―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

大正浪漫

2006-09-04 22:08:19 | ART・建築
ふらっと美術展へ
「竹久夢二と大正ロマン画家展」

                  

独特の大衆文化が花開いた大正時代。
その頃のモダンな美人画を集めた展覧会
竹久夢二が中心なので一番作品点数も多かったけど、
高畠華宵、伊東深水、中原淳一といったところの
作品も多く展示されていて、
こじんまりとした展覧会の割に見応えあり
特に中原淳一の作品については、
最近、じっくり見てみたいなぁと
思わされる本を読んだので、
原画や版画、雑誌の表紙など、
たくさんの作品を見れて大満足
目のくりっとした少女像に、
大正の香りが漂う艶やかで斬新な配色。
原色の綺麗さ、配色の巧みさにため息
竹久夢路の描く女性像のシルエットもさすが。
ゆるっと力の抜けた線と様々な構図。
掛け軸等の後姿の立ち姿が秀逸

今回の展覧会で意外に惹かれたのが、
岩田専太郎の描く美人画。
挿絵等は描写が実写すぎて
私の好みとするところではないものもあったけれど、
美人画の女性の輪郭と色遣いが本当に秀逸
着物の柄と色の艶やかさが今も目に残っている感じ

                  

自分と母に展覧会でのお土産を買って帰ったら、
母は密かに夢二の「大人のぬりえ」が欲しかったらしい・・・
「大人のぬりえ」最近はやってるけど、
まさか母が欲しがってるとは思ってなかったなぁ。
自分なら中原淳一のぬりえの方が欲しいけど、
また今度本屋さんで母に買ってってあげよっかな

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9 コメント

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そぅ! (とも)
2006-09-07 23:44:44
>gaki

あたしが行ったのもそれ!

授業はうけてないなぁ(笑



バウハウスの流れ的にはデッサウに移転してからの流れが好きよ。ミースの建築や家具は単純に「いい」と思う。



ブロイヤーのパイプ椅子、B3、いわゆるワシリーチェアのデザインはほんとしびれます。

バウハウスとしてはワシリーチェアよりもチェスカが有名だけどね。

デザイン力もそうだけど、「鋼管を曲げて」家具をつくる、っていう発想と技術はほんとに革新的だと思う。

確かどっかの会社の自転車のハンドルの曲線にあこがれて「鋼管を曲げる」ことを思いついたんじゃなかったかなぁ。

何で読んだかは忘れたけど。。。

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京都国立近代美術館 (gaki)
2006-09-07 23:16:17
でやってたやつ?

行ってたんや!

奇遇!おれも行ってました。

あれさー、予備教育の体験授業やってたんやけど、

もしかして受けたりした?

人多すぎて受けられなくて。内容がめちゃ気になる!



>建築学科

ってことはイッテンよりはむしろグローピウス寄りですね。



余談ですが、ブロイヤーのパイプ椅子かっこいいね。

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ロマネスク (とも)
2006-09-07 00:12:55
>momo

いいなぁ夢二美術館!

ほんとデザインとかもカワイイよねぇ。

椿とかのお花のテキスタイルとか。

挿絵っぽいイラストのデザインとか。

和風モダンって感じで心がくすぐられる



>gaki

そういえば!

言われてみれば、

2、3年前に京都でイッテンの回顧展行った時に

夢二の作品も展示されてたわぁ

今思い出した

バウハウス、一応建築学科なもんで、バウハウスって単語だけでうずうずしちゃうわ(笑



>むむむ

んー、惜しい!

こじんまりとした展覧会だから

会期も短いんよねぇ。。。

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山へ (むむむ)
2006-09-06 23:29:30
あらー

いいなあと思ったら、5日までやった。。。

ざんねーん
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卒論 (gaki)
2006-09-05 23:45:27
「バウハウスの造形芸術教育とヨハネスイッテンについて」



やったかなー。

イッテンっていうカリスマ教師がバウハウスに居辛くなって辞めて自分で開いたイッテンシューレっていう学校に墨絵の先生として夢二を招いたんよ~。

確か・・・w
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夢二すき♪ (momo)
2006-09-05 23:09:19
こないだ東京いったとき、夢二美術館いったよ~

こじんまりで人もいないし(笑)、ゆっくり鑑賞できたわ。

人物画以外も、いろんなデザインとかしてて、それがまたかわいい!大正ガールも夢中になったんやろねぇ。
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あらま (とも)
2006-09-05 22:29:05
>gaki

そうなん!?

そいや文系さんだったねぇ(笑

夢二さらっと立ち寄った割に結構良くて、

長居しちゃったよー。

どんな卒論かいたのー?



>SHIN

大正デモクラシー。

燈台モトグラシー。

・・・読んだよ(笑

とりあえず10円が見つかったようでなにより(笑

夢二は肢体っていうか、ゆるっとくずした立ち姿を描いた構図が、いいなぁ。

個人的には夢二の描く女性の顔はあまり得意ではなくて、構図とかシルエットとか空白の使い方が好き。

なので、今回も夢二よりも中原淳一や岩田専太郎の方が足のとまった時間は長かったかなぁ。

なんとなく、色鮮やかなのが、今の好みみたい☆

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大正つながり (SHIN)
2006-09-05 00:42:11
たまたま私も大正の記事を書いたところ。

私のブログとは内容が大違いだけどな。

夢二は是非行きたいね。

しなやかな肢体が何とも女性らしくていいね。
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Unknown (gaki)
2006-09-05 00:33:39
夢二いいね~。

僕のつたない卒論にちょこっと登場しましたよ。
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