NOAHトーーク！ 2020年6月号

©井賀孝

コロナ禍でも駆け抜けた
プロレスリング・ノア。
5月もTVマッチを
5大会開催し
プロレスの火を
灯し続けてくれました。

こういう状勢でも
試合を続けることに
賛否両論あったとは
思いますけど
私はシンプルに
ノアの試合を
楽しむことができて
嬉しかったですねー。


2020年5月のノア

1.杉浦軍vs金剛の
　イリミネーションマッチで
　桜庭vs拳王が実現！

©プロレスリング・ノア

5.3TVマッチは
杉浦軍と金剛による
ユニット対抗戦の形をとり
シングル6番勝負と
イリミネーションマッチが
行われました。
メインのイリミ戦では
現在のノアマットの
中心選手でもある拳王と
総合格闘技で
伝説を作った桜庭の2名が
最後まで残りました。
まさかこの2人の決戦が
このタイミングで
実現するなんて
誰が予想したことでしょう!?

フィニッシュは
拳王の丸め込みでしたが
これはもう
なるべくしてこうなった、
そんなフィニッシュでしたね。
変化球なフィニッシュに
納得のいかないファンも
少なからずいたでしょうけど
私はこの決着こそ
ベストだったように
思いますけどね。

NEXTは・・・
あるんでしょうか!?


2.勝彦が杉浦を破り
　第2代ナショナル王者へ！

©プロレスリング・ノア

5.9TVマッチでは
GHCナショナル王座戦が
行われました。
強すぎる王者、杉浦に
挑んだ無冠の帝王、勝彦は
杉浦以上に非情な攻めで
杉浦を撃破。
これまで対戦相手を
スカしてばかりだった勝彦が
強さを見せてくれました！

初代王者も強かったですが
2代目王者は
それにも増して磐石かも!?


3.ノアマットに
　魔流不死初参戦!?

©プロレスリング・ノア

5.10TVマッチでは
ノアマットに
グレート・ムタが見参！
そのパートナーは
魔流不死なる謎の選手！
イッタイソノショウタイハ
ダレナンダー？

魔流不死は
古典的なプロレス技を
好んで使っていましたね。
フィニッシュシーンは
まさに天才2人による
神々の遊び!?


4.小峠がスティンガー離脱！
　新ユニット
　「フルスロットル」結成！

©プロレスリング・ノア

スティンガーとして
小川、鼓太郎と
行動を共にしてきた小峠が
意を決して
2人に反旗を翻すと
勢いそのままに
大原、吉岡らとともに
新ユニットを結成。
ユニット名は
「フルスロットル」に
決定しました！

小峠がユニットの
リーダーを務めるのは
ノアではこれが初。
当然、期待していますが
吉岡はそれを素直に
認めていないようで
早くも暗雲も・・・!?


5.清宮を中心とした新企画、
　NOAH "NEW HOPE"が
　スタート！

©プロレスリング・ノア

5.24、5.31のTVマッチでは
清宮海斗にスポットを当てた
NOAH "NEW HOPE"なる
新企画がスタート！
まさに清宮を
スターにするべく
生まれた企画ですが・・・。

試合運びが
上手くなってきたとはいえ
まだまだ波のある清宮。
個人的には
まだ早いかなーと
思ってたりしますけど
清宮ならその期待にも
応えてくれるはず!?

試合の後にはなんと
武藤敬司と
オカダ・カズチカの名を
口にした清宮。
その心意気や良しッ!!


6.ノアの公式ツイッターは
　乗っ取られる!?

©プロレスリング・ノア

ツイッター上の
ノア公式アカウントが
何者かに乗っ取られるという
非常事態が起きました。
ただでさえ世間は
非常事態宣言中だと
いうのに・・・。

・・・で
結局この騒動、
なんだったんでしょうね!?


2020年5月の私的MVP

中嶋 勝彦(3)

杉浦との壮絶な
GHCナショナル王座戦を
制した勝彦を
MVPに選出しました。
異論はないですよね？
YESかNOで答えてくれ！

ちょっと古い画像で
申し訳ないです・・・。


2020年5月のGHCタイトルマッチ

©プロレスリング・ノア

【GHCヘビー】

なし


【GHCナショナル】

5.9TVマッチ
杉浦貴　vs　中嶋勝彦
28分58秒　
ヴァーティカルスパイク
中嶋が第2代選手権者となる。


【GHCタッグ】

なし


【GHC Jr.ヘビー】

なし


【GHC Jr.タッグ】

5.9TVマッチ
HAYATA　YO-HEY
　vs　
小川良成　鈴木鼓太郎
18分25秒　無効試合
HAYATAのベルト返上により
王座空位となる。


5.10TVマッチ
小川良成　HAYATA
　vs　
YO-HEY　タダスケ
3分02秒　両軍リングアウト


5.10TVマッチ
小川良成　HAYATA
　vs　
YO-HEY　タダスケ
16分29秒　へデック
小川＆HAYATA組が
第40代選手権者となる。


こうして改めて
文字にしてみますと
GHC Jr.タッグ戦線が
荒れまくってますねー。
ここにフルスロットルや
杉浦軍ジュニア、
金剛ジュニアが
割って入ってくれると
もっともっと
面白くなってくるのですが・・・。


2020年5月に観戦した大会

なし


コロナですからねぇ・・・。
有観客での興行が
再開したとしても
ちょっと私の立場ですと
安易に観戦には
行けそうにありません。
ぐぬぬ・・・!!



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テレビドラマ『M』の話

©幻冬舎

幸運にもたまたま
テレビをつけていたら
第1話の放送がありまして
それからドハマリして
ずっと見てしまっている
テレビドラマ
『M 愛すべき人がいて』。

それなりに話題にも
なっているようですが
ちょっと古臭い演出や
田中みな実さんや
水野美紀さんの怪演が
ツボなんですよね～。
ネタとしてだけでなく
当時のヒット曲が
ちょろっと流れるのも
楽しめるポイントの
1つだったり。

コロナの影響で
しばらく展開が
ストップしてしまって
なんだかちょっと
勢いが落ちてしまった気が
しないでもありませんが
もうすぐこのドラマも
終わっちゃうんですよねぇ。
寂しいっすなー。



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SEIMEI vs Mr.しも 総括

SEIMEIの陰陽(いんよう)



SEIMEI vs Mr.しも(試合動画)



SEIMEIの晴明



【番外編】
SEIMEIの製作者、支社猫さんと対談！




#他人のレスラーを掘り下げる
シリーズとして挑戦した
SEIMEI選手との物語、
楽しんで
いただけましたでしょうか？
私はとっても
楽しかったですぜ！

オリジナルレスラーとの
シングルマッチって
やっぱり楽しいんですよ。
どんな展開にしても
誰にも文句を
言われることがないですし
先入観とか展開予想とかが
ないところから
始められるじゃないですか？
・・・いやまぁ
もしかしたら相手の
レスラーの作り手さんには
文句を言われるかも
しれないわけですが・・・(汗)

以下は恒例の
製作裏話です。
ネタバレを含みますので
試合動画をまだ
見ていないという方は
先に試合動画をどうぞ。



【SEIMEI】

SEIMEI選手って
世間に初お披露目した
「大炎會2019」のときから
相当個性が光っていた
キャラだと思うんですよ。
見た目と名前の
インパクト勝ちというか。

そのまま突っ走ることも
できたんでしょうけど
このSEIMEI選手、
キャラのインパクト
だけではなかったんです。
まぁとにかく
試合運びがシブい！
組み技の投げ技なんて
びっくりするくらい
地味ですからね！
・・・いや、これ
ディスってないですよ!?
私好みなんです♪

腕攻め中心の
試合運びだけでも
十分魅力的な
設定だったと思うのですが
これがすべて必殺技の
ダブルアームへの布石だと。
素晴らしいじゃないですか！

やり過ぎなように
見えなくも無いですけど
実は攻撃箇所を
分散しているので
勝率もそれほど
高くなかったり
するんですよね。
投げ技地味ですし(2度目)。
その辺ではかなり
バランスも取れてると
思いますしねー。
イイ選手です、ホントに！


【試合展開】

テーマは、「勝つ為の戦い」。

試合のたびに対戦相手を
腕ぷらーん状態にしてしまう
SEIMEI選手が
自身のスタイルに迷うものの
答えを見出し、克服する様を
ピンクのおっさんを絡めて
描いています。

Mr.しもって
クッソ弱いんですけど
それでも彼なりに
どうやったら勝てるかを
考えながら戦ってる
わけなんですよね。
ああいうキャラなんで
ふざけたこともしますけど
それでもやっぱり
勝ちたいって気持ちは
どこかにあるわけで。
この試合でのMr.しもは
そんな隠したナイフを
ところどころで
抜いてくるんですよ(笑)

一方のSEIMEI選手、
自分の必勝パターンの
腕殺し→ダブルアームを
はたして本当に
続けていてよいものかと
悩んでいたのですが
それを克服し
まさに必勝パターン
そのままの展開に持ち込んで
Mr.しもに勝利します。
初見の方にも
SEIMEI選手の
得意なスタイルはコレ！
・・・とわかるような
試合展開を意識しました。


【握手→チンクラッシャー】

この試合を準備している間に
運の良いことに
『ファイプロワールド』に
技クラフトが
実装されました。
これは使わない手は
ないだろうということで
初手から技クラフトを
ぶっ込むことにしました。

テーマに沿った
技が良いだろうということで
騙し討ちみたいな技をと
こんな動きにしてみました。
割と自然だと思いますが
いかがでしょうか？


【呪文】

Mr.しもの呪文も
技クラフトで作った
アピールです。
立ち技の呪文のモーションを
拝借しています。

対戦相手が
陰陽師に由来する
SEIMEI選手ですので
呪術的な技を出してみるも
何も怒らず力みまくったら
なんか気持ち悪い
動きになってしまった、
そんな感じのアレです。


【ヘッドロック(パンチ)】

もともとゲームに
収録されていた
ヘッドロックは
最後にパンチをしてしまい
ユーザー受けは
悪かったのですが
私はこの小ズルイモーション、
好きなんですよ。
レフェリーの死角で
パンチしていたのは
確かに後付けなんですが
今後は適度に
使っていきたいですねー。


【陰陽(おんみょう)渡り】

SEIMEI選手の
拝み渡り＝陰陽渡りは
製作者の支社猫さんから
使ってほしいと
リクエストを受けた技の1つ。
コーナー技ですので
どんなタイミングで使うか
頭を悩ませましたが
やはり反撃に転じる場面が
映えるだろうと思い
中盤で使ってみました。


【伏せかわし】

SEIMEI選手のダッシュ技を
伏せでかわすムーブは
この試合で最も操作が
難しかった場面です。
コツは一瞬早く
伏せを入力してから
ダッシュ技を
出すことでしょうか。


【グラウンドの攻防】

支社猫さん曰く
グラウンドの攻防のあった
TAKAみちのく戦が
良かったとのことでしたので
それっぽいのを入れたいなと。

先に述べましたが
開幕はテーマを意識して
騙し討ちからに
したかったので
あえて終盤に
グラウンドの展開を
持ってきてみました。


【月読命(ツクヨミ)】

SEIMEI選手の
旋回式アームブリーカーからの
ラ・マヒストラルの
コンビネーションは
「ツクヨミ」という名の
1つの技だそうです。
こちらも使ってほしいと
リクエストのあった技ですが
はたしてカウント2で
返しちゃって
よかったんでしょうか・・・!?


【飛びつき腕ひしぎ十字固め】

実はこの技が
この試合で3つ目となる
クラフトした技になります。
この技のあとに
Mr.しもが腕を痛がる
モーションが出るように
腕攻撃力を255にした上で
ギブアップをOFFに
設定しました。
もともとあった技を
データだけ変えたわけですね。

いやー、技クラフトって
私みたいに
動画を作る人間にとっては
試合展開の計算が
しやすくなりますので
ホントにありがたいですわ！


【太白星(たいはくせい)】

フィニッシュは
ダブルアーム
スープレックスホールド。
SEIMEI選手の
必殺技設定の技で
「太白星」という名称が
付けられています。
この技を
回避できなくする為の
腕殺しってのが
ニクイですなー！


【今後のストーリー】

いよいよ女子でイチオシの
あの選手との試合を
撮る決心がつきました！

その為にはどうしても
あの技を技クラフト
したいんですけどねー。
かれこれ
8時間くらい使ってますが
いっこうに満足するものが
仕上がりません。
動画のクオリティーには
こだわりたいので
不自然な動きになるのは
嫌なんですよねぇ・・・。

・・・ってまぁ
上の画像も
なんだか首のあたりが
気持ち悪いんですけど・・・。

もちろんまだまだ
『ファイプロワールド』
オリジナル界隈の選手との
動画もやっていきますよ～！
よろしくお願い
しマッスルスパーク!!



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ゼロワンから主力3選手が離脱!?

©キーステージ21

プロレスリングゼロワンの
高岩竜一、佐藤耕平、
日高郁人の3選手が
退団したそうで・・・。
3人ともゼロワンの
主力中の主力選手、
その背景にはコロナによる
経営難もあったようです。

残念でなりませんが
3選手にとっても
生活があるわけで。
それを考えれば
致し方ないところも
あったのかなと思います。

残った大谷晋二郎と
田中将斗、火野裕士らは
男の中の男なんだと
思います。
私は応援することしか
できませんけど
この3選手には
本当のホントに
報われてほしいです。

何度でも・・・立ち上がれ!!



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SEIMEIの晴明

『ファイヤー
プロレスリングワールド』で
活躍するオリジナルレスラー、
SEIMEIとMr.しもの
シングルマッチは
SEIMEIが必殺の
ダブルアーム
スープレックスホールド、
「太白星(たいはくせい)」で
勝利した。



試合開始直後から
握手と見せかけ
チンクラッシャーを見舞う
騙し討ちを見せた
Mr.しも。
序盤からこの一戦に賭ける
執念を感じさせた。



対するSEIMEIは
セオリー通りの腕攻めで
反撃に転じる。



執拗な腕への攻撃に
思わず降参の
アピールを見せる
Mr.しも。
だが、これも
Mr.しもの張り巡らせた
罠の1つ。
油断したSEIMEIに
目突きからの
ヘッドバットを見舞う。



SEIMEIの武器は
腕攻めだけに非ず。
トップロープを
歩いてからの手刀、
「陰陽渡り」や
華麗なミサイルキックで
観客を沸かせた。



Mr.しもも負けじと
得意のしもドリラーで
反撃するものの
カウント3どころか
カウント2も奪えず。



なおもMr.しもの
両腕を攻め続けるSEIMEI。
Mr.しもはその痛みに
思わず悶絶！



再度の命乞いも
SEIMEIが勝機を逃す
はずもなく・・・!?



伝家の宝刀、
太白星(たいはくせい)で
3カウントを奪った。



「勝つ為に戦え」、
Mr.しもがかつて
SEIMEIに
無自覚に諭した教えを
体現するような戦い方で
Mr.しもを降したSEIMEI。
ファイプロ界の
一等星を目指す彼の戦いは
まだ始まったばかりだ。

　　　　　　　　　　　　THE END
　　　　　　　　　　　　to be continued･･･!?



★Mr.しもの中の人の裏話★

支社猫さんの
オリジナルレスラー、
SEIMEI選手の物語を
描きたいと思ったのは
自身のスタイルに
迷いを感じていた姿に
「人間味」みたいなものを
感じたからなんですよね。

私はプロレスゲームで
オリジナルレスラーを
作るときの一番の課題は
「いかにして無機質な
コンピューターゲームの
キャラクターに
人間味を吹き込むか？」、
そこにあると
思ってるんです。
完璧なキャラクターを
人は愛せないものですし
美しいビジュアル、
カッコイイ技があれば
その選手を
好きになるかといったら
そういうわけでもない。
人が人を好きになるには
「共感力」みたいなものが
必要だと思うんですよ。
SEIMEI選手は
まさにそのど真ん中を
突き進んでいましたので
物語を書くのも
そう難しくは
ありませんでしたねー。

本当はもっともっと
SEIMEI選手の見せ場を
作りたかったんですけど
尺の都合もありますし
そもそもコンセプトが
#他人の選手を掘り下げる
・・・なので
その選手の得意な展開を
見せなきゃですので
やれることも
限られてしまいまして・・・。

続きは・・・WEBで!?



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