5月4日は恒例の、本山だんじりパレード。東灘区の初夏の風物詩です。
この時期、西宮から灘にかけての地域で、‘だんじり’が出る祭礼が各所であり、その中で東灘区の摂津本山駅前を通る山手幹線を使って、10の地域(財産区)からだんじりが集まる「本山だんじりパレード」が5月4日、今年は薄い曇天の下開催されました。
今年は田中区のだんじりは修繕中だそうで、パレードの参加はありませんでした。
昨年は12時30分の始まりで今年もそれに合わせましたが、小学生以下の子供が曳く「こどもだんじり」が、野寄、西青木、田辺のだんじりであり、その後の午後1時からが本番でした。
一同に会するだんじりということで、画像はそれぞれのだんじりです。(撮影順)
田辺
西青木(にしおうぎ)
野寄
森
北畑
小路
中野
岡本
魚崎
ここに挙げた地域名はその昔、明治22年まではそれぞれが独立した村でした。だんじりも一時期衰退していたものの古くから続いているものでもあり、しきたりも地区で微妙に違うそうです。
だんじり同士が出会うと、こんなパフォーマンスもあります。
こちらはその場でクルクル回るパフォーマンス。
これらのだんじりは、5月3日~5日にかけて、地域の氏神様を祭ったお宮さんへ「宮入り」の神事があり、北畑、中野、小路、田辺は以前梅のときに紹介した、保久良神社まで上ります。坂が急なので大変でしょうか。
だんじりパレードのセレモニーでいつもお話される、「東灘区の一年は五月が基点」という行、分かるような気がします。
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