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―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

何気ないもの

2007-03-31 22:21:55 | BOOK
藤沢周平 父の周辺

文藝春秋

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藤沢周平の娘、遠藤展子さんが著した
家族の思い出をつづったエッセイ
色々な記憶の断片が綴られていて、
一つ一つはほんと何気ないエピソード。
だからこそほんわかしてしまう。
何気ない日常が幸せなんだと、
そんな日常があたたかな思い出になるのだと、
気づかされる一冊。
ほんわか

思いつくまま・・・

2007-03-16 21:12:27 | BOOK
イッツ・オンリー・トーク

文藝春秋

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なんとなく読んでみて、なんとなく読み終わった一冊
軽いリズムの割りに濃い内容。
男と女。いろいろな設定。
なかなかなさそうで、日常的にあるような
文体はキライじゃない。
でも結構内容が濃くて詰まってるわりに
読後感の薄い一冊
あんまりこういう小説読む気分じゃない時に
駆け足で読んだからかなぁ。。。なんだろ
自分のメンタルがまた違うテンションの時に
もう一度読んで確かめたい。

薬指の標本

新潮社

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独特の空気感
個人的には「博士の愛した数式」より好き。
哀、忘、無、そういう単語が似合う文章
タイプの印字というモチーフに
なんとなく惹かれてしまうのも関係してるのかな。
あたしも誰かにぴったりの靴、プレゼントされたい
自分がなくなりそうでコワイけど。
この本を読んだあとに、
家にあった色々な作家の短編集集めたやつ読んでて、
小川洋子っぽい文章だなぁと思ったら、
やっぱり小川洋子さんの短編だった
好むと好まざるとにかかわらず、
文体に空気がある作家は、やっぱりいいなと思う
「博士の愛した数式」読んだときは何も文体を感じなくて、
ストーリーで売れてるのかと思ったけれど、
その決め付けはちょっと短絡的だったみたい

ぬるい眠り

新潮社

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やっぱり好き。江國 香織 。
好きな作家って、イコール好きな文体
江國 香織さんの文章のすっきりした感じや、
言葉の言い回し、表現、擬音語、
どれもやっぱり好み
特にこういう短編が素敵。
この本に出て来る登場人物と、友達になりたい

「良く稼ぎ、良く使う」

2007-02-28 00:09:25 | BOOK
サントリーの元社長、佐治敬三さん
サントリーでの「お酒」の側面の
オーナーとしての功績は言わずもがな
会社の業績をぐんぐんと伸ばして、
資産を惜しみなく文化活動に投入。素敵

サントリー美術館、鳥井音楽財団、
サントリーホールなどの文化施設を次々と開館。
生き方や人生観、大切にしているもの等が素敵だなぁ、と、
こころから思える人物
その佐治敬三さんを取り上げた番組
私のこだわり人物伝
この番組の2月度が、堺屋太一さんが語る「佐治敬三」
1,3週目も見逃して、
結局2週目しか見れてなかったのだけれど、
今日の4週目は、
「サントリーミュージアム天保山」をとりあげての
安藤忠雄との対談だったので、見ようと決めていた。
2週目に見たものと合わせて感じたのは、
佐治さんの人徳と感受性の豊かさ。
芸術をこよなく愛していたこと。
人生を楽しんでる人生観
何かを成し遂げる大きな人物って、
やっぱり人間的に懐が大きいし、人に慕われる
ばんばん稼いで、芸術を愛して惜しみなくお金をそそぐ。
特別お金持ちになりたいと思ったことはないけれど、
こんな風にお金を使えるなら、
お金持ちになりたい


2週目をみたあと読んだ佐治敬三さんの著書「へんこつなんこつ」
(・・・読んでから昔読んだことあったのに気づいたものの
生い立ちから、サントリーの会社が大きくなっていく様、
扱っているお酒について、
加えて、自分が創設した文化施設に対する思い、
芸術に対する想い、考えが書かれた一冊
へんこつ なんこつ - 私の履歴書

日本経済新聞社

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お金を惜しむところ、お金を厭わないところを
自分でしっかりと持つこと。
自己投資と浪費は別物
ゲーテの格言集でも似たようなくだりが出てくるけれど、
芸術や自然に対する自分の目や意識を養うことで得るものは、
心の豊かさや、キャパシティの大きさに比例するかなぁと。
そういう意味での「浪費」は素敵だと思うし、
そういう価値観でいたい。
いろんな意味で、素敵な大人になりたいもんです

先は長し

2007-02-21 22:00:48 | BOOK
失われた時を求めて〈1〉第一篇 スワン家の方へ〈1〉

集英社

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高校の頃くらいに読みかけて
挫折していた作品。
第一編~第七編までの超大作
プルースト=この「失われた時をもとめて」だといっても
過言でない作品。
様々な訳が出ているし、
この作品を書いたプルーストの心理や時代背景を解説した書籍も多々。
文庫で分かりやすいように訳を見直したという完訳版で
読み始めてみようかと、購入。
結構な分厚さの文庫本で13冊に分冊されての発刊

・・・やっぱり文章は難解
語彙がというよりも、文章の飛びっぷりが。
あちこちに話が飛ぶし、時代も回想と現実が行ったりきたり
ただ、訳者の人が始めの解説で、
「途中でやめないで欲しい」と繰り返し言っていて。
途中分けが分からなくなっても、
第七編で全てが話が融合されて壮大なストーリーが完結するのだから、
最後まで読んで欲しいという趣旨の言葉が、切々と
・・・前書きにも、後書きにも

・・・そう書かれてしまうと、そうなのかなぁと
あらすじ読むと、そそられるし
いつか読もうとぼんやり思っていた作品だし。
気長に読み進めていこうかな、と
ほかに読みたい本を間にはさみつつって感じで
ただ、文庫で買っちゃったのはしくった感有り。
字が大きいのは読みやすさへの配慮なんだろうけど、
個人的に字がまるっこくて大きくて行間も開いているものより、
ある程度細かい方が好み
単行本だとそのゆとりの文字配置が逆に味わいが出て
良かったりもする時もあるけれど・・・。
13冊中4冊買っちゃったけど、
分厚い単行本2冊でまとまってる抄訳版を
買いなおそうかしらと思ったり
・・・読んだらまた感想こうかな。

壮大な時間を経て

2007-02-21 21:36:34 | BOOK
僕らは星のかけら 原子をつくった魔法の炉を探して

ソフトバンククリエイティブ

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ビッグバン宇宙論(サイモン・シン)を読んだ流れで、
読むことにした一冊。
切り口が「原子」という点、
論旨のまとめ方と視点の取り方は、
サイモン・シンのものよりもずっと純粋に物理学。
整然と系統だてられていて読みやすいし、
逆に「ビッグバン宇宙論」を読んだばかりだからこそ
面白い側面があったり。

全く関係ないのだけれど、
アンパンマンのマーチの歌詞の一部の、
「時ははやくすぎる。いつか星は消える
という歌詞をおもいだしました。

焦らされてる・・・?

2007-02-15 22:26:45 | BOOK
Amazonの1Click!
いつもどおり、ぽちぽちーっと1Clickの連打。
全13冊のうち、
とりあえず4冊注文したら、
2、3、4巻が届いて、
1巻が来ぬまま、早2日経過…
うぅ。
軽い焦らされ感

…明日、1巻届くかなぁ…

ある意味で衝撃のある一冊

2007-02-11 23:05:19 | BOOK
こういうルポな視点もあるのだなぁ、な一冊。
世界屠畜紀行/内沢旬子

立ち読みでぱらぱら。
タイトル通り、世界の屠畜場のイラストルポ
屠畜場という場所。そこで行われる行為。作業。
自分は最終的に「肉を食べる」ことは日常だけれど、
屠畜場という場所は私にとって非日常
解体とか、リアルなとこ得意でないし
でも世界では小さい子供に見せるべきと考える国もある。
動物を犠牲にしているということを知るため。
屠畜業に対する世界の国による偏見の違いに視点が。
切り口の角度が筆者の好奇心が透けて見えて面白い。
単純にリアルな肉についてや職人技もすごいし。
持っていたい本かといわれればどうかと思うけど、
こういう世界があることは、知っておいた方がいいかも。

一冊では物足りない一冊

2007-01-27 11:01:12 | BOOK
最近もろもろ読んでたけれど、、、
ここ最近一番一気に読んだ一冊。

「暗号解読」/サイモン・シン

「フェルマーの最終定理」を読んで以来、
サイモン・シンがお気に入り。
合わせて、訳者の青木薫さんの訳し方も、お気に入り
「暗号解読」は古代の暗号から、
今、現代のネットのセキュリティの暗号まで、
暗号の発明と解読、
それらにまつわるエピソードに重点を置いた一冊
古代の暗号で王妃の暗殺の企みの立件が暴かれたかと思えば、
戦争の重要文書のやりとりで
暗号の強弱で戦争の成り行きが決まったり
古代の文書を暗号解読の手法で読み解くことが出来たり。
今、私たちの生活にもネット分野で大きく暗号が関わっていたり…
暗号の種類や理論も面白いけど、
発明された時代背景、
サイモン・シンらしい発明者や解読者の人間性に焦点を当てた
書きぶりに読ませられる一冊。
一つ一つの章で、一冊の本として別にまとめて欲しいくらい。
関連ある暗号の本、もっと読みたいなぁ。
本屋さんでみるようにしよ

LIFE TO TELL

2007-01-07 11:43:55 | BOOK
新年早々、重めの一冊
読みやすさって点では軽め。
内容は、どっぷりと、ディープ

生かされて/イマキュレー・イリバギザ、スティーブ・アーウィン

イマキュレー・イリバギザという女性の強さ
悲惨さ。差別。
ルワンダという国についての自分の無知さ。
想像に絶えない状況の中で、
芯を強く持って、希望を失わない…
自分にはとてもない強さを持った女性。
本当に本当に強い女性だと思う。
精神的に
自分が同じ状況で、
彼女のような積極思考が出来るかというと
とても出来ない

アマゾンの本評価も五つ星の最高評価が全開
ここまで五つ星のオンパレードってのも
なかなかない光景ではないかと。

            

この年末はあまりゆっくりすることもなく
本もゆっくり読めなくて。
その分、年始は風邪気味だったせいもあり、
のんびりこたつで本を読んだり出来たような

年末年始にその他読んだ本
ローマ人の物語24 賢帝の世紀(上)/塩野七生
ローマ人の物語25 賢帝の世紀(中)/塩野七生
ローマ人の物語26 賢帝の世紀(下)/塩野七生
 →なんかだいぶクライマックスっ
  終盤が見えてきた感じ。
  ハードカバーでもう一度一巻から読みたいなぁ

ウイニング・アグリー/ブラッド・ギルバート
               スティーブ・ジェイミソン
 →ザ・アナリティカル!って感じ
  早くテニスで頭が使えるくらいになりたいもんだ

チョコレートコスモス/恩田陸
 →可もなく、不可もなく…。
 
現代建築に関する16章 /五十嵐太郎
 →家でじっくり読むより、電車向き
  建築の流れがさらっとわかる
  個人的にはもう少し細かい点を書いて欲しいかなぁ
  良くも悪くも、表面的なところをさらっとなでた感じ。

住まいとほどよく付き合う/宮脇壇
 →家に転がってた本。いつ買ったんだ…
  生活様式の視点からの、かる~い、エッセイ。
  布団干しとかね、いや確かに美学だわ(笑  

科学者の生き様

2007-01-07 11:09:18 | BOOK
年末あたりにゆっくりと読んでいた本。
ビッグバン宇宙論(上)/サイモン・シン
ビッグバン宇宙論(下)/サイモン・シン

著書は「フェルマーの最終定理」と同じサイモン・シン。
やっぱりこの人の話の切り口、かなり私好み
ビッグバンに関しても、
ビッグバンのしくみだとか理論だとかを
詳しく知りたいなら、
もっと今までに発行されている書物があると思う。
この本は、ビッグバン理論が発生するまでの
天文学社会の動向や
必要な理論が導き出されるまでのところから、
関わった天文学者や科学者の生き様や人間性、
とりまかれた環境といった切り口から描かれている
人間的にダメなところや
科学や天文学と関係ない性格的な視点が
魅力的な一冊

もちろん本題の理論についても、
歴史を追った形で読みやすい。
様々な理論が出来て、
修正されて、
また消えうせて、
また新たな理論が組まれて…

2冊におさまっちゃってるのがもったいないなー。
各章ごとに一冊ずつ詳しく読みたいくらい