久しぶりに、ぶらっと大山崎山荘美術館へ。
お目当ては、今開催中の企画展、モネの青、ピカソの青
大山崎山荘美術館を訪れるのは2年ぶり。
ちょうど今と同じ紅葉の季節。
久しぶりに訪れた美術館はやっぱりとても居心地の良い空間。
美術館の存在自体がそこに切り取られてあるのではなく、
街から歩を進めると、少しずつ美術館へと誘われる。
もとが別荘だった美術館なので、
美術館へと近づくと、庭園や、背後の山々の借景など、
街と美術館の間の空間があって、それがとてもいい。
色づき始めた紅葉、
近づくと聞こえてくる滝の水音、
さえずっている鳥の声、
近くのお寺の鐘がごーんとなる音…。
美術館のエントランスに近づくと、
よりはっきりとなる滝の音に、木々の揺らす風のざわめき、
敷き詰められた玉砂利のじゃりじゃりという音と、
足裏に感じる玉砂利を踏みしめる感触。
今回の企画展は、「青」とテーマとした企画展。
美術館の企画展としてはかなりめずらしい。
よくあるのは、画家であったり、印象派やキュビズム、
フォービズム、バルビゾン派といった
流派による展示だと思う。
それらを超えて、
ただ「青」という色に着目した企画展。
展示されていたのは、
モネ、ピカソ、ルオー、シニャック、河井寛次郎など。
同じ青でも、
ピカソは青の時代の頃のもので悲しい印象を受けるし、
ルオーはルオーらしく黒が強調されて力強い。
シニャックはスーラのような点描画の時期を過ぎ、
モザイクのような描き方をしている頃のもので、
水彩画のような透明感を持った明るい作品。
モネは語るに及ばない秀逸なグラデーション。
4点モネの作品があったけれど、
青から薄紫、黄金色へのグラデーションは
ずーっと見ていても、飽きることがなく…。
そして久々に訪れたけれど、
作品の質の高さと、こじんまりとした佇まい、
とても居心地の良い空間でくつろげた。
美術館に行くと、ともすればぐったりしてしまうけれど、
大山崎で過ごす時間は、
大きな美術館や人の集まる企画展では味わえないゆったり感。
ぼーっとリラックス出来て、
そのゆったり感が、自分にとってとても貴重なもの。
ここで過ごす時間を大切に、
また定期的に訪れよう
お目当ては、今開催中の企画展、モネの青、ピカソの青
大山崎山荘美術館を訪れるのは2年ぶり。
ちょうど今と同じ紅葉の季節。
久しぶりに訪れた美術館はやっぱりとても居心地の良い空間。
美術館の存在自体がそこに切り取られてあるのではなく、
街から歩を進めると、少しずつ美術館へと誘われる。
もとが別荘だった美術館なので、
美術館へと近づくと、庭園や、背後の山々の借景など、
街と美術館の間の空間があって、それがとてもいい。
色づき始めた紅葉、
近づくと聞こえてくる滝の水音、
さえずっている鳥の声、
近くのお寺の鐘がごーんとなる音…。
美術館のエントランスに近づくと、
よりはっきりとなる滝の音に、木々の揺らす風のざわめき、
敷き詰められた玉砂利のじゃりじゃりという音と、
足裏に感じる玉砂利を踏みしめる感触。
今回の企画展は、「青」とテーマとした企画展。
美術館の企画展としてはかなりめずらしい。
よくあるのは、画家であったり、印象派やキュビズム、
フォービズム、バルビゾン派といった
流派による展示だと思う。
それらを超えて、
ただ「青」という色に着目した企画展。
展示されていたのは、
モネ、ピカソ、ルオー、シニャック、河井寛次郎など。
同じ青でも、
ピカソは青の時代の頃のもので悲しい印象を受けるし、
ルオーはルオーらしく黒が強調されて力強い。
シニャックはスーラのような点描画の時期を過ぎ、
モザイクのような描き方をしている頃のもので、
水彩画のような透明感を持った明るい作品。
モネは語るに及ばない秀逸なグラデーション。
4点モネの作品があったけれど、
青から薄紫、黄金色へのグラデーションは
ずーっと見ていても、飽きることがなく…。
そして久々に訪れたけれど、
作品の質の高さと、こじんまりとした佇まい、
とても居心地の良い空間でくつろげた。
美術館に行くと、ともすればぐったりしてしまうけれど、
大山崎で過ごす時間は、
大きな美術館や人の集まる企画展では味わえないゆったり感。
ぼーっとリラックス出来て、
そのゆったり感が、自分にとってとても貴重なもの。
ここで過ごす時間を大切に、
また定期的に訪れよう