―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

名作椅子の可能性

2006-10-15 11:50:22 | BOOK
21世紀にはいってからの椅子の作品を集めた本、
Newest Chairs

21世紀でも
すでに有名どころの地位を確立しているデザイナーから
新進の新しいデザイナーまで。
自分の好み的にはデザインは
結構ベタなシンプルなのが好き
特に革と鋼鉄の組み合わせ

自分があまり奇抜なのが得意でなく、
シンプルで直線的なデザインが好きなので、
奇をてらったデザインはやっぱりあまり得意じゃない。
だから今ドキすぎるデザイナーには
なかなか触手が動きがちではなかったり・・・

でもこの本を見てみて、
ちょっと椅子が好きなら知ってるデザイナーだけじゃなく、
新進気鋭の椅子も、いいなぁと
最近新しいものを「いい」と思う感性が
鈍りがちだった気がする。
うぅー、ダメだぁ。それって良くない。
錆び付きがちな自分の感性のとこをくすぐられて、
かっこいいし、見てるだけでくらくらくる
やっぱり好きだなぁー、椅子。
久々に脳のいいとこが動いたような。
と思いつつ、
最近実物の家具あんまり見てないなぁと
ふと気付いてしまってしょんぼりしたり・・・

                  

この本に出てくる椅子を眺めていると、
名作椅子として後世に残るデザインは、
「素材」なのかなぁと思ったりした
デザインで残ってる椅子はもちろんだけど、
ブロイヤーの鋼鉄の技術であったり、
トーネットの曲木の技術であったり、
イームズの合板を曲げる技術であったり
今までその素材で出来なかったことを
出来得る技術を生みだして応用する、
そういった椅子は確固たる位置を
椅子の歴史の流れの中で持ってるわけで

そう思うと今の現代、
技術が進みに進んだ中で、
新しい技術や発想を出すのは
とてもとても難しいことだなぁ、と
今回の本を見ていても、
ウレタンの素材をパンのように焼いたり、
家具を溶かしてみたり、
素材の実験の模索と思える椅子も多かった。
いろんな素敵なデザインがくるくる毎年出る中で、
21世紀の名作椅子として残るのは、
これだーっていう素材を見つけることなのかなぁと
そんなことも考えつつ読んだ一冊

家具は実物見てのとこが多いし、
実物触れたいなぁ・・・
定期的に自分のアンテナを活性化しなきゃ。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
形態は (gaki)
2006-10-15 13:56:52
機能に従う。by形態親方
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機能主義 (とも)
2006-10-15 23:52:31
>gaki

に尽きる思想。

びば!ルイス・サリバン
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機能主義・・・ ()
2006-10-16 23:41:38
なはずやけど、

部屋が広いならアクセントになるような椅子がぽ~んとあると、

部屋に帰るのが楽しくなるかも

アクセントになる家具が欲しいけど、

部屋が狭くなるから我慢×②



どんな人か知らんけど、

びば!ルイス・サリバン
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Unknown (とも)
2006-10-16 23:59:22
>直

なおの部屋、多少家具置いたってひろびろやーん

CDラックとかかわいかったー☆
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気づいてくれてた? ()
2006-10-17 19:30:41
気づいてくれててうれしいなぁ

あのCDラックは、私のこだわりやねん

あれをマイカルで購入して、

あの長さのまま自転車で持って帰ってん。

通行人の邪魔もいいとこ・・・。

買ってよかった
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さすが(笑 (とも)
2006-10-18 00:24:25
>直

あのながさのCDラックをそのままって・・・

結構背の高いラックじゃなかった??

直らしいなぁ。

またあそびにいくねー!

次は直の家から出勤するわぁ
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