『ファイプロワールド』の
酒のツマミにでも
してもらいたい
私の偏った
プロレス観あれこれ。
今回は以前に
リクエストをいただきました
「ヒール論」について
語らせていただきます。
ただし・・・
これはあくまでも
私が個人的に考える
ヒール論であって
他のプレイヤーさんの
キャラクターや
ファイトスタイルを
否定するものでは
ありません。
まず、
『ファイプロ』で
ヒールレスラーを
使っている皆さんへ。
ヒールは・・・強いよ?
残念ながら現状・・・、
いえ、将来的にも
ずっとそうなんだと
思いますが
『ファイプロ』世界で
ヒールは強いです。
相手を流血させる技、
気力ダメージの高い技を
使用できるので
勝利しやすくなりますし
展開で見せるという点でも
反則技やラフ技などの
インパクトの強い技の
選択肢が増え
試合にも緩急を
つけやすくなります。
『ファイプロ』においては
ヒールの方が
ベビーフェイスよりも
スタート時点から
圧倒的に有利だということ、
その事実を
肝に銘じておかなければ
手の付けようのない
キャラクターが
生まれてしまいかねません。
続いて、
ヒールの定義について
ちょっと考えてみましょう。
私の中で大事にしている
絶対のヒール哲学が
「ヒールは嫌われ役で
最終的には正義が勝つ」、
ココなんですよね。
やっぱりプロレスは
勧善懲悪であるべきだと
思っていますので。
私の思い描く
理想のヒールってのは
卑怯な手段を使って
勝つことを目的と
しているのではなく、
卑怯な手段で
お客さんの心を煽って
思わず正義側を
応援したくなる
気持ちにさせられる
選手なんですよ。
この記事では便宜上、
「古典的ヒール」と
呼称することにします。
・・・でも
「悪くて強くてカッコイイ」、
現代ではそういうヒールが
増えていると思いますし
むしろベビーフェイスよりも
ヒールの方に人気が集まる、
そんな構図も生まれています。
これはこれで
時代の反映だとも
思ってるんですよね。
みんな、日常生活での
鬱々とした気持ちを
発散する為に
プロレスを楽しんでいる
ことでしょうから
より非日常を感じる為には
現実世界とは違う側、
ヒール側を応援する方が
実はお手軽で
理にかなっている。
時代のニーズに
合わせて生まれた
コチラの共感型のヒールを
「現代型ヒール」とでも
名付けておきましょう。
現代プロレスでは
実のところ
ベビーフェイスとヒールの
定義や垣根が
だいぶ曖昧に
なってきています。
ナックルパートを撃つ
ベビーフェイスや
反則をしないヒールも
増えました。
選手の個性ではなく
反体制側という立ち位置から
ヒールユニットを
結成するケースも多いです。
新日本のロスインゴや
ノアの金剛なんかは
コッチですよね。
先にも書きましたが
私の思う理想のヒールは
ファンから嫌われる選手、
古典的ヒールの方ですが
『ファイプロ』の
オリジナルレスラー界隈が
人と人との交流で
活性化している世界ですので
嫌われ役を演じるというのも
なかなか難しい話で
事実、界隈でも
現代型ヒールの方が
圧倒的に多いです。
まぁ、そりゃそうだ(笑)
続いて、反則について。
必殺技の一撃で
決着がつきやすい
WWEでは
イス攻撃や急所攻撃は
必殺技と同価値の
破壊力を持っています。
イスは人間の体よりも硬い、
急所は鍛えることが難しい、
当たり前のことですが
お客さんを一発で
納得させる力が
凶器攻撃や急所攻撃には
あります。
一方で
日本のプロレスでは
凶器も急所攻撃も
WWEのソレほど
必殺の威力を持つ技とは
認識されていないように
思います。
試合の流れの中で
ヒール色を強調する為に
使用するムーブというか。
そしてその価値は
リングによっても様々。
それこそデスマッチ系の
団体であれば
また変わってきますしね。
こうした背景もあって
凶器や急所攻撃に
プレイヤーが思い描く
イメージにも
違いが生じてきます。
ある人にとっては
必殺の一撃であるはずの
急所攻撃が
ある人にとっては
ボディスラム感覚の
技だったり・・・。
更に面倒なことに
凶器も急所攻撃も
素人である私たちにも
経験則でその痛みを
想像できるんですよね。
パイプイスに
足をぶつけたり
ドッジボールが
股間にヒットしたり・・・。
だからそれらの攻撃が
「悶絶するほど痛い」
ということは理解できると。
しかしながら、
ブレーンバスターや
パイルドライバーは
普通に生活していたら
喰らわないじゃないですか?
痛みが想像できない。
だから、ある人の場合は
イス攻撃や急所攻撃は
ブレーンバスターよりも
強烈な技だと想像しますし
またある人にとっては
パイルドライバーほどの
ダメージはないだろうと
感じてしまうと。
大切なのは
相互理解だと思っています。
凶器攻撃や急所攻撃の
技のランクの位置づけには
個人差が生まれやすい。
これを理解していれば
多少の価値観のズレも
全然許容できると
思うんですよ。
もちろん、
手が合う、合わないは
出てきてしまうとは
思うんですけどね。
今やヒールは
憎むべき対象から
社会への不満を持つ
自分の代弁者、
はたまた憧れの存在へと
そのあり方も
変わりつつあります。
「悪の華」とか
「アンチヒーロー」なんて
言葉もあるくらいですしね。
そう考えると
ヒールがどうこうってより
ベビーフェイス側が
損な役回りだと
ちょっと不憫にも
感じてしまいますが
だからこそMr.しもは
究極のベビーフェイスを
目指していきたいですね。
えっ・・・、
サミングだの急所攻撃だの
さんざんやってるだろうって?
それはそれ、ですよ!
【ファイプロエディット過去記事】
さぁ、ファイプロワールドに
備えて空想しよう!
2017年3月
プロレスラー然とした
レスラーのススメ
2017年5月
「観客満足度」について考える
2017年6月
オリジナルレスラーを
お披露目しよう!
2017年6月
弱点は最大の愛嬌!?
2017年6月
アイデンティティーの重要性
2017年6月
Mr.しもの基本戦術(ファイプロ編)
2017年7月
はじめはみんな素人だった。
2017年8月
実在レスラーになりきれ!
2017年8月
「プロレスごっこ」のススメ
2017年8月
リングネームって大事!
2017年11月
女子レスラーは奥が深い・・・
2017年11月
エディットポイントに関する話
2018年8月
新日本プロレス格付けチェック
(ファイプロワールド版)
2018年8月
私の作るレスラーの
エディットポイントが
低すぎる件
2018年8月
高き壁、オリジナルのハイフライヤー
2018年9月
たかがプロフィール画面と
侮るなかれ!
2018年10月
自問自答してみよう!
「それ、要る!?」
2019年1月
パーツクラフトで
ファイプロは新次元へ・・・!?
2020年4月
私のフィニッシャー論について書くけど、
きっと参考にはならないと思うんだ。
2020年9月
↑バナーをクリックでランクアップ!
ご協力よろしくお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます