母に誘われて、休日の午後大阪市立美術館へ。
母のお目当ては特別展示の小野竹喬展。
(HPより拝借)
小野竹喬さんという画家を私は良く知らなかったのだけれど、
母は前から好きな画家だったよう。
実際に美術館を訪れてみると、
最終日前日のせいか、思ったよりもかなりの盛況ぶり。
日本画家ではあるけれど、日本画らしからぬ色使いの絵が印象的だった。
時代によって同じ画家とは思えないほど作風が違っていて、
写実的な水彩画のような日本画の時代、
鮮やかな色合いの時代、
グラデーションがとても綺麗な時代、など。
共通して感じさせられたのは日本の自然は美しいなぁということ。
光、時間、うつろいといったものを愛でるのは日本人ならでは。
岩絵具だからのっぺりした絵なのに、切り取られた風景や時間は清澄で繊細。
特に中盤の時代が日本画らしからぬ色使いで、
橙、黄、緑、青の使い方がとても印象的だった。
橙と青を互いの影に使い合うような使い方で、
ぱっと見たときの印象は、まさにセザンヌの風景画。
日本の土の色をああいうセザンヌのような
橙や肌色の色使いで表現されている絵というのはとても不思議な印象。
岩絵具独特ののっぺりした平板な感じと、色使いが不思議ながらも印象的。
後で母が買った図録をぱらぱら見たら、
作風が西洋画のセザンヌに影響を受けたとあるのを見て、やっぱり!ととても納得!
その鮮やかな色使いの時代の絵が小野竹喬さんの特徴ではあるけれど、
個人的には後半に出てくる水彩画のようなグラデーションの作風が好きでした。
特に透明感のある空の色。
青からピンクへの色の使い方が綺麗だなぁ、と。
例えばこういう作品
(HPより拝借)
疲れたけど、誘ってもらえて良かったかな。
母が図録を最後購入していたので、また実家に帰ったとき見せてもらお。
母のお目当ては特別展示の小野竹喬展。
(HPより拝借)
小野竹喬さんという画家を私は良く知らなかったのだけれど、
母は前から好きな画家だったよう。
実際に美術館を訪れてみると、
最終日前日のせいか、思ったよりもかなりの盛況ぶり。
日本画家ではあるけれど、日本画らしからぬ色使いの絵が印象的だった。
時代によって同じ画家とは思えないほど作風が違っていて、
写実的な水彩画のような日本画の時代、
鮮やかな色合いの時代、
グラデーションがとても綺麗な時代、など。
共通して感じさせられたのは日本の自然は美しいなぁということ。
光、時間、うつろいといったものを愛でるのは日本人ならでは。
岩絵具だからのっぺりした絵なのに、切り取られた風景や時間は清澄で繊細。
特に中盤の時代が日本画らしからぬ色使いで、
橙、黄、緑、青の使い方がとても印象的だった。
橙と青を互いの影に使い合うような使い方で、
ぱっと見たときの印象は、まさにセザンヌの風景画。
日本の土の色をああいうセザンヌのような
橙や肌色の色使いで表現されている絵というのはとても不思議な印象。
岩絵具独特ののっぺりした平板な感じと、色使いが不思議ながらも印象的。
後で母が買った図録をぱらぱら見たら、
作風が西洋画のセザンヌに影響を受けたとあるのを見て、やっぱり!ととても納得!
その鮮やかな色使いの時代の絵が小野竹喬さんの特徴ではあるけれど、
個人的には後半に出てくる水彩画のようなグラデーションの作風が好きでした。
特に透明感のある空の色。
青からピンクへの色の使い方が綺麗だなぁ、と。
例えばこういう作品
(HPより拝借)
疲れたけど、誘ってもらえて良かったかな。
母が図録を最後購入していたので、また実家に帰ったとき見せてもらお。