学力テスト・首位は秋田、沖縄は最下位…地域格差固定化か(読売新聞) - goo ニュース
昨年に続き行われた全国学力テストの結果が公表されたが、私の住んでいる大阪府は昨年が41~45位、今年が少し上がって34~45位。これ位では上がったとは言わないのか、橋下知事は「このざまは何だ」と府教育委員会をこきおろしたようだ。人件費削減の会議の場で「大阪の教育は違う」と大見得を切った府教委に腹が立ったようだ。結果を見る限りでは昨年と同様に秋田・福井・富山が良く、沖縄・大阪・北海道・高知が悪い。都道府県格差がついてしまっていることは明白で、これでは教育委員会の取組みの差、教師の質の差と言われても致し方があるまい。平均正解率の都道府県格差(公立校)が中学数学A(基礎を問う知識)で22.5ポイントがついたということは、生まれてきた場所によって個人の基本的知識の習得に差がつくということだ。応用力に関しては塾や就学援助を受ける家庭などさまざまな要因に影響されることもあるかもしれないが、基礎力で差がつくと言う事は教育委員会や教師の責任であろう。自分たちの事ではなく、生徒の事を一番に考えて教育をしてほしいものだ。ちなみに教員汚職で21人の採用取消の処分を発表した大分県はと見てみると、やはり全ての科目で全国平均以下だ。しかし大分よりも下にランクする大阪の教師ってどんな採用試験を経てきたのだ。
今日の一枚も、陶板美術館です。