お菓子教室&食育コミュニティ キッチンスタジオ「横浜ミサリングファクトリー」

「お菓子作りが上手になりたい」「きちんとした基礎を身に付けたい」「失敗しないお菓子作りが学びたい」
お菓子作りは科学。

古いレシピ本、思い出と未来

2010-03-01 21:10:28 | Misaling Factoryの日々
こんばんは!ミサリングファクトリー松本です。
いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。

先日キッズファクトリーの生徒さんが、「この本買ったのー。」と見せてくれました。とてもかわいらしいお菓子のレシピ本でした。いろいろ作ってみたい!彼女の心の中は幸せでいっぱいに見えました。

私も子どもの頃、お菓子の本を2冊持っていて、「これは作れるかな?」「今度これを作ってみたいなぁ」と飽きることなく眺めていました。大切に使っていたその2冊は今も手元にあります。


そしてこちら、中学生の時に買った本です。



▲アリスの国の不思議なお料理(文化出版局)
ジョン・フィッシャー作 開高道子訳


現在、復刻版で文庫本が出ているようですが、これは貴重なハードカバーです。不思議の国のアリスは日本でも人気ですが、挿し絵がオリジナルのジョン・テニエルのものはなく、この本を見つけた時は狂喜したものです。挿し絵の模写ばかりしていました。(用途が違うだろ)
イギリスのレシピの日本語訳のため、当時は聞いたことも無いような手に入らない材料が多く、結局ひとつも作ったことはないのですが、私にとって特別な一冊。





この本はミサリングファクトリーの本棚においてあるのですが、この前、初めてうちにいらしたHさんが手に取り「この本、私も持っています。」と。「テニエルの絵のものはなかなか無かったんですよ。」というと、そう!そう!とふたりで大興奮。前日の夜、久しぶりに手に取って見たところだったとか。Hさんはフランス菓子教室に通うYさんのお友達。夏にうちのスタジオでおふたりのサロンコンサートをやることになっていてお会いしたのです。すごいご縁にびっくりしました。

しかもHさんはパイプオルガン奏者。なにげなくYさんに「私、パイプオルガンが大好きで・・」という話をしたら「こんど一緒にやるHさんはパイプオルガン奏者なんですよ」と。お会いするのを楽しみにしていた方なのです。

これは導かれてますね。


今は本が売れず、電子ブックの時代に入りつつありますが、こんな素敵な派生が生まれるのは、紙の本ならでは。本はやっぱりいいなぁって思います。子どもの頃に出会った大切な本との関係は一生の宝ですね。

ハードカバーの本の良さが今さらながら分かりました。こんなに月日がたっていてもきれいですもの。




もしかしてブログを見て、「私も持っている!」って言う方がいるかも?
そのさいにはぜひコメント下さい♪




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