mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

メールの宛先に敬称を入れるのでしょうか

2010年05月27日 | デジタル・インターネット

 今日、ネットでYahoo!JAPANを見ていたら、「メールの宛先欄に“様”がついていないのは失礼か?」などという記事がありました。つまりこれ、電子メールの宛先欄である「To」「Cc」或いは「Bcc」に入れるアドレスなり名前なりに“様”など敬称を付けるべきかどうかという内容です。

 時間が経てば消えるかもしれませんが、記事のアドレスはこちら。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100527-00000002-inet-inet

 まず第一に私が驚いた事。そんなメールの宛先欄に敬称を付けるなど思いもよりませんでした。青天の霹靂 。あの「To」はあくまで宛先であり、メールを送る信号部分であり、様だの御中だの貴下だのとは次元が違うところと思っていますし、実際そうです。

 でも上のアドレス記事を読むと、4~5年前までは「宛先欄には敬称をつけるべきだ」という論調が多かったらしい。これには二度ビックリ。私、かれこれ電子メールを使い出して10年になりますし、現在のアドレスを得てからは日常の連絡の90%は電子メールを用いています。でもこんな話を聞いたことはただの一度もなく、そもそもメールソフトの「To」欄にアドレス以外の文字を入れたら、誤動作するのでは。或いは余計な文字列が存在する送信できないか、いずれかだと思います。あ、当方OE(Outlook Express)使用です。

 そして更に驚いた事。記事はアンケート結果を基に構成しておりますが、「受け取ったメールの宛先(To、Cc)欄の自分の名前に“様”がついていなかったら」との設問に対して約45%の方が「失礼と思う」という結果であったとのこと。この数字にはダイレクトに「失礼な!」だけではなく、自分が送った場合に「失礼なのかな?」という意見もあるそうです。重ねますがこの結果は驚きです。

 ちなみにこのアンケート回答で、私のような「意識した事が無い」が約17%とのことで、案外少ないものですね。「気にならない」は約38%だそうです。「気にならない」ということは「気になる」かどうか選別する意識があるのでしょう。いずれにせよ実行するか否かは別として、メールの宛先に敬称を入れるという習慣が、私の全く知らないところで脈々と続いていたのですね。いや「いた」ではなく現在進行形で「続いているのですね」。

 私からメールを受け取った方はお分りかと思いますが、私はまず一行目に先方様のお名前を敬称を付けて書いております。稀に略しますけど。そして一行おいて私の名前、そして場合によっては立場も。それから本文に入ります。通常の手紙でも若干省略するとこの形になるからです。

 しかし中にはこのスタイルは取らず、いきなり本文をはじめる方がいて、私はこの方が「失礼な!」と感じます。聞くと「誰から届いたのか分るがね~」。「メール届いたらアンタ宛だがね~ぇ」。あぁ、そんなことだから、宛先「To」欄に様を入れる発想が成り立つのだろうか。

 そして末尾の締めがなく、本文のまま終了。これ書きかけで送信してしまったミスなのか、それとも本当にここで終わりなのかどうかが分りませんね。必ず文章(要件)の最後であることが分るような文字が欲しいものです。それが署名ですけど、自動で入ればあまり意味もなさそうな。

 ところで宛先の話で、いわゆる郵便物での私の考えですけど、宛先のお名前で様だの殿だのにこだわるよりも、確実に名宛先へ届けるために、正しく住所を表記し、名前も正しく記すのが一番大切だと思います。様だの御中だのはこれを踏まえてからの話。仕分けの方、配達の方に分る様に書きたいものです。迷子郵便は無くしたいですね。


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