・・・と思いますね。
リンク張って頂いても全くかまいません。
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